THQジャパン株式会社は、Xbox LIVE Arcade用FPS「NEXUiZ（ネクサス）」を2月末に発売する。日本語へのローカライズは施されず、英語版のままとなる。価格は800円で、CEROレーティングはD（17歳以上対象）。

　「NEXUiZ」は、THQパートナーの米IllFonicが開発したスポーツ系FPS。もともとはカナダの独立系デベロッパーAlientrapが2005年より「Quake Engine」ベースのオープンソースFPSとして開発を進めてきたもので、今回のXbox LIVE Arcade版はそのオリジナル版をベースに独Crytekの最新ゲームエンジン「Cry Engine 3」を採用してブラッシュアップが図られたものとなる。

　ゲーム内容は、「チームデスマッチ」と「CTF（Capture The Flag）」の2モードのみ実装し、競技性に特化した内容となっている、マップはモード固定で全9種類。オンライン対戦は最大8人（4対4）まで対応し、BOTによるオフラインプレイも搭載している。

　「Quake」シリーズ、「Unreal Tournament」シリーズなど元祖スポーツ系FPSからの進化点としては、「ダイナミックミューテイター」と呼ばれる独自システムが挙げられる。これは対戦中にマップ上で獲得できる同名のアイテムを拾い、それを使用することで、ランダムで様々な効果がもたらされ、試合の流れが変化するというシステム。効果の対象範囲は、プレーヤー自身、味方チーム全体、敵チーム全体、敵味方全体の4パターンがあり、運を味方に付けることで試合を有利に進めることができるという。

【トレーラー】

【スクリーンショット】

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