MSY、MMORPG向けキーボード「Razer Anansi」を6月30日発売

MSY、MMORPG向けキーボード「Razer Anansi」を6月30日発売
交換用マウスソールやイヤークッションの日本取り扱いも開始

6月30日発売予定

価格：10,500円

　MSY株式会社は、米RazerのMMORPGに特化したゲーミングキーボード「Razer Anansi」を6月30日に発売する。対応OSはWindows XP/Vista/7で、価格は10,500円。

　また、同日より、Razer製ゲーミングマウス用の交換用マウスソール6種および、Razer製ゲーミングオーディオデバイス用の交換用イヤークッション2種の販売も開始する。交換用マウスソールの価格は各1,200円で、交換用イヤークッションが各1,480円。

「Razer Anansi」の使用イメージ。フルキーボードでありながら、右手はマウス操作に集中できるように、できるだけ多くの機能を左手に集中させている

「Razer Anansi」は、ゲームポットのオンラインアクション「ファンタジーアースゼロ」のネットカフェバトルトーナメント競技用デバイスに採用されている

　「Razer Anansi」は、同社が世界初と勢い込むMMORPGのゲームプレイを意識した数々の機能を取り入れたゲーミングキーボード。最大の特徴は7つの親指キーにある。「サムモディファイアキー」と呼ばれるキー群は、Shift、Ctrl、Altキーが単一あるいは組み合わせで登録されており、これまで複数の指を占有していた操作が親指＋αで事足りるようになる。キーボードを使ったマクロ操作の多いオンラインゲームをプレイする際に絶大な効果を発揮しそうな機能だ。

　キーボード左端には5つのゲーミングホットキーを用意。従来、Shift、Ctrl、Altキーに占有されていた左手小指、薬指が解放されるため、これらの指を使って操作するイメージとなる。デフォルトでは8、9、0、-、=キーが割り当てられており、左手だけで無理なくテンキーの数字がすべてカバーできるのが特徴となっている。

　これらのホットキーは、専用のドライバソフトウェアで自由にカスタマイズ可能なほか、あらかじめゲームごとに20のプロファイルが用意されている。そのほかにもRazerのアイデンティティであるマルチカラーキーバックライトを全キーに完備し、Windowsキーを無効化するゲーミングモードの搭載、各種メディアへのアクセスを容易にするメディアキー機能などを搭載する。サイズは515×190×22（幅×奥行き×高さ）mm

　この「Razer Anansi」と、すでに発売されているゲーミングマウス「Razer Naga」は、6月18日より全国にて開催される「ファンタジーアースゼロ」ネットカフェバトルトーナメント競技用デバイスとして採用されている。なお、ゲームによっては、本プログラムが提供するキーマクロの使用は規約違反行為となる場合があるが、これについてはサポート・保証対象外となるので注意したい。

【Razer Anansi】


Razerデバイスのウリであるマルチカラーキーバックライトを全キーは本製品にも採用されている。デザインとしては非常にオーソドックスなため、ゲーミング以外の用途でも十分に使えるのも嬉しい

　そして「Razer Anansi」と同時発売となるのが、Razer製ゲーミングマウス用の交換用マウスソールと、Razer製ゲーミングオーディオデバイス用の交換用イヤークッションである。

　交換用マウスソール「Gaming Grade Ultraslick Mouse Feet」は、Razer Mamba、Razer Deathadder、Razer Orochi、Razer Naga、Razer Imperator、Razer Abyssusの6製品に対応し、中身はそれぞれのマウスソールが2セットと、換装時に使用する装着面清掃用アルコールスワブが付属する。

　交換用イヤークッションは、布タイプとレザーレット（合成皮革）タイプの2種類があり、好みに応じて選択することができる。ちなみに標準装備されているのは布製で、起毛処理されたソフトな付け心地と聞き疲れの少ない開放感のあるサウンドを提供する。レザーレット製は交換用イヤークッションオリジナルで、布製に比べ、遮音性能と重低音に優れる。使用によるひび割れや退色の少ないレザーレット素材を使用している。

　これまではそれぞれ並行輸入に頼るしかなかったが正規代理店のMSYが取り扱うことにより、全国のショップで手軽に手にいれられるようになる。既存製品が長く使えるという点でもありがたいニュースだ。