日本マイクロソフト、Windows PC版「Fable III」本日発売!
ハードモード、3D立体視、限定版コンテンツと追加要素盛りだくさん


5月20日 発売予定

価格:6,615円

CEROレーティング:Z(18歳以上のみ対象)


 日本マイクロソフト株式会社は、Windows用アクションRPG「Fable III(フェイブル スリー)」を本日5月20日より発売を開始した。対応OSは、Windows XP/Vista/7で、価格は6,615円。CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。

暴虐の王の弟として、主人公は革命を志す
恋人か市民か、最初から重い決断を迫られる

 2010年10月にXbox 360向けに発売されたアクションRPG「Fable III」に、待望のWindows版が登場した。基本的なゲーム内容はXbox 360版と同じだが、いくつかのWindows版独自の追加要素が用意されている。

 最大の特徴はWindows版のみの「ハードモード」の追加だ。ハードモードではノーマルより体力が少なめに設定されており、自然回復がないため、アイテムを使わないと体力が回復しない。よりシビアな駆け引きを求められるのだ。また、NVIDIA 3D Visionによる3D立体視にも対応し、別途3D立体視環境を整えればゲーム全編を立体視で楽しむことができる。

 このほか、Xbox 360版では限定版にのみ付属していたクエストやマップ、ペット犬、装備品などがあらかじめ同梱されている。また、オンラインプレイについてもXbox 360と同様に「Games for Windows - LIVE」を通して他のプレーヤーと協力プレイや結婚ができる。「自分のPCでゲームを楽しみたい」というユーザーにはもちろん、Xbox 360版の「Fable III」が大好きで、ちょっと違った環境でも楽しみたいと思っているユーザーにも魅力的な作品だ。

 また、Xbox 360版でプレイ済みの「Fable」ファンにとって嬉しい情報だと思えるのは、Xbox 360版とは実績が別扱いということだ。今回のWindows版で改めて「Fable III」をプレイしようと考えている人には大きなモチベーションになるだろう。

 ゲームの操作は、マウスとキーボードの両方を基本に、キーボードのみ、ゲームコントローラーとプレーヤーの好みのデバイスでプレイが可能だ。グラフィックスは解像度だけでなくモデリングや、水面の設定、描画距離など細かく設定できるため、環境に応じてゲームを楽しめる。

 「Fable III」のテーマは“革命”である。プレーヤーは王の弟(もしくは妹)であり、民衆は王の圧政に怨嗟の声を上げている。プレーヤーは民の支持を集め王を倒すべく勢力を拡大していくのだ。そして革命を成し遂げた後は統治が待っている。優れた王となるため、より強い力を得て思うがままに国を変えていくには何をするか、考えていくことになる。

 重厚なテーマと共に、軽快なアクション性、キャラクタービルドの自由度にも注目だ。魔法と剣と銃をどのように強化していくか、善悪どちらのプレイを心がけるか、プレーヤーの選択でプレーヤーキャラクターの外見も変化し、街の人達の反応も変わっていく。好みの相手と結婚して、子供を作ることも可能だ。ゲームの詳しい情報についてはこちらのレビュー記事を参照頂きたい。

 メインシナリオは重厚でやりごたえがあり、宝探しやアルバイト、自宅の内装、さらには“浮気”などやりこみ要素はたっぷり。さらに国の行く末もプレーヤーに委ねられている。たっぷり、じっくり楽しめるゲームだ。


【スクリーンショット】
Windows版ならではのハードモード。グラフィックスを細かく設定できるのもうれしい。実績もWindows版とXbox 360版は別となる
美しいグラフィックス。世界を歩き回るのは、本作の大きな楽しさだ。重厚な世界観だけでなく、時間やプレーヤーの行動によって変化する要素にも注目
剣、魔法、銃を使う戦闘。人々との交流や、アルバイトなど様々な要素がある

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(2011年 5月 20日)

[Reported by 勝田哲也]