EA、SFシューティングRPG「マスエフェクト 3」2012年春発売
シリーズ最終章日本語版発売決定! 宇宙の危機に立ち向かえ
エレクトロニック・アーツ株式会社は、プレイステーション 3/Xbox 360用SFシューティングRPG「マスエフェクト 3(Mass Effect 3)」を2012年春に発売する。価格は7,665円で、CEROレーティングは審査中。
新しい武器「オムニ・ブレード」。接近戦で威力を発揮する |
ハッキング画面。画面内の「レジストリ」をハッキングできれば成功となる |
「マスエフェクト 3」はこれまでのシリーズで語られていた、“リーパー”という古代からその存在が伝えられるエイリアン種族との対決がテーマとなる。リーパーが通った後には破壊の痕跡しか残らない、ただただ「死」だけをもたらす謎だらけの脅威だ。本作ではリーパーとの最後の戦いの火ぶたが切られる。この全宇宙の危機を救えるのは、人類代表であり、宇宙のあらゆる生命体の希望であるシェパード少佐(プレーヤー)のみ。全宇宙選りすぐりの戦士たちを集め、この危機に立ち向かうのだ。
前作である「マスエフェクト 2」で主人公のシェパード少佐は人類を襲う危機を確かめるために地球人類の幸福を至上とするシンジケート「サーベラス」に協力した。今作ではこのことに関して公聴会で審問に答えていたシェパード少佐だったが、突然のリーパーの攻撃を受け中断される。地球は彼らの手に落ち、銀河系のその他星も次々と滅亡の危機に直面してしまう。
本作ではこれまでのシリーズ同様、宇宙という広大な舞台で緻密に編みあげられた深遠なストーリーが展開する。そしてプレーヤーの決断や行動に基づいて物語が変化するマルチエンディングを採用している。しかし今作では、前作、前々作にも増して、複雑で心理的に厳しい決断が待ち受けるという。さらに決断の結果も意味のある「違い」としてその後の展開に反映されるようになる。
本作の大きな目玉がアクション要素、キャラクターの能力の多様化だ。ひとつひとつのミッションにおけるゲームプレイの幅がこれまでのシリーズ以上に広がっている。接近戦が可能な「オムニ・ブレード」というシェパードの新しい武器など新要素が目白押しで、今後の続報で明らかになっていくという。
シェパード少佐は、最新宇宙母艦「ノルマンディー」を操作して、広大な宇宙に広がる様々な歴史・文化・社会を形成する星々を訪れ、エリート戦士たちを結集し、最強の部隊を編成していく。仲間達との絆が深まれば深まるほど、様々なミッションを通してサイドストーリーが紐解かれるほどに、より奥行きの深い世界がその姿を現わす。
どの惑星を先に探索・調査するか、そしてどこの誰と同盟を組むかなど、プレーヤーは次々と決断を迫られる。仲間が増えるごとに、また個々にレベルが上がるごとに、使える能力は多様化し、戦略も状況に応じて如何様にも組み立て可能になっていく。また武器・装備はカスタマイズ可能で、スコープ、グリップ、バレルなど、多彩な機能をアップグレードしていくことができる。
敵を火力で圧倒するもよし、地の利を活かして戦術的なフォーメーションを組むも良し。仲間を有効に使って進むのも、単独行動で挑むのも、全てプレーヤーの決断次第だ。いつ、どこで、誰を、どの武器をつかうのか、何を決断するのかで、運命は変わっていくのである。敵もさらにレベルアップしている。高い知能をもつもの、膨大な数で襲いかかってくるもの、巨大すぎるもの……様々な敵が容赦なく襲いかかってくる。倒しがいのある敵をどのように料理していくかも本作の大きな楽しみだ。
なお、本作では前作「マスエフェクト2」のセーブデータを引き継いでのプレイが可能となっている。新要素についてはまだまだ大きな発表が控えているということなので続報に期待しよう。
多彩な能力、武器を駆使して戦う。詳細は今後の情報で明らかに | ||
(2011年 9月 8日)