コーエーテクモ、3DS/DS「FabStyle(ファブスタイル)」
女性ブロガー限定先行体験会を開催
11月24日 発売予定
価格:6,090円(3DS・通常版)
10,290円(3DS・プレミアムBOX)
5,040円(DS・通常版)
9,240円(DS・プレミアムBOX)
CEROレーティング:B(12歳以上対象)
本作のゼネラルプロデューサーである襟川恵子取締役名誉会長がソフトのプレゼンテーションを行なった |
株式会社コーエーテクモゲームスは、同社においてニンテンドー3DS/ニンテンドーDS用「FabStyle(ファブスタイル)」の女性ブロガー限定先行体験会を開催した。
「FabStyle」は、新人店長としてアパレルショップを経営し人気、売り上げナンバー1を目指して行く中で、アカデミーに通いビジネスマナーや経営の知識を学んでいく。仕事の合間にはファッションアイテムのコーディネートやヘアメイクなども楽しめる。そして素敵な男性との出会い、恋愛も楽しむ事ができる。男性とのイベントも発生するが、そのイベントムービーは、プレーヤーがコーディネートした服やメイクで描かれる。
同作が女性向けゲームであるため、今回のイベントは女性ブロガー限定で募集。30人強が出席した。まずはゼネラルプロデューサーである襟川恵子取締役名誉会長がゲームの内容についてプレゼンテーションを行なった。プレゼンテーション内容については先日行なわれた発表会とほぼ同様の内容となったが、参加者はじっくりとメモを取りながら耳を傾けた。襟川氏はゲーム制作の発端となった想いからはじまり、女性への社会進出を促す何かきっかけになって欲しいとするエールを交えながら、ゲームをじっくりと解説していった。
ゲームの中盤にかけてのデモプレイも含め40分ほどプレゼンテーションやゲーム紹介が行なわれたあと、1人に1台3DSが配られ1時間ほどフリープレイとなった。出席者には3DSを初めて触る人も少なくないようで、タッチペンの位置や音声のボリュームの操作に戸惑う人も多かったようだ。筆者はDSでプレイしたが、解像度が低い点によるグラフィックスの違いは仕方ないとして、十分に美しいグラフィックスに仕上がっていた。
フリープレイ後は休憩を挟み短いながらも質疑応答も行なわれた。質問の中には「ゲームの中でまでお仕事をしたいと思わないのですが、仕事の要素をゲームに盛り込んだ理由は?」との問いに襟川氏は、これまで同社がビジネス系のシミュレーションゲームやファッションの経営に関するゲームなどを発売してきた経緯を説明し「人生ゲームの中の1つの要素として、生活の中の1つの要素として盛り込んだ」と説明。ファッションという身近な要素を通して小売りのシステムを学び、ゲームをプレイすることで経営に興味を持ってもらい、一歩を踏み出して欲しいという襟川氏の思いがあるようだ。
また、お勧めの登場男性について問われた襟川氏は、「すべてのキャラクターに思い入れがあり、全部にモデルがいます。それぞれに良さがありますから」と絞りきれない様子。このほかにも3DSの裸眼立体視の効果について、「裸眼立体視の効果はこれまでは奥行きについての演出に使われることが多かったが、今回は飛び出して見えてキラキラしていて綺麗だった」といった感想も来場者から寄せられた。
襟川氏は最後に「TPPなどの話題もあり、これから世の中は激変していきます。(女性が)情熱を持って1歩を踏み出すことで“細く長く”ではなく、“太く長く”人生を楽しんで欲しい」とかたり、その1つのきっかけとして「『FabStyle』を味わって欲しい」と挨拶し、締めくくった。今回のイベントは冒頭に申し上げたとおり女性限定と言うことで、1人1人にお菓子が配られ、余った分については持ち帰って欲しいときれいな袋まで用意されていた。ゲームの性格にもよるかと思うが、みなまじめにじっくりとゲームを静かにプレイしていた姿が印象的だった。
30名強と多くの女性ブロガーが、会場となったコーエーテクモゲームス本社に集まった | ディスプレイにゲームの映像を映し出しながら説明する襟川氏 |
参加者は誰かと話すこともなく静かにプレイしていた姿が印象的だった | 最後には質疑応答も行なわれた。写真奥はデモプレイもして見せた園部氏 |
【スクリーンショット】 | |
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(2011年 11月 13日)