コーエーテクモ、Facebook向けソーシャルゲーム「Jolly Wood」を正式発表
動物たちが棲まう大木を育てていくカジュアルオンラインゲーム


5月19日8時βサービス開始予定

利用料金:無料(アイテム課金)



「Jolly Wood」は巨大なツリーハウスを構築するソーシャルゲーム
大木には、各種オブジェクトや動物たちが配置されている

 株式会社コーエーテクモゲームスは、シンガポール法人のTECMO KOEI SINGAPOREが開発したFacebook向けソーシャルゲーム「Jolly Wood」を5月19日8時よりβサービスを開始することを明らかにした。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制で、日本語のFAQは提供するものの、ゲームの言語は英語のみ。日本語版の展開は未定としている。

 TECMO KOEI SINGAPOREは、本日5月18日、現地で発表会を開催し、新作ソーシャルゲーム「Jolly Wood」を正式発表すると同時に、日本時間の5月19日8時よりβサービスを開始することを明らかにした。コーエーテクモゲームスは5月13日に行なわれた決算発表で、「Facebook向けの新IP」としてその存在を明らかにしていたが、このたびようやく正式発表された。

 TECMO KOEI SINGAPOREは、アジアを中心としたグローバルに通用するオンラインゲームの開発を目的に、シンガポール政府の協力を得て2004年に誕生した子会社で、代表作には「三國志 Online」がある。「Jolly Wood」は、現地スタッフが中心となって開発されたシンガポール発のオンラインゲーム第2弾となるが、「三國志 Online」でプロデューサーを務めていた上野彰三氏も引き続き開発に携わっている。

 「Jolly Wood」は、そのネーミング通り、動物たちが棲まう愉快な大木を舞台にしたソーシャルオンラインゲーム。プレーヤーには1本の大木が与えられ、各種設備やアイテムを設置し、そこに集う可愛らしい動物たちが心地よく遊べる環境を整えていくのがゲームの目的となる。木に設置できるアイテムは、はしごや吊り橋といった行動範囲を広げる物から、訪れる動物たちが利用するジャグジー、遊具など様々。

 ゲームは、プレーヤーの思い通りのツリーハウスが構築できるだけでなく、Facebook上で繋がった他のプレーヤーと協力してクエストをクリアしたり、設備を整えたりといったソーシャル要素も盛り込まれている。


【スクリーンショット】
遊具を多数配置することによって遊園地のような楽しい空間を作ることができる

(C) 2011 TECMO KOEI SINGAPORE Pte. LTD. All rights reserved.

(2011年 5月 18日)

[Reported by 中村聖司]