Aiming、WIN「Blade Chronicle」12月21日アップデート

新ダンジョン「汐ヶ谷」実装。15日からはイベントも実施


12月21日 アップデート実施予定



 株式会社Aimingは、Windows用オンラインRPG「Blade Chronicle: Samurai Online」にて、12月21日に大型アップデート「汐ヶ谷の海賊」を実施する。

 このアップデートでは、全5層からなる新ダンジョン「汐ヶ谷」が追加される。第1層の「天海坑道」は、元々は人を寄せ付けない谷に空いた小さな洞窟だったが、「汐ヶ谷」に埋蔵金が眠っているという噂が出回ったため大勢の盗賊により繰り返し採掘され、幾重にも広がる坑道となった。現在は近隣諸国を荒らす海賊の根城になっている上、海に近いために海水で運ばれてきた海生生物も多く生息する危険な場所になっている。


【天海坑道】

 行動の先にある層「亡者の洞窟」は、巨大な天井を持つ洞窟。道の巨大生物の住処だったことを示す化石が所々に残り、岩陰からは時折怪しい息を漏らす異様な気配が感じられる。化石を伝って巨大な地割れを越えると、なだらかな上り坂があり、地表へと近づいていく。


【亡者の洞窟】

 「亡者の洞窟」を抜けた先にある「宝蔵峡」は、朽ちた巨木が点在する峡谷。地殻変動によって閉鎖された場所で、陸路は完全に絶たれているため、「亡者の洞窟」を抜ける以外に進入方法がない。そのため、世界を驚愕させる巨万の富が眠る埋蔵地という噂が立ち、「宝蔵峡」という名前が付けられている。


【宝蔵峡】

 またアップデートで生産できる武器が追加されている。今回はその中の一部が公開されている。


【新生産武器】
「-根無-(ねなし)/守護
とある寺内に収蔵されていたという刀。これまでに幾度も主を変え続け、多くの伝説を残している。その名の通り、軽快で鋭い刃を持ち、敵の攻撃を軽く受け流すという
「-瑠璃砕-(るりさい)」/重撃
鉄斎と呼ばれる匠の作のひとつ「金剛輾」と呼ばれるものを元に製作された刀。見た目通り鋭利とは言いがたいが、刀身の剛性はずば抜けており、その振りは瑠璃さえも砕く
「-沙流-(さる)/巧迅
北国の郷で普及した短刀。使いやすく手になじむ。製作時の偶然によるものか、振ると猿の鳴き声を連想させる音が出るという

 システム面でのアップデートも行なわれ、「自動移動」機能が搭載される。舞台地図内の各地域をクリックすると、その地域の依頼に関したNPC名が一覧表示される。ここで目的のNPC名をクリックすると、そのNPCのいる位置まで自動で移動する。また目的ウインドウの依頼内容欄の下に表示される「自動移動」ボタンをクリックすることで、次の目的地に自動で移動する機能も用意される。

 また同社は、12月15日の定期メンテナンス終了後から28日の定期メンテナンス開始前まで、2つのゲーム内イベントを実施する。1つ目の「帰って来た!聖夜の使い『義賊三太』」では、愛と勇気の伝道師、伝説の義賊「三太」を手助けするというイベント。依頼を達成すれば、報酬として特別な衣装が手に入る。

 さらに今年は「三太」に加え、猫神界の少女「伊織」も登場する。こちらも依頼を達成すれば、猫銭を3枚受け取れる。このほかにも十郷村北に出張骨董屋が現われて貴重なアイテムを販売したり、夕顔門近辺の生産オブジェクト数が増加するといったことも行なわれる。

 もう1つのイベント「今年最後を駆け抜けろ!日ノ本大合戦イベント!」は、年の瀬の戦を楽しむために行なわれるボーナスイベント。期間中に限り、戦功取得限界と勝利報酬が2倍になる。


(C) Aiming
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(2011年 12月 15日)

[Reported by 石田賀津男]