アイデアストック/エレメンツ、WIN「ヴァルヘリオ」

Tony氏がキャラクターデザインを担当するSTG


12月29日 発売予定

価格:2,604円(通常版)
   4,179円(初回限定版)



登場パイロットは3人。機体が異なれば、攻撃方法、「エクスバースト」の形態や移動スピードなどが異なる。画面は主人公の1人「蒼乃 音」と乗機「VRC-01 “グングニル”」
「メイン」、「サブ」、「ビット」それぞれがパワーアップできる

 株式会社アイデアストックおよび株式会社エレメンツは、Windows用シューティングゲーム「ヴァルヘリオ」を12月29日に発売する予定。販売は「とらのあな」専売となる。対応OSはWindows XP/Vista/7。価格は通常版が2,604円、「限定小冊子」&「テレホンカード」が付属する初回限定版が4,179円。

 「ヴァルヘリオ」は、ケータイアプリ版もリリースされている縦スクロールシューティングゲーム。操作はキーボードおよびDirectInputに対応したコントローラーで行なう。8方向の移動と、ショット、そして本作の特徴である「エクスバースト」となっており、シンプルな操作系となっている。

 ショットは「メイン」、「サブ(拡散)」、「ビット(自動追尾)」の3つがあり、ショットボタンで同時に発射されるほか、ボタンを押しっぱなしでフルオート射撃となる。それぞれは時折出現するアイテムキャリアーを撃破することで放出される、パワーアップアイテムを取得することで強化できる。また、ショットボタンを押しているときは自機の移動スピードが落ち、離すことで通常に戻る。

 「エクスバースト」は一般的な「ボム」に近いものだが、時間で回復するバーストゲージ(画面左下)を1つ消費する。「エクスバースト」は、広範囲の敵にダメージを与えるだけでなく、敵が放つ弾を「マナチップ」に変換することができる能力がある。発動中は自機のショットは使用不能となるが、代わりに無敵状態となる。発動中にタイミングよく追加でボタンを押すことで、最大3回連続で発動できる。これにより、変換したマナチップにさらに「エクスバースト」を当てることで、「マナチップ」を大きく成長させる=敵破壊時やアイテム取得時にかかるスコア倍率「倍率カウント」を大きく上昇させることができる。「倍率カウント」は敵を倒すことで上昇し、時間経過と共に減っていく。

 この「倍率カウント」が99.9まで上昇することで、自機の周囲が光り、付属する「ビット」が大きく光を放つ「マナフロー」状態となる。「マナフロー」状態になると、倍率カウントが200に上昇、ビットが無敵となり、敵の攻撃を防ぐことができる。ビットに当たった敵弾は「マナチップ」に変換されるので、さらに倍率を上昇させることができる。「マナフロー」状態は、画面下に継続時間がゲージで表示される。「マナチップ」を取得することで継続時間は延長でき、終了すると「倍率カウンター」が一定値に下がる。総合スコアは、「平均倍率カウント」、「クリアボーナス」、「残機ボーナス」で計算される。

 なお、「エクスバースト」は、「バーストゲージ」が一定以上蓄積されていると、敵弾に接触した際は自動発動し、一気にゲージがゼロになってしまういわゆる「オートボム」機能も装備されている。


【ストーリー】
ゲーム中に「インターミッション」が導入されており、ボイスを伴ったストーリー/会話パートが楽しめる

 23世紀、地球。人類の叡智は「マナエネルギー」の発見に至った。

 無尽蔵の自然エネルギーである「マナ」は彼らの抱える資源問題を解消し、生体ロボット「ヒューマノイド」に自我を与えるという奇跡を起こした。人類は彼らを労働力に用いることで、統制システムにより完全に管理された「都市国家社会」を形成。繁栄を謳歌していた。

 しかし……。

 1体のヒューマノイドの「暴走」をきっかけとした反乱が発生した。その原因となったヒューマノイド「リィン」は秘めていた強力な「マナエネルギー制御能力」と絶大なカリスマ性によって、次々とヒューマノイドたちを扇動・組織化し、戦火を世界全土へ拡大していった。

 後に「第一次A.I.反逆大戦」と呼ばれるこの戦乱は、長く反乱軍に押される状況が続いたが、都市国家は連合軍を結成。最新鋭の戦闘兵器によって掃討作戦によってリィンの破壊に成功。3年もの長きに渡る戦争に終止符を打った。そして、ヒューマノイドに危険性を感じた人類によって、彼らはマナ――すなわち自我を奪われることとなった。

 だが……前大戦で破壊された都市のひとつに不穏な動きがあった。

 反乱軍の残党たちが新たな反乱に向け暗躍を始めていたのである。その背後には先の大戦で破壊したはずのリィンと思しき存在。そして彼らの目的は前大戦で陥落した都市ユグラルディアに残されていた超巨大マナクリスタル「マザークリスタル」だった。人類に奪われたものを取り戻すべく、ヒューマノイドは人類に向けて再び攻撃を開始。

 ここに「第二次A.I.反逆大戦」と呼ばれる戦いが始まった。


【蒼乃 音 (あおの・おと)】【ルキア・エルグラート】【アイリス ハートレイ-ν0001】
年齢:17歳
性別:女性
身長:156cm
UMF直属の運用試験部隊「ヴァルヘリオ」に所属するテストパイロット。持ち前の明るさでチームを引っ張る、ムードメーカー。前大戦の英雄である父親の血を受け継いだ、天才的な操縦テクニックと、優れたマナエネルギー制御能力を秘めている
年齢:18歳
性別:男性
身長:173cm
UMF直属の運用試験部隊「ヴァルヘリオ」に所属するテストパイロット。音とは対照的に温厚で人当たりの良い若者。彼の父親もまた前大戦の英雄であり、音の父親とは戦友同士。優れたマナエネルギー制御能力者ではあるが常に努力を怠らない
年齢:5歳
性別:女性
身長:165cm
運用試験部隊「ヴァルヘリオ」の指揮官である、ヒルデガルドに製造された女性型ヒューマノイド。部隊ではテストパイロットのサポートだけでなく、偵察機のパイロットも勤める。ヒューマノイドの常として感情が抑制されており、何事にも表情を変えることがない
【スクリーンショット】
「アイリス ハートレイ-ν0001」と乗機「VRC-X3-P “レヴァティン”」「ルキア・エルグラート」と「VRC-02 “ミュルニル”」「エクスバースト」は3回まで連続で使うことができる。1→2→3と効果範囲が広がるほか、「エクスバースト」を当てるごとに「マナチップ」が大きく成長する
「エクスバースト」の形態は自機によって違いがある「マナフロー」状態では倍率カウントが200に上昇し、敵弾をビットで防ぐことができるようになる「マナフロー」状態でうまく「エクスバースト」を使い、さらにスコア倍率をアップさせることがスコアアタックのポイント

【プロモーションムービー】

2010 2011 (C)IdeaStock / (C)Elements

(2011年 11月 25日)

[Reported by 佐伯憲司]