バンダイナムコ、「ワンピース 海賊無双」プレス発表会を開催!
受注段階でハーフミリオンを達成!
2月13日、株式会社バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 3「ワンピース 海賊無双」プレス発表会をバンダイナムコゲームス本社 ファンシアターにて開催した。さらに発表会の後には体験会も開催された。
まず、簡単に「ワンピース 海賊無双」についておさらいしておきたい。本作は3月1日に発売されるアクションゲーム。価格は、通常版が8,190円、TREASURE BOXが12,390円。
原作が追体験できるモードのほか、ゲームならではの、原作では有り得ないシチュエーションでのプレイも可能となっている。開発は「無双」シリーズを手がける株式会社コーエーテクモゲームスのω-Forceが担当している。
初回封入特典として、オリジナルカスタムテーマ9種が手に入るダウンロードシリアルコード、ソーシャルゲーム「ONE PIECE グランドコレクション」専用レアフィギュアが手に入るシリアルコードが封入される。TREASURE BOXには、ゲームソフトに加え、設定&ビジュアルブック、コレクションピンバッチ全15種、オリジナルサウンドトラックCDが同梱される。さらに特別なデザインのPS3(HDD 320GB)とソフトがセットになった「PlayStation3 ワンピース 海賊無双 GOLD EDITION」(38,170円)も数量限定で同日発売される。
■ 鵜之澤副社長、河野プレジデント、瓶子編集長と豪華メンバーが登壇!ゲーム実演紹介コーナーには藤森慎吾さん(オリエンタルラジオ)、芹那さん(SDN48)も登場!
ファンシアターで行なわれたプレス発表会では、最初にバンダイナムコゲームス 代表取締役副社長 鵜之澤伸氏 、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデント 河野弘氏、集英社 週刊少年ジャンプ編集長 瓶子吉久氏が登壇した。
バンダイナムコゲームス 代表取締役副社長 鵜之澤伸氏 |
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデント 河野弘氏 |
集英社 週刊少年ジャンプ編集長 瓶子吉久氏 |
最初に登壇した鵜之澤副社長は「ワンピースは原作を始め、キャラクターグッズなど全てが熱い。そんな中、PS3にてワンピース 海賊無双が発売される。PS3は、去年バンダイナムコゲームスから発売されたタイトルでいえば、テイルズ オブ エクシリアが76万本、機動戦士ガンダム エクストリームバーサスが60万本と、ハーフミリオン越えを2作続けてできる売れ線のハードです。本命ハードが決まったなという感じになっています。実はワンピース 海賊無双もハーフミリオンを受注段階で達成しています。素晴らしいハードとキャラクターのゲームを無双シリーズを長年やってきたコーエーテクモさんとのコラボで開発でき、ワンピースの新しいスタートが切れました。原作ファンの20代、30代の方々にも受け入れられるコアでリッチなソフトが出来上がりました。(ハーフミリオンの)受注は取れていますが、どこまで伸びるかは皆さんの応援次第です。よろしくお願いします」と笑顔でコメントした。
次に登壇した河野プレジデントは「バンダイナムコゲームスさんのおかげもあって、PS3は人気が出てきました。ソフトが確実に売れるという収穫期を迎えています。去年のジャンプフェスタでワンピース 海賊無双の試遊台を用意した際に大変な行列ができました。その時にかなり売れるソフトになるという確信が持てました。私が話を伺っている限り、バンダイナムコゲームス、コーエーテクモゲームスのコラボは実現するべくして、実現したのかなと考えています。ワンピースの独特の世界観や映像表現、キャラクターの特殊な能力をいかんなく発揮できるプラットフォームとしてPS3を選んでいただきましたが、ハードウェアのスペックを活かし、世界観を実現するための開発のスキルがあるのはどこかというところで、コーエーテクモさんに行き着いたと伺ったからです。また、ワンピース 海賊無双は、歴代のワンピースのゲームの中でも最高の出来になっていると関係者から伺っております。大ヒットを確信しております。皆様、どうぞよろしくお願いします」と本作へ熱い期待を込めて語った。
3人目の瓶子編集長は「今年、ワンピースが連載15週年となりまして、色々な企画・プロジェクトを考えております。先陣を切るのがワンピース 海賊無双です。非常にすばらしいクオリティで非常に熱いゲームになっています。何よりも原作者の尾田栄一郎先生が絶賛されており、コメント(下記スクリーンショット参照)をいただいてきました。尾田先生のお言葉にあるとおり、本当にすばらしいゲームになっています。15周年の先陣を切って発売していただけることをありがたく思っております。よろしくお願いします」と尾田先生の直筆色紙を手にコメントした。
続いて、バンダイナムコゲームス「ONE PIECE」ゲームプロデューサー中島氏、コーエーテクモゲームス 開発チーム「ω-Force」プロデューサー鯉沼久史氏によるゲーム実演紹介コーナーに。
このコーナーでは、ゲストとして藤森慎吾さん(オリエンタルラジオ)、芹那さん(SDN48)が登場。一番好きなキャラクターのサンジ(藤森さん)、トニートニー・チョッパー(芹那さん)でのバトル、一番の名シーンとして藤森さんがチョイスした「エニエス・ロビー ロビンの叫び」のゲーム映像が実機で紹介された。ちなみに芹那さんの選ぶ名シーンは「ドラム島 チョッパーの決断」であった。
■ ルフィ、ゾロ、ナミを使ったプレイが体験できた体験会
体験会では、ルフィをメインに原作のストーリーを追体験できる「メインログ」モードでルフィが、様々なシチュエーション、多彩なキャラクターでワンピースの世界が堪能できる「アナザーログ」でゾロとナミがプレイできた。なお、体験会で使用されたROMは体験版。配信予定はないとのことだが、店頭などに設置されるそうだ。
「メインログ」モードで体験できたのはシャボンディ諸島のステージで、無双シリーズのようにマップ内を自由に駆け巡るタイプではなく、エリア移動せずに、ルフィ1人で敵を倒していくものになっていた。無双シリーズらしく、アクションが苦手であってもキャラクターを操ることができるほど、バトルの操作はシンプル。無双シリーズのプレイ経験があれば、初回プレイであっても簡単にコンボを決めながら、ゲームを進めることができるだろう。また、ステージ中はイベントシーン、バトル中どちらでも時折ボタン入力が要求される。入力速度が早いほどスコアにボーナスが得られるようだ。
「アナザーログ」モードでは無双シリーズらしい軍団戦が体験できた。画面右上にはマップがあり、味方と敵の占領エリアやキャラクターの位置などが表示される。敵エリア内の敵を一掃して味方エリアにしたり、○○○を倒せ!などのミッションをこなしながらゲームを進める無双シリーズでお馴染みの形だ。
下記は本作の基本操作。気になるのは、×ボタン:チェイン(連続攻撃中)、L2:仲間ストライクあたりだろうか。チェインは連続攻撃中に間合いをつめるアクション。攻撃後の隙をキャンセルするためにも有効な上、連続攻撃から連続攻撃へと続けて繰り出すことも可能。チェインを駆使することで爽快にアクションを決めることができた。仲間ストライクは戦場で共に戦っている仲間と一緒に連携攻撃や必殺技を繰り出すことができるアクション。使用するには、まず仲間の側でL2を押してパートナーにする。その後、パートナーの顔アイコン下に表示された特定のコマンド(□△など)を入力し、さらにL2を入力することで発動する。詳しく調べるほどの時間は取れなかったが、連続使用はできないものの、使いこなせば敵に大ダメージを与えられそうだ。また、移動面では、無双タイプのステージでは長距離を移動する場面があるのだが、少し移動すると自動で高速移動へと変化してくれることも確認できた。×ボタン長押しでもダッシュはできるが、自動でなってくれるのは地味ながらも便利に感じた。
【基本操作:DUALSHOCK 3】 | |
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方向キー | 上下:マップ切り替え 左右:特殊技切り替え(ルフィのみ) |
左スティック | 移動 |
右スティック | カメラ操作 ロックオン対象切り替え ロックオン(R3ボタン) |
□ボタン | 通常攻撃 |
△ボタン | 範囲攻撃 |
○ボタン | 必殺技 ※必殺技ゲージ1本以上で使用可 |
×ボタン | 回避 チェイン(連続攻撃中) ※素早く敵との間合いをつめる ダッシュ(長押し) |
L1ボタン | カメラリセット 受け身 |
L2ボタン | 仲間ストライク パートナー化(仲間の近くでL2ボタン) |
R1ボタン | 特殊技 ※左右キーで技切り替え(ルフィのみ) |
R2ボタン | つかみアクション(ルフィのみ) 特殊技2(ルフィ以外) |
最新刊の初回発行部数が400万部という驚きの記録をうちたて、波に乗り続けるワンピース。そのワンピース15周年プロジェクトの第1弾となる本作がどのような仕上がりになっているのか発売が楽しみだ。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)2012 NBGI
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□コーエーテクモゲームスのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「ワンピース 海賊無双」のページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/opm/
(2012年 2月 13日)