アルケミスト、PSP「デッドエンド」
発売日とキャストを決定!
株式会社アルケミストは、PSP用アドベンチャー「デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End」(デッドエンド)を9月1日に発売する。価格は、通常版が7,140円、限定版が8,190円。限定版には「ファンブック」(設定資料集)が付属する。
「デッドエンド」は、“ゲームブック”と呼ばれる小説形式のアドベンチャーゲーム。プレーヤーは、物語や主人公の運命も左右する「デジタルダイス」を片手に、段落ごとにランダムに配置された「パラグラフ」を読み進め、ときには自分の判断でまたあるときにはダイス運に身をゆだねて世界を探索する。
今回は、発売日の決定に加え、新たな6人の登場キャラクター(吸血鬼)のプロフィールを公開。前回公開されたキャラクターのキャストも明らかになった。
【前回公開されたキャラクターのキャスト】
・符御是人 / CV:岡本信彦
・小林鋼一郎 / CV:新谷良子
・手塚酉穂 / CV:茅野愛衣
・拝坂御木 / CV:藤原啓治
・阿久津 / CV:杉田智和
・コアトル / CV:中原麻衣
・グレーテ / CV:大亀あすか
■ 虚洞(ウツロ / Huitzilopochtli) CV:巽悠衣子
ウツロは略称。本来の名はウィツィロポチトリ。アステカ語では“蜂鳥の左足”の意。
見た目は15、6歳の少女で、青を象徴とする吸血鬼。外見に似合わず吸血鬼の中でも特に腕力に優れ、高い戦闘力を誇る武闘派。
そのせいか“強い奴が偉い”という考えを持つ。長い時を生きるが故に厭世的になりがちな吸血鬼としては珍しいタイプと言える。一言でいうと、大雑把で明るい性格。
■ ヘンゼル(Hansel) CV:内田彩
少年の形[なり]をした、虚洞[ウツロ]の従者。グレーテとは兄妹のようだ。
主であるウツロに対してさえ憎まれ口を利く。従者は、主に強く依存することが多く珍しいタイプだが、命じられたことはしっかりと聞きこなすため単なる憎まれ口でしかない模様。
身体の大きさに似合わない巨大な戦鎚を振るう。
■ シトベ(屍戸部 / Xipe Totec) CV:石田彰
シペ・トテック。全身におびただしい数の縫合の跡がある20代の男。
赤と喜(き)を象徴とする吸血鬼。ただしその属性に反して、普段は両目を閉じあまり表情らしきものは見せない。基本的に、おとなしくコアトルの命によって動くことが多い。
戦闘時は、肋骨のような形の防具が付いている左腕を武器に戦う。
■ ブレッドクラム(Breadcrumb) CV:大久保英恵
シトベの従者。その幼い外見に似合わず粉塵爆発の原理を応用した、広範囲に影響を及ぼす爆炎系の方程式を得意とするスペルキャスターだが、いつも屍戸部の影に隠れ、おどおどとしている。
ブレッドクラムは“パンくず”の意であることから、ブレッドクラムに限らず、従者には本来別の名があるのかもしれない。
■ シパクトリ(Cipactli) CV:ゆかな
肢剥(シパク)とも呼ばれる、外見は10歳から12歳くらいに見える車椅子の少女だが、コアトルら他の吸血鬼が何故か手厚く待遇している謎に包まれた存在でもある。
自らの意志を示す様子もなく、常に看護師姿の喰屍鬼「ヘキセ」が付き従い世話をしている。どんな理由でその状態にあるのかは不明。
車椅子は自律性もなく、かなり旧式のものを使っている。
■ ヘキセ(Hexe) CV:斎藤楓子
シパクトリの従者(?)。全身に包帯をまとったグラマラスな女性で、その状態からおそらく喰屍鬼だと思われる。
もともと“従者”は、陽光や紫外線を極端に苦手とする吸血鬼の昼間(ちゅうかん)の護りとして存在するものであり、それに耐えうる喰屍鬼である。
こちらもシパクトリに劣らず基本的にしゃべらないので、なにを考えているかはよくわからない。
ヘキセはドイツ語で“魔女”の意。
(C)TEXT./Alchemist
(2011年 5月 31日)