日本サーマルティク、水冷PCケース「Level 10GT LCS Edition」発売

空冷タイプのホワイトカラーバージョンも


8月12日 発売予定

価格:44,980円(Level 10GT LCS Edition)
   32,980円(Level 10GT Snow Edition)



 日本サーマルティク株式会社は、フルタワーPCケース「Level 10GT LCS Edition」および「Level 10GT Snow Edition」を8月12日に発売する。価格は「Level 10GT LCS Edition」が44,980円、「Level 10GT Snow Edition」が32,980円。

 「Level 10GT LCS Edition」は、柔軟なシステム構築性が特徴の同社製ケース「Level 10 GT」をベースに、水冷システムを搭載したモデル。2Uドライブベイ搭載のリザーバーとポンプに、240mmの大型ラジエーターにCPUウォーターブロックを組み合わせた水冷システムを内蔵する。ビデオカードは最大360mmのものに対応し、マルチGPUも搭載可能で、ハイエンドなゲーミングPCの構築にも適したケースとなっている。

 ファンはフロントとサイドに200mmの静音Colorshiftファン(LEDの発光色を変更可能、回転数600/800rpm)、トップには120mm 1,000~1,200rpmの静音VRファン2基(ラジエーターに装着)、リアに140mm 1,000rpmも静音ターボファンをそれぞれ搭載する。サイドファンはエアフロー方向を調整できるルーバーを備えており、水冷システムでエアフローが減りがちなCPU周辺のエアフローも確保できる。

 利便性の面では、各ケーブルを背面パネル内に集約でき、作業性とエアフローの向上が図られている。HDDベイは独自のリムーバブルトレイを採用した「Easy Swap HDDベイ」を搭載し、換装を簡易化。ケーストップには内部ピンヘッダ接続方式のUSB 3.0ポートが用意されている。またケース左側面にはヘッドセットをかけておけるホルダーも備えている。

 接続端子は、USB3.0×2、USB 2.0×4、eSATA×1、HD Audio×1。サイズは584×282×590mm(高さ×幅×奥行き)で、重量は17.4kg。


240mmの大型ラジエーターを備えた、CPU水冷システムを搭載最大360mmの大型ビデオカードを複数搭載可能ケーブルを背面パネルに集約し、作業性とエアフローを向上
HDDは独自のリムーバブルトレイを5基搭載し、簡単に入れ替えできるケース上面に}USB 3.0ポートを搭載ヘッドセットをかけておけるホルダーも用意

 「Level 10GT Snow Edition」は、「Level 10 GT」のホワイトカラーモデル。「Level 10GT LCS Edition」とは異なる空冷モデルとなっており、トップのファンは200mmのColorshiftファンに変更されている。水冷システムに交換できるチューブホールを備えており、オプションを追加すれば水冷システムも導入できる。サイズや接続端子は「Level 10GT LCS Edition」と共通で、重量は12.7kgとなる。


(2011年 8月 10日)

[Reported by 石田賀津男]