3Dグラフィックスを採用し、オンラインでパーティープレイも可能なRPG

　株式会社ドワンゴは、iモード用オンラインRPG「アークファンタズムオンライン」のオープンβサービスを5月9日9時より開始した。開発・運営は株式会社チュンソフト。利用料金は基本プレイ無料で、アイテム課金制を採用する予定。対応機種は、Aシリーズ以降。パケット定額サービスの加入が必須となっている。

　「アークファンタズムオンライン」は、未開の大地を開拓する開拓団の一員となり、モンスターと戦いながら開拓村を発展させていくオンラインRPG。携帯電話向けのゲームながら、3Dグラフィックスを採用した美しい映像が特徴。他のプレーヤーとはフリーワードでチャットが可能で、パーティーを組んでモンスターに挑める。

　戦闘はフィールド上にいるモンスターに近づいて、攻撃するモンスターを「ターゲット」ボタンで選び、決定ボタンを押すと攻撃できる。各クラスの能力に応じたスキルも使用できるほか、ショートカットキーに言葉を登録しておけば、ワンボタンでチャットメッセージを送れる。

　プレーヤーは最初、「チルドレン」というクラスからスタートし、一定の条件を満たすと他のクラスに転職できるようになる。防御力が高く接近戦が得意な「ファイター」、銃や弓による遠距離攻撃が主体の「レンジャー」、魔法による高い攻撃力を持つ「メイジ」、味方の回復や補助を行なう「プリースト」、さまざまなアイテムを採集できる開拓者「フロンティア」の5つから選べる。

　モンスターは「巣窟」と呼ばれる住処から現われる。巣窟の破壊も可能だが、ダメージを与えるほど、強力なモンスターが現われる。巣窟を破壊すると、稀に内部に侵入できる。破壊された巣窟はすぐに消滅してしまうため時間が限られている上、より強力なモンスターが待ち構えている。それらを突破すれば、巣窟の奥深くに隠されたレアアイテムを入手できる。

　開拓村には、プレーヤーの家が用意されている。他のプレーヤーの家もあるので、彼らと協力して村を発展させていく。また植えられた「霊樹」を育てることで、プレーヤーに有利な機能が追加される。今後は村に王様が訪れたり、モンスターが霊樹を狙って村を襲撃してくるといったイベントも予定しているという。

　モンスターから得たアイテムや、収集できるアイテムを集めれば、装備品を作成できる。作成した装備に「霊石」というアイテムを使うと、装備に特殊効果を付与するとともに、自分の好きな色に染められる。また自分の店を開ける「ベンダーシステム」も用意されており、作成した装備を他のプレーヤーに販売できる。

　なおオープンβサービスのゲームデータは、今後開始される正式サービスに引き継がれる。

【アクセス方法】
・iMenu → メニューリスト → ゲーム → ロールプレイング → アークファンタズムオンライン

【クラス】
ファイター	レンジャー

メイジ	プリースト	フロンティア

【スクリーンショット】
クラスの役割分担によるパーティープレイや、装備品の作成・カスタマイズ、開拓村の発展など、携帯電話向けながらオンラインゲームの要素が詰め込まれた内容になっている