日本マイクロソフト、「Halo: Combat Evolved Anniversary」最後の謎を明らかに
初回特典やKinect機能、マルチプレイマップなど
日本マイクロソフト株式会社は、11月17日に発売を予定しているXbox 360用FPS「Halo: Combat Evolved Anniversary」の最新情報を公開し、初回生産分限定パッケージの追加情報等を明らかにした。「Halo: Combat Evolved Anniversary」の価格は3,990円で、CEROレーティングはD(17歳以上対象)。なお、本日より発売記念キャンペーンがスタートしている。
「Halo: Combat Evolved Anniversary」のスクリーンショット。ステージ構造はまったく同じだが、グラフィックスやエフェクトは一新されている |
「Halo」シリーズのような大型フランチャイズでは、発売までに何段階かに分けて情報公開を行なっていくのが通例となっているが、今回「Halo: Combat Evolved Anniversary」のおそらく最後となる情報が公開された。
まず、最後まで伏せられていたネタのひとつがKinect対応に関する情報だ。「Halo: Combat Evolved Anniversary」ではKinectを使うことにより、音声コマンドによる操作に加えて、ゲーム中に登場するアイテムの情報収集が可能だという。
具体的には解析モードとライブラリーの2つもモードが用意され、解析モードでは、アイテムに照準を合わせ“スキャン”と言うことでライブラリーにアイテムを追加できる。ライブラリーでは、解析モードでスキャンしたアイテムの詳細データをジェスチャーなどを使って直感的に確認することができる。これにより「Halo」の世界にちりばめられている謎を解き明かしていくことができるようだ。
またKinectを使った音声コマンドによって、弾薬のリロード、グレネードの投下、クラシックとリマスター版の切り替えなどを行なうことができるという。なお、こうしたKinect機能はXbox LIVEサインイン後に自動的にダウンロードされるタイトルアップデートによって有効になるとしている。
マルチプレーヤーマップについては、東京ゲームショウレポートでもお伝えしたように、本作に収録される全7マップがすべて発表となった。7つ目のマップ「Hang 'Em High」(「Halo」)は、「Halo: Combat Evolved Anniversary」では「High Noon」とタイトルを変え、「Halo」ファンにはお馴染みの高低差のある建造物群やキャットウォークでの戦闘が楽しめる。
初回生産分限定パッケージについては、「“Grunt Funeral”スカル」と「マスターチーフアバターアーマー」をアンロックできるコードが同梱される。また、パッケージ仕様は、ゲームディスクケースがエンボス加工のペーパースリーブに覆われた特別仕様となる。
最後に、「Halo」シリーズのコミュニティサービス「Halo Waypoint」も機能強化される。注目される機能としては「Halo Waypoint ATLAS」と呼ばれる新サービスと、「カスタムチャレンジ」が挙げられる。「Halo Waypoint ATLAS」は、日本マイクロソフトが展開しているスマートフォンWindows Phone専用の機能で、「Halo: Combat Evolved Anniversary」および「Halo: Reach」のマルチプレイマップを、真上からの2D視点でリアルタイムで確認できるというもの。もちろん、把握できるのはチームメイトだけとなるが、この戦略ツールの登場により、今までと違った感覚でマルチプレイが楽しめそうだ。
もうひとつ「カスタムチャレンジ」は、その名の通りプレーヤー自らがチャレンジを設定できる機能で、「マルチプレーヤーで24時間以内にヘッドショット50回決める」といったカスタムチャレンジを設定した上で、コミュニティ間でマルチプレイを楽しむことができる。チャレンジはキャンペーン、ファイアファイト、マルチプレーヤー、カスタムモードで作成可能で、チャレンジを達成することで「Halo: Reach」のクレジットが獲得可能となっている。
【初回生産分限定パッケージ特典】 | ||
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「Halo: Combat Evolved Anniversary」初回生産分限定パッケージの特典。左が「“Grunt Funeral”スカル」で、右が「マスターチーフアバターアーマー」 |
(2011年 10月 27日)