スクエニ・ホールディングス、Chrome用「ミニ ニンジャ」
小さなヒーロー「ヒロ」が世界を救うゲームが登場!
オープンβサービスを12月中より開始予定
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12月中 オープンβサービス開始予定
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスは、米国現地時間の12月8日、Webブラウザ上でネイティブコードを実行するためのオープンソーステクノロジーであるネイティブクライアントを用いて開発した初のゲーム「Mini Ninjas(ミニ ニンジャ)」を発表した。
米Googleにて開催されたネイティブクライアントに関する発表会に登壇した代表取締役社長の和田洋一氏は、会場で「ミニ ニンジャ」を初披露し、ゲーム産業の未来を牽引するイノベーションへの支持を以下のように表明した。
「Webブラウザ上でゲームが遊べるようになることで、これまでは難しかった端末、プラットフォームでもゲームが遊べるようになり、ゲームに親しんでくださるお客様の数もさらに拡大します。ネイティブクライアントは、Webブラウザ上で、家庭用ゲーム機向けネイティブアプリケーションと同等のクオリティのゲーム体験をお客様に提供することを可能とします。スクウェア・エニックス・グループは、このテクノロジーを活用し、すでにWebブラウザ上で提供しているカジュアルゲームに加えて高品質なゲームを提供し、ブラウザゲーム市場の可能性を広げていきます」。
これに対し米Googleでウェブ・プラットフォーム部門のディレクターを務めるイアン・エリソン・テイラー氏は、以下のように述べている。
「我々は、スクウェア・エニックスのようなゲーム開発会社が、ネイティブクライアントを活用して、高品質で高度なゲーム体験が可能となるコンテンツを提供することを大変嬉しく思っています。ネイティブクライアントは、Webブラウザ上でスムーズ、そして安全に家庭用ゲームソフトと同等のクオリティを持つゲームなどの複雑なアプリケーションを動かすことのできるオープンソーステクノロジーですが、オンラインゲームはその実力を実感してもらえる最高の事例です」。
ネイティブクライアントを活用した、スクウェア・エニックス・グループ初のタイトルとなる「ミニ ニンジャ」は、世界で最も小さなヒーロー「ヒロ」が崩壊の危機に瀕した世界に調和を取り戻すまでの壮大な冒険を描くゲーム。12月中にオープンβサービスを開始し、ダウンロードやインストールなどをせずに、Chromeウェブストアより利用できるようになる。
なお、「ミニ ニンジャ」のオープンβサービスを利用するには、米Googleより今後リリースされる予定となっている「Chrome ベータ版」(Chrome 17)が必要となる。
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(2011年 12月 9日)