株式会社スクウェア・エニックスは、5月31日に発売を予定しているニンテンドー3DS用RPG「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド３Ｄ」（テリーのワンダーランド３Ｄ）の新情報を公開した。価格は、通常版が5,490円、本体同梱版が20,490円。CEROレーティングはA（全年齢対象）。ローカル通信/インターネット通信/すれちがい通信に対応予定。

　今回は、姉の「ミレーユ」を探すために「テリー」が訪れる「タイジュの国」に存在する主な施設や、オリジナル版から復活するモンスターに関する情報が明らかにされた。

　「テリーのワンダーランド３Ｄ」は、1998年に第1作目がゲームボーイ（GB）用ソフトとして登場したオリジナル版「テリーのワンダーランド」の3DS版。主人公である少年時代の「テリー」が、ある日「ワルぼう」という不思議な生き物に連れ去られた姉「ミレーユ」を探しだすため、妖精「わたぼう」の力を借り「タイジュの国」を舞台に冒険を繰り広げる。

■ 「タイジュの国」に存在する主な施設

　「タイジュの国」は、大きな木の上に作られた国。町全体が枝葉に覆われ木漏れ日が差し込んでいる。この国には、お城をはじめ、「旅の扉の間」や「格闘場」、また「牧場」や「星降りのほこら」が存在する。

全体がいくつかの階層にわかれており、吊り橋を使って行き来する	大樹に守られながら、人々は平和に暮らしているようだ

● お城

　国を治める王様がいる場所。テリーは、ここで王様からのお願いを受けたり、冒険の報告をする。冒険の途中で何度も訪れる、重要な場所でもある。

王様が暮らす場所だけあり、内部はかなり広く豪華な作りとなっている

タイジュ王は、テリーにアドバイスもしてくれる優しい人物	オリジナル版をプレイした人なら思わずニヤリとしてしまうあの名言も

● 旅の扉の間

　お城の中にある階段を下った場所にあり、不思議な世界へ繋がっている「旅の扉」が複数存在する部屋。「旅の扉」は、それぞれまったく別の場所に繋がっており、そこには未知のモンスターが生息している。

複数の旅の扉が、輪をつくるように並んでいる	旅の扉の間を守る兵士は、役に立つ情報を教えてくれる

● 格闘場

　各国のモンスターマスターが腕を競い合う施設。主人公のテリーは、大会に出場できるのだろうか？

町の中腹にある格闘場は、巨大な木をくりぬいて作られている	バニーガールならぬ「バニーおばば」が受付を担当している

● 牧場

　テリーが仲間にしたモンスターを預けることができる広い草原。牧場では、「プリオ」という男の子がモンスターの世話をしてくれる。パーティーメンバーを入れ替えることもできる。

「プリオ」に話しかけると、いつでもモンスターの編成ができる	仲間になったモンスターたちの様子を見られる

● 星降りのほこら

　モンスター同士を「配合」できる神聖なほこらで、「タイジュの国」の下層にある。ほこらの奥にいるモンスターじいさんに頼むと、仲間にしている2体のモンスターを配合し新たなモンスターを生み出してくれる。

小さなほこらだが、モンスターの育成に欠かせないとても重要な施設	モンスターじいさんは、モンスターのことなら何でも知っている

【ほかにも不思議な場所がたくさん存在】
「タイジュの国」には、そのほかにも見所がたくさんある。時には、町を支える大きな木が成長し、町の構造が変化するという噂も流れている。隅々まで探索し「タイジュの国」の秘密を解き明かそう！

■ モンスターマスターたちが腕を競い合う「格闘場」

　格闘場では、モンスターマスターとして冒険を始めたテリーが、やがて開催される最高峰の大会「星降りの大会」に参加するため、各国から集結したモンスターマスターと対戦する。

格闘場の入り口	テリーのような子供でも参加できる。マスターに年齢は関係ないようだ	バトルが行なわれる空間は巨大。国王が観戦する場所も設けられている

格闘場の内部には、広間のほか、出場者の待合ロビーや酒場など様々な施設が設けられている。また、大会に挑むマスターやモンスターたちの姿もあり、マスター同士で交流することもできる

　格闘場でのバトルは、受付にてランクを選択することで参加できる。選択したランクで3連勝し優勝すれば、そのランクはクリアとなる。

受付で参加するランクを選ぶ。ランクは、S、A、B、C、D、E、F、Gまでの8段階にわかれている。その時の実力に合わせて選ぶといいだろう

各国から集まってくるモンスターマスターが対戦相手となるため、3連勝するのは容易ではない。仲間にしたモンスターをしっかり育て万全の体制で挑み、各ランクでの優勝を目指せ！

■ オリジナル版から復活したモンスターたち

　「テリーのワンダーランド３Ｄ」では、オリジナル版「テリーのワンダーランド」（GB）で仲間にできたすべてのモンスターが登場する。今回は、その中から「ファンキーバード」、「コハクそう」、「ビーンファイター」、「メドーサボール」、「やたがらす」の5体を紹介する。

【ファンキーバード】	【コハクそう】
太った体とは裏腹に、軽やかなダンスを得意とする	敵が近づいてくるのを土の中でじっと待つ魔物

【ビーンファイター】	【メドーサボール】	【やたがらす】
普段はおとなしいが、怒るとお腹のマメを飛ばしてくる	目玉の巨大なモンスター。複数のヘビを操り攻撃する	冥界に棲むモンスターで、迷った者を地獄へ連れ去る

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