「AOU2012 アミューズメント・エキスポ」イベントレポート

「DanceEvolution AC」、「機動戦士ガンダムEXVS FB」


2月18日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:1,000円(小学生以下、60才以上は無料)
   700円(特別割引券持参の場合)
   500円(14時から入場する場合)



 「AOU2012 アミューズメント・エキスポ」2日目の一般公開日は、各ブースにて多数のイベントが行なわれた。その中で、KONAMIブースの「DanceEvolution ARCADE」と、バンダイナムコゲームスブースの「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」の2つのイベントの模様をお届けする。


■ 「DanceEvolution ARCADE」スペシャルステージ
  ゴールデンボンバーの「女々しくて」を収録!

「ゴールデンボンバー」のみなさん

 KONAMIの「DanceEvolution ARCADE」スペシャルステージには、人気急上昇中のエアロックバンド「ゴールデンボンバー」が登場。ステージ周辺は駆けつけたファンで埋め尽くされた。「ゴールデンボンバー」の「女々しくて」が「DanceEvolution ARCADE」に収録されていることから実現したこのステージ、Vo-karuの鬼龍院 翔さん、Gita-の喜矢武 豊さん、Be-suの歌広場 淳さん、Doramuの樽美酒 研二さんが登場。

 「DanceEvolution ARCADE」に収録されている「女々しくて」は、ダンスモーションは歌広場 淳さん(淳さん)の踊りをキャプチャーしたリアリティのあるもの。「はじめての経験で、自分がこう踊ったらゲームの中のキャラクターも同じように踊るのが楽しかった」と淳さん。さらに楽曲もゲームバージョンとして大胆なアレンジが施されているという。「ゲームセンターでこの曲を踊るとき、ミニスカートの女子は気をつけて」(淳さん)というほどの激しいものだとか。

 そこで、ステージ上でくじ引きで当たって(?)しまった喜矢武さん、淳さんが実際に「女々しくて」を踊り、スコアだけでなく面白さを加味するというなんとも難しい審査を鬼龍院さんが行ない、負けたほうには罰ゲームというイベントが行なわれた。

 ふたを開けてみると、両者とも最初こそキレのいい踊りをちゃんと披露し、ちょっとあわてた喜矢武さんがコンボをミスして差が付いていた程度だったが、ボルテージが上がってきたのか、途中からお互いが相手の踊りを妨害するという別次元の駆け引きに。特に淳さんは低空ドロップキックで喜矢武さんを吹き飛ばすなど荒業を繰り出したほか、喜矢武さんのポジションで踊ってみたり唇を奪うなどの大混乱(当然このあたりのスコアはほとんど加算されていない)。最終的には自分のポジションに戻り、ラストまで完走、スコアは喜矢武さんが勝利した。そして最終的な鬼龍院さんの審判は……やはり喜矢武さんの勝利となった。「やっぱり(淳さんの)反則が過ぎたね」とは鬼龍院さんの弁。

 続いて、鬼龍院さんと樽美酒さんがKONAMIのオリジナル曲「KIMONO PRINCESS」を披露。華麗なヒップダンスでビートを刻んでいた2人だが、独自のアレンジが入りまくりで振り付けには追いついておらず、あえなく「FAILED」となってしまった。

 そして淳さんの罰ゲームは「女々しくて な恥ずかしいエピソードを全世界に配信!」(本イベントはUstreamにて配信されていた)ということで、淳さんは「いまだに中学校の頃好きだった女の子の名前を週1でgoogle検索してまあす!」と告白(会場からは悲鳴が(笑))。メンバーからは「まあ、やりそうな性格(鬼龍院さん)」、「そこ、メンバーはフォローしようよ(淳さん)」とのこと。

 そしてあわただしくセッティングが行なわれ、ミニライブとなった。「酔わせてモヒート」と「女々しくて」の2曲を披露し、ステージは終幕となった。

 さて、会場ではゴールデンボンバーの「ビーマニ名刺」を配布。さらに、メンバーのサインが入ったプロモーションカードが「DanceEvolution」をプレイしたユーザーに抽選でプレゼントされるという。応募方法などは近日「BEMANIファンサイト」にて発表となる。



(C)Konami Digital Entertainment

■ 「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」スペシャルステージ
  本作の稼働日は4月上旬を予定!

 株式会社バンダイナムコゲームスブースでは「機動戦士ガンダム EXTREME VS.FULL BOOST(機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト)」(EXVS FB)のスペシャルステージが行なわれた。同社の開発プロデューサーである馬場龍一郎氏が登場。

 「EXVS FB」では、「エクストリームバースト」が「アサルト」(一気に攻め込むタイプ)、「ブラスト」(じっくり敵を追い詰めるタイプ)の2タイプから選べるようになる。また、バースト発動中にはすべての機体で「バーストアタック」が発動できるなどの変更点があることなどが紹介された。


 続いて、「EXVS FB」と角川書店の「ガンダムエース」で連載中の「ガンダムEXA」(ストーリー:千葉智宏氏、作画:ときた洸一氏)とのコラボレーションによる「エクストリームガンダム(type-レオス)」がプレーヤー機として参戦するにあたり、パイロットとして「レオス・アロイ」、オペレーターとして「セシア・アウェア」が登場、そのキャラクターボイスを担当する岡本信彦さん、竹達彩奈さんがステージに登壇した。

岡本信彦さんと竹達彩奈さんが登壇!

● 「エクストリームガンダム(type-レオス)」

 元々はex-(イクス)の手によって生み出されたエクストリームガンダムをセシアが「常識的」に改修した機体であり、前作で猛威を振るったex-のエクストリームガンダムと共通する特徴を持つ。



● 「エクストリームガンダム(type-レオス)」格闘進化形態「ゼノン・フェース」

 エクストリームガンダム(type- レオス)が格闘戦に特化した世界のGAデータを得て進化した姿。ex-の生み出した格闘特化形態「タキオン・フェイズ」の性質を受け継ぎつつも、真の武器はあらゆる兵器をも凌駕するその鋼鉄の拳である。

 機体と同様、搭乗するレオスもまたドモン・カッシュを始めとする熱き魂の影響を受け、この形態へと進化した後の彼は燃え滾(たぎ)る心と後先を考えぬ勇気を併せ持つ、極限の漢(おとこ)へと変貌する。



 岡本さんと竹達さんはオーディション時やボイス収録時のエピソードを披露。岡本さんはオーディション時は緊張から「噛み噛みでした」と振り返り、「ゼノン・フェース」時に変化するレオスに対応すべく、張り上げる声を多数収録したため、収録が2日に分かれたという。竹達さんはオーディションの1人目だったそう。収録時は風邪で声の調子が悪く、こちらも2日にわたっての収録となったそうだ。2人が生でレオスとセシアのボイスを披露。会場から歓声を浴びていた。

 本作のロケテストが次回2月20日~26日に新宿スポーツランド本館、およびラウンドワン横浜駅西口店で行なわれる。さらに、本作の稼動が2012年春から、4月上旬予定へと確定したことが明かされ、ステージは終了となった。

様々な情報が改めて公開されたが、稼働日は4月上旬という

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

(2012年 2月 18日)

[Reported by 佐伯憲司]