米Microsoft、「Xbox 360 E311 Media Briefing」を開催
Kinectを大プッシュ! メジャータイトルのデモを連発!!
Media Briefingのラストに「新たな3部作のプロジェクトにドキドキしている」という紹介と共に流された「Halo 4」。最後に「Holiday 2012」と発売時期を示唆した |
米Microsoftは世界最大級の展示会「E3 2011」の開幕に先駆け現地時間の6月6日に、「Xbox 360 E311 Media Briefing」をロサンゼルスのGalen Centerにおいて開催した。同プラットフォームの人気の大作ラインナップを怒濤のように紹介したほか、昨年発表され世界規模においてはヒットを記録したKinectの今後のラインナップも明らかになった。
基本構成としては怒濤のタイトルラッシュで、人気クリエイターが次々に登壇しデモを行なっていくというスタイル。冒頭にド派手な海での戦闘シーンをインタラクティブデモで見せつけた「CALL OF DUTY MW3」にはじまり、続いてララ・クラフトのモデリングがガラッと変わった「Tomb Raider」、そして日本でもおなじみ、EA SPORTSのピーター・ムーア氏がEA SPORTSタイトルの4本がKinectに対応して発売されることを発表するなど王道の展開となった。
この後、Xbox LIVEにおいてYouTubeが見ることが可能になることやXbox LIVEでテレビ番組のオンデマンド配信、UFCのスペシャルコンテンツの独占提供、検索エンジンbingと組むことで膨大な量となったエンターテイメントコンテンツへのアクセスをより向上させるシステムの導入などが発表され、これに合わせてインターフェイスも一新されたNew Xbox Experienceも公開された。
このほかにも、名作「HALO」のグラフィックスなどを現代のものに引き上げただけでなく各種コンテンツを追加した「COMBAT EVOLVED HALO ANNIVERSARY」、そしてラストには「新たな3部作のプロジェクトにワクワクしている」と紹介された「HALO 4」がお目見えした。
「Xbox 360 E311 Media Briefing」については、追って詳細なレポートを掲載するが、「Media Briefing」のポイントの1つはKinectがXbox 360の周辺機器として大きな存在感を持ったこと、もう1つは日本のパブリッシャーのタイトルが1つも存在しなかったことだろう。
Kinectについては、音声認識などを併用することで、体感できるインターフェイスというだけではなく、様々な体験により簡単にアクセスできる点が強調され、そういった方向性に向けて進化していた。また、ディズニーのキャラクターが多数登場する「KinectDisney Land ADVENTURES」や「セサミストリート」のキャラクターを使ったタイトルなど、強力なネームバリューを持ったタイトルの登場もマーケティング面で期待できる。今後、より詳細なレポートをお伝えしていくので、E3 2011の期間中は楽しみにお待ちいただきたい。
(2011年 6月 7日)