角川ゲームス、Xbox 360 「迷宮クロスブラッド リローデッド」
11月10日に発売決定! 世界観、序盤ストーリーなど最新情報を紹介
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株式会社角川ゲームスは、Xbox 360用学園ダンジョンRPG「迷宮クロスブラッド リローデッド」を11月10日に発売する。価格は7,140円。CEROレーティングは審査予定。開発は株式会社エクスペリエンス。
「迷宮クロスブラッド」は、近未来の東京の中心にある架空の区「東京都日輪区(ひのわく)」を舞台にした物語。PC用ゲームソフトのダンジョンRPG「ジェネレーションエクス」シリーズ4作目で、その集大成となる最新作。主人公はエリート学園に通う少年少女たちで、街を守る秘密警察組織「エクス」の隊員。おりしも街には“ハザード事件”と呼ばれる犯罪が横行しており、その影響で街には恐ろしい迷宮や異形(モンスター)が出現。これに対し、主人公たちエクスは「コードライズ」と呼ばれる超人に変身する能力を用い、街の平和を守るべく数々の凶悪事件を解決していく。
「ハザード事件」とは、東京にはびこる奇怪な事件のことで、主に日輪区内で起こる様々な怪奇事件、現象の総称。原因が特定できない死亡事件や事故をはじめ、殺人や誘拐などの未解決事件、あるいは幽霊や妖怪といった都市伝説の類もハザード事件として捜査される場合がある。また都市構造物が迷宮化する現象も、現化物理現象の1つとしてハザード事件として扱われる。
日輪区内で次々と発生する怪奇事件。主人公たちは、超人に変身する能力を駆使して数々の困難に立ち向かう |
ゲーム中には、廃校舎、地下坑道、地下放水路、水没した水中廃墟など14カ所以上の「都市迷宮(アビス)」の中に総数90以上のマップが登場する。都市迷宮は都会に出現したダンジョンのことで、廃トンネル、廃ビルなど、都市計画の遺物が“アビス化”と呼ばれる現化物理現象で変容した異空間。通常の物理が通用しない事から、後述のCPO(シーピーオー)内では「アビス空間」と呼称されている。これら迷宮は日輪区各所に点在し、そのほとんどが異形の巣窟となっているため、一般市民が入り込まないようハザード地区としてCPOが管轄・封鎖している。
「異形(いぎょう)」は、迷宮を跋扈するモンスターたち。ハザード事件で人々を襲っている怪物の総称。その存在はXPD(エックスピーディ)の事後処理によって一般には伏せられているが、様々な噂となって世に流布している。人、動物、機械、空想上の生物等様々な種類があり、人型異形は人間の姿から突然異形化する場合もある。多くは地下組織が実験体や兵器として作り出したもので、現在も大規模なハザード事件に用いられた異形の生き残り、暴走した機械異形等による事件が後を絶たない。異形は特殊な存在であるため、一般の火器等の通常兵器はほとんど通用しない。
「CPO」は、少年少女たちをささえる特殊機関。正式には「現化物理学会」と呼称される特殊機関で、物理学における新しい分野「現化物理学」を専門的に研究している。この機関の目的の1つがハザード事件の原因究明と解決であり、その所属組織として「XPD」と「特務隊エクス」が存在する。「XPD」はエクスのサポート役で、ハザード事件に対処するために作られた特殊警察。表向きは警視庁内の組織だが、実際にはCPOに所属し、主に特務隊エクスのサポート任務とする。事件の捜査・処理をはじめ、迷宮付近や入口の警邏、応急的な「異形」の足止めなどが彼らの主な役割となる。
「特務隊エクス」は、誰も知らない秘密の組織。続発するハザード事件に対応するため、日本国政府とCPO、そして御舟財閥の力により設立された秘密部隊XTH[Xion Trance Human]により構成される。主に都市迷宮内の直接的な捜査と「異形」殲滅のための実力行使を担当する。メンバーは主に10代の少年少女たちで構成され、人を遥かに超える力「コードライズ」で異形に立ち向かう。彼らのほとんどは「日輪学園」に通う学生であるが、自らがエクスである事を秘密にしながら学校生活を送っている。
主人公たちの通う学園「共立日輪学園(きょうりつひのわがくえん)」は、日本政府と政財界で大きな力を持つ御舟財閥の共同出資によって創立された国内随一の学校法人(高校クラス)。東京大学と並ぶ有名学府で、初等から大学までの一環教育システムを持っており、キャンパスは東京都の中心である日輪区の中央に置かれている。
共立日輪学園 | XTH(エクス) |
「コードライズ」は、少年少女たちの持つ“人を超える力”のこと。後述する「ブラッドコード」と呼ばれる歴史上の英雄の力を身体に取り込み、超人的な力を発揮する現象。エクス隊員である少年少女たちのみが扱える力で、固有の身体的・魔術的な能力が発現するほか、アイテムコードと呼ばれる武具データを物理的に現化(出現)させる事が可能となる。通常兵器の通用しない対異形戦においては、これが実質的な戦闘力を決定する。
「ブラッドコード」は、その身に宿りし英雄の力。エクス隊員が体内に取り込んで発動させる特殊コード。発動すると超人的な力がその身に宿る。ブラッドコードは歴史上の英雄のゲノムを素体に作成されており、素体の特色を色濃く反映した能力を発現する。研究開発の長い歴史の中では途中で紛失、あるいは封印されたブラッドも存在すると言われるが……。
【ジョブイメージ】 | |
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[戦術士] | [魔術士] |
[拳術士] | [暗術士] |
ブラッドコードを取り込むことで、発揮できるジョブイメージの一例。実際には本作より導入された「クロスブラッドシステム(2つのブラッドを取り込める)」により、プレーヤーの想像力を膨らませる無数のジョブが存在することとなる |
■ キャラメイク
主人公は、名前、年齢、容姿などをプレーヤーが自由に設定できる。エディット項目は全14カ所で、髪型だけでも50種以上のバリエーションを用意。職業は20種以上、スキルとスペルは160種類以上が登場する。
【名前選択】 | 【タイプ選択】 | 【性別選択】 |
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【年齢選択】 | 【性格選択】 | |
【基本容姿選択】 | ||
【ブラッド選択】 | ||
【ステータス】 | ||
■ 序盤ストーリー
日輪区の平和を守るCPO本部に、新たな幹部候補として北米支部から派遣されて来たシズナ。エクス隊員となった主人公は、副隊長のシズナと町を騒がせている「急老症」、そして「黒騎士」の事件を解決するため、協力して捜査を進めていく。やがて捜査の中で1人の不審者が浮上。それは日輪学園の生徒「天羽ヴェルン」だった。隊員たちは、天羽に接触を試みるが……
【旧校舎調査任務】 | ||
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主人公たちエクス隊員の最初の任務。今は廃墟となり迷宮化している日輪旧校舎へ、副隊長のシズナを探しにいく。隊員たちは、旧校舎の奥で無事にシズナを発見するが、そこに突然、凶悪な異形が現われる |
【XPD隊レスキュー要請】 | ||
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広大な面積を持つ都市迷宮、エリア815でエクスの支援組織であるXPD隊員たちが孤立してしまった。このままではXPD隊員が異形の餌食になるのは時間の問題。彼らを救出するためエクス隊員たちが出動する |
【学園内ハザード調査】 | ||
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ここ最近発生しているハザード事件について、日輪学園内の生徒たちに聞き込み調査を行なう。隊員たちは、個性豊かな学園の仲間たちと出会うが、その中には謎の留学生、天羽ヴェルンの姿もあった |
■ タイアップ・エンディングテーマソング情報
LAZY GUNG |
本作のエンディングテーマとゲーム内挿入歌に、アーティストの「LAZY GUNG(レイジィ ガング)」の起用が明らかにされた。「LAZY GUNG」は、吉河順央さん(歌)、米山玩具さん(作詞)、柳英一郎さん(作曲&Bass)の3人で編成されたユニット。PSP「Akiba's Trip」挿入歌や、PC用ゲーム「Arcanum Knights」オープニングテーマなどを手がけている。
曲名は、エンディングテーマが「extra fixx」、ゲーム内挿入歌が「ルシディティ」。ファンの方々はもちろん、気になる人はこの機会にぜひチェックしていただきたい。
■ 先着購入特典「GENERATION XTH SECRET FILE」追加情報
本作には、ファン垂涎の先着購入特典が用意される。今回明らかにされたのは「GENERATION XTH SECRET FILE」の「ビジュアルファンブック」と「サウンドトラックCD」の2点。数量限定につき、無くなりし終了となる。なお、本記事内で使用している特典画像は制作中のイメージにつき、実際の仕様とは異なる場合がある。
「ビジュアルファンブック」は、シリーズの歴史がビジュアルで語られるほか、背景やストーリーだけでなく人気イラストレーターたちが描き下ろした全ブラッドコード、ゲーム性がマンガで楽しく理解できる「Junk X bit」全話などが収録される。「サウンドトラックCDは、エクスシリーズのテーマソング「Code-Realize(霜月はるか)」をはじめ、コードハザードから「Stand up XTH」、コードブレイカーから「The end of false」、コードリアライズから「War on 7hands」と各作品の人気曲が収録される。
ビジュアルファンブック | サウンドトラックCD |
(c)Experience Inc. Published by KADOKAWA GAMES
□角川ゲームスのホームページ
http://www.kadokawagames.co.jp/
□「迷宮クロスブラッド リローデッド」公式サイト
http://xblood.exp-inc.jp/
(2011年 8月 30日)