チュンソフト、Android「風来のシレン 虹の迷宮録」

シリーズ完全新作が基本無料・アイテム課金型で登場


10月21日 配信開始

価格:無料(アイテム課金制)



イメージイラスト
画面下部に用意されたバーチャルパッドで操作する

 株式会社チュンソフトは、Android用ダンジョンRPG「不思議のダンジョン 風来のシレン 虹の迷宮録」のオープンβサービスを10月21日より開始した。価格は無料。対応機種は、Android OS 2.1以上搭載端末。

 「不思議のダンジョン 風来のシレン 虹の迷宮録」は、Android向けに開発された完全新作のダンジョンRPG。ゲーム内容は、毎回形状が変化するダンジョンを毎回レベル1に戻されるキャラクターで探索するという、「不思議のダンジョン」シリーズにのっとったもの。ただし本作はアイテム課金型のモデルを採用し、基本無料でプレイできるのが特徴となっている。なおオープンβサービス中は有料アイテムやサービスは提供されず、近日開始予定の正式サービス時より提供される。

 有料アイテムとして提供されるのは「チケット機能」と呼ばれるもので、大きく分けて2種類ある。1つはダンジョン内で利用できる「冒険チケット」で、ダンジョン内で倒されたその場で復活できる「復活チケット」や、混乱などの状態異常を回復できる「状態異状回復チケット」、HPが完全に回復する「HP回復チケット」などがある。「冒険チケット」は通常のアイテムとは別枠で保管されるため、限られたアイテム保管場所を圧迫しない。

 もう1つはダンジョンから戻る場所となる宿場で利用できる「宿場チケット」で、新たなダンジョンが追加される「ダンジョン開放チケット」などがある。

 ダンジョンはオープンβサービス時には、地下10階の「はじまりの森」、地下30階の「腕試しの洞窟」、同じく地下30階の「呪われし坑道」の3つが用意される。正式サービス時には、地下50階の「緑の迷宮」が追加される。その後も新ダンジョンが追加される予定だが、この4つのダンジョン以外は「ダンジョン開放チケット」で提供される。

 もう1つの新たな仕掛けとして、「FP(風来ポイント)」がある。FPは冒険の中で入手できるほか、1日1回ログイン時にFPを受け取れる「風の恵み」や、他のプレーヤーと稽古することで得られる機能も用意される。使い道は、アイテムを販売する「よろず屋」や、ランダムでアイテムを入手できる「がちゃ屋」などがある。なお「よろず屋」、「がちゃ屋」は正式サービス時には有料版も別途提供される。

 このほかゲーム外の機能として、「冒険日記」が提供される。ここでは冒険で一定条件を満たすことで獲得できる「称号」の一覧や、冒険中に倒したモンスター、入手した武器と盾が記録された図鑑を確認できる。また全国のプレーヤーと競えるランキングの順位や、特殊な条件で入手できるトロフィーも確認できる。さらには背景のグラフィックスも変更可能で、プレーヤーの家のようなものとして機能する。


【スクリーンショット】
ダンジョンはオープンβサービス時には3つで、正式サービス開始時に1つ追加されるグラフィックスは前作「風来のシレン 月影村の怪物」よりも向上している有料で提供される「チケット機能」
「復活チケット」があれば、ダンジョンで倒されてもその場で復活できる冒険中やログイン時などにもらえるFPで利用できる「がちゃ屋」「がちゃ屋」のイメージイラスト
「がちゃ屋」で取得したアイテムは、いったん「預かり所」に入る。使いたい時は倉庫に移す各種プレイ実績を確認できる「冒険日記」。プレーヤーの家となる場所倒したモンスターは図鑑の形で記録される。全てのページを埋めるのも目標になる

(C)CHUNSOFT
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(2011年 10月 21日)

[Reported by 石田賀津男]