スパイク、PS3/Xbox 360「Dragon Age II」
1人の難民が10年に渡り展開する一代記
キーアート |
株式会社スパイクは、プレイステーション 3/Xbox 360用RPG「Dragon Age II」を発売する。発売日、価格ともに未定。プレイ人数は1人。開発元はBioWare。
「Dragon Age II」は、1月に発売された「Dragon Age: Origins」の正当な続編。3月8日に北米版が発売され、2カ月で全世界累計200万本以上を出荷している。その日本版が、前作と同じくスパイクから発売される。
前作「Dragon Age: Origins」は、練り込まれたシナリオ、緻密な世界観設定、個性的な登場人物、物語に影響を及ぼす無数の選択肢や戦略的なバトル、豊富なサブシナリオといった多彩な要素を収録。圧倒的なボリュームとハイクオリティなゲームデザインにより、世界で累計320万本以上(PS3/Xbox 360/PCの合計)を出荷するという記録を達成した。
本作の物語は、10年に渡り展開する。プレーヤーは、故郷を追われた1人の難民として物語を開始し、やがて街の英雄となり、栄光を掴み取っていく。冒険の過程はプレーヤーの選択次第で大きく変化する。時には仲間の生死や街の運命に関わる重大かつ過酷な選択を強いられることもあるだろう。しかし、それらの決断の積み重ねが、プレーヤーを英雄へと導く一歩となる。
今作の主人公は「ホーク」。名前、性別、外見は前作と同じくプレーヤーの好みに合わせて調整できる。自身のイメージに合わせてカスタマイズし、オリジナルの英雄を作成していく |
今作のバトルは、よりアクション性が高く、テンポの速いシステムに変化している。戦士、ローグ、魔道士などのクラスシステムや味方NPCのAIを設定する作戦システムの搭載に加え、サブクラスが一新されている。バトルシステムに関する詳細な内容は、今後改めて明らかにされる。
コンセプトアート |
今作では、前作「Dragon Age: Origins」の舞台となったフェレルデン王国の北に位置する自由連邦の街「カークウォール」が舞台となる。
「カークウォール」は、街の名前の由来となった「壁」がいわゆる絶壁の崖となっており、大きな特徴となっている。この切り立った崖は、街の建設に使われたものと同じ黒石でできている。
その表面には、古代神を模した邪悪な守護者の像が多数設置されている。教会は、数年にわたって教義に反するこれらの像を撤去しようと努力しているが、それでもすべてを破壊するのは不可能に近い。
今作の世界は、進化したグラフィックスと新たなビジュアルスタイルにより刺激的に描写される。また、イベントシーンの演出には新たに映画的な手法を用いることで、物語の冒頭からプレーヤーの心を掴む。
【コンセプトアート】 | |
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(2011年 7月 19日)