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「AOU2011」バンダイナムコゲームスブースレポート
注目すべきはやはり「鉄拳タッグトーナメント2」、「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」!
その他、3D対応タイトル、メダル機なども多数出展


2月18日、19日 開催
(18日は会員招待日)

会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(小学生以下、60才以上は無料)
(特別割引券持参の場合)700円


 株式会社バンダイナムコゲームスのブースで、注目を集めていたのが前作から12年、シリーズ最高作との呼び声も高い「鉄拳タッグトーナメント」の続編となる「鉄拳タッグトーナメント2」と、ネットワークにより全国のプレーヤーと対戦できる4人対戦アクション「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」の2タイトル。他にも3D対応タイトル、体感機、メダル、データカードダスなど、ライト層からコア層まで幅広くカバーするラインナップが揃っていた。

 また、ゲーム機だけでなく、バンダイナムコゲームスやセガのタイトルが1枚のカードでプレイできる使用回数制限なしの「バナパスポートカード」にも注目が集まっていた。「バナパスポートカード」については「鉄拳タッグトーナメント2」の項で詳しく紹介しているので、興味のある方はチェックしていただければと思う。




■ 昨年発表され、大きな話題を集めたファン待望の「鉄拳タッグトーナメント2」がプレイアブル初出展!

前作から12年の時を経てのリリースとなる「鉄拳タッグトーナメント2」。2011年夏稼動予定
鉄拳番長こと判藤俊介氏(左)、プロデューサー原田勝弘氏(右)
非接触式のカードリーダー。バナパスポートカードやおサイフケータイをかざすだけで自分のデータでプレイできる。このカードリーダーはライブモニターにも搭載される

 「鉄拳タッグトーナメント2」はプレイアブルで12台(6セット)を出展。なんと42体ものキャラクターを触ることができるという初出展とは思えない贅沢な内容だ。「鉄拳」シリーズを1度でもプレイしたことがあれば、違和感なくすんなりとプレイできるという印象を受けた。

 ステージイベントでは、プロデューサー 原田勝弘氏、鉄拳番長 判藤俊介氏が登壇。ゲーム内容だけでなく、カードシステム、ライブモニター、TEKKEN-NETなどについて多くの新情報を語ってくれた。

○ ゲーム内容
 ・ダメージを受けた際に赤く表示される体力ゲージ(回復可能ゲージ)は交代することで回復可能。
 ・TAGコンボ:特定の空中コンボ始動技のヒット直前にTAGボタンを入力することで発動。交代したパートナーが空中に浮いている相手にコンボを決めることができるシステム。通常のコンボよりも回復可能ゲージを大きく減らせる。
 ・TAGアサルト:相手を浮かせ、バウンド始動技のヒット直前にTAGボタンを入力することで発動。TAGアサルト中はパートナーと協力して交互に空中コンボが決められる。大ダメージが狙えるが回復可能ゲージが多く残るため、後半体力を一気に奪いたい場合に効果的。
 ・本作から「鉄拳」を始めるプレーヤーでもコンボが決められるようなシステムを開発中。
 ・ステージには様々なギミックが用意されている。ステージによっては相手をリングアウトさせ、リングアウトした相手にコンボを決めることもできる。無限ステージも健在。
 ・レイジシステムに近いものがあり、キャラクター同士の相性で怒りやすい、怒りにくいがある。
 ・「鉄拳」1〜5の人気ステージを1つずつリメイクして追加。BGMはアレンジ版に。
 ・映像のクオリティはアップしながらも、同時に4体のキャラクターが出せるように。
 ・「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」よりロード時間は短くなっている。

○ TEKKEN.NET、ライブモニター
 ・段位システム、アイテムは健在。さらにチームを組むと、チームメンバーの成績次第でチームレベルがアップする。
 ・TEKKEN.NETが世界対応に。
 ・ライブモニターには上下左右の4つのセレクトボタン、エンター/キャンセルボタン、非接触式カードリーダーを搭載。TEKKEN.NETの世界対応により、世界ランキングや海外のプレーヤーのリプレイが閲覧できる。また、店内に自分のリプレイがあれば、呼び出して放映することもできる。
 ・海外のプレーヤーのゴーストが出せるよう検討している。

○ カードシステム
 ・44キャラクター全ての情報を1枚のカードで管理可能。
 ・カードを共通化。「バナパスポートカード」(後述)1枚で、バナパスポート対応タイトル(「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」や「機動戦士ガンダム 戦場の絆」など)全てがまかなえる。「バナパスポートカード」には使用回数制限がなく、何度でも利用可能。
 ・おサイフケータイに対応。おサイフケータイさえあれば、カードすら必要なく、おサイフケータイでナムコとセガの「バナパスポートカード」対応タイトル全てのデータが管理できる。また、カードからケータイ、カードからカード、ケイタイからカード、ケイタイからケイタイへと引き継ぐことができる。
 ・登録さえしておけば、再発行が個人で簡単にできるようになる。
 ・登録はPC、スマードフォンなどでも可能なため、キャリアを問わず利用できる。

 ※バナパスポートカードとは、1枚のカードで対応ゲーム機が全て遊べ、使用回数制限がなく、タッチするだけで使えるアーケードゲーム用のカードで、カードをhttp://user.banapassport.netに登録することで様々なサービスが受けられる。「おサイフケータイ(R)」にも対応しているため、対応携帯電話をカードの代わりとして使うこともできる。第1弾対応タイトルは「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」。



 プレイアブル初出展ということで「鉄拳」ファンにはたまらないショーといえるだろう。プレイできるキャラクターも多く、新システムの「TAGコンボ」や「TAGアサルト」までもが体験できる。また、「バナパスポートカード」により、キャラクター毎にカードを持つ必要もなくなり、カードの使用回数制限すらないというのはヘビーなプレーヤーほど、その恩恵は大きい。バンダイナムコゲームスやセガのタイトルが1枚のカードで遊べるようになる点も喜ばしい限り。ライブモニターが実機展示されていなかったのは少し残念ではあったが、TEKKEN.NETの世界対応によるランキングやリプレイ放映の他にライブモニターでどんなサービスが提供されるのか楽しみだ。




■ 生存率2/4! ネットワーク対戦バトルロイヤル「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」

全国のプレーヤー4人までとバトルロイヤル対戦できる「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」。2011年春稼動予定

 ネットワークにより全国のプレーヤーと戦うことができる4人対戦アクション「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」。こちらもプレイアブル初出展で、8台(2セット)が出展されていた。制限時間終了 or 2プレーヤーのライフがなくなるとゲームが終了し、上位2名(時間切れの場合は残り体力により勝者が決定)が勝ち残るルールを採用。体力がなくなっても1度だけ仙豆を消費して体力全快で復活できるため、体力2ゲージ分が総ライフとなる。

 プレイモードは、「1人で参戦」(残り3人が他店舗からマッチング)、「友達2人で参戦」(残り2人を他店舗からマッチング)、「友達4人で対戦」(店内対戦)の3つ。なお、店内乱入対戦は一切できない。

 操作はレバーと気弾・打撃・ジャンプ・ターゲット切替・ガードの5つのボタン。レバー(1方向)+気弾+打撃+ジャンプで必殺技、ジャンプを素早く2回押すとターゲットに急接近するホーミングダッシュ、打撃+ガードで投げ飛ばし(敵の背後からだと羽交い絞め)、気弾+打撃+ジャンプ+ガードで、バトル中1回だけ使用可能で、周囲の敵を吹き飛ばす気爆破、ターゲット切替+ガードで複数の敵からの打撃を弾いて吹き飛ばすマルチカウンターとボタンの組み合わせにより特殊な技が繰り出せる。通常の攻撃と比べて、必殺技は高威力だが、発動までの時間が必要な上、発動するまでの間は無防備になってしまうため、状況を見極めて使いたい。また、気弾や必殺技などの使用には気力ゲージが必要。気力ゲージは時間経過などで回復する。

 今回プレイ可能だったのが、孫悟空、クリリン、べジータ、フリーザ、ピッコロ、人造人間16号、人造人間18号、トランクス、セル、ナッパの10キャラクター。悟空は格闘、気弾なんでもこなせ、かめはめ波や元気玉はためることでダメージアップが図れる、べジータは格闘、気弾共に連射可能、フリーザは長射程のスナイパータイプなど、キャラクターにより性質が大きく異なる。打撃や気弾タイプの攻撃だけでなく、人造人間16号の自爆(カウント0時点で近くにいる相手に大ダメージ。自分の体力は1ドット残る)やナッパの地雷式サイバイマン(設置付近に敵が近寄るとサイバイマンが自爆攻撃を仕掛ける)など一風変わった技も存在する。また、人造人間18号の気力回復キッス(ターゲットの気力を回復)といったタッグ戦状態で特に活躍しそうな技も確認できた。

 本作では敵にターゲットされると相手から自分のキャラクターへと矢印が伸びる。正面方向からの攻撃は視認できるが、横や背後は一切見えないので、矢印がなるべく正面方向に集まるように移動しなければ攻撃を回避するのは難しい。レバーを同じ方向に2回入力することでサイドステップなどができたが、1度出すと長い硬直時間があり、連続ステップで回避するといったことはできなかった。

 ロケテストの開催が決定。3月5日・6日にはクラブセガ新宿西口、東京レジャーランド秋葉原店にて、3月12日・13日にはナムコワンダーパークヒーローズベース(ナムコランド川崎店)で行なわれる。興味があれば遊びにいってみてはいかがだろうか。






■ 「機動戦士ガンダム 戦場の絆」

 商談専用の出展となったが、稼働5年目に突入する「機動戦士ガンダム 戦場の絆」が新たな長期運用に向けた大型アップデート「Rev.3」でパワーアップする。

 新バージョンでは、新型ゲーム基板「ES1A2」を採用。基板のパワーアップにより、ビジュアル面が大きく進化している。デモンストレーション映像では、ニューヤークのステージでのデモとなっていたが、マップレイアウトなどは変わらないものの、中心部の通路に凸凹ができていたり、建物のディテールがアップしているのはすぐにわかる。とくに「丸ビル」や「体育館」、「ひな壇」、「ドーム」(いずれも通称)といった戦略上重要なポイントのテクスチャーが変更され、より緻密なビジュアルに。さらに、破壊可能な建物が破壊されるときにはパラパラとパーツが落ちていくだけでなく、周囲に煙が吹き上がるようになっており、明らかに変化しているのがわかる。また、ステージ上空にはホワイトベースが飛翔し、地上からの対空砲の火線が延びていた。

 モビルスーツたちのビジュアルも変化。やや写実的傾向のモデリングになり、「ザクII(S)」のボディはより渋い色合いになっていた。エフェクト周りでは、ブーストダッシュ時などのバーニアの光り方はより特徴的になり、「ザクII」のモノアイもより不気味に、「ガンダム」や「ジム」のビーム・サーベルの軌跡も派手に光る。ほかにも、ビーム・ライフルのビームが発射直後は少し伸び、短くなって飛んで行く、より「ガンダム」的な再現になっているほか、ザク・バズーカの弾体の後ろには多重の煙が伸び、クラッカーは赤いエフェクトが付くなど多数の変更点があった。エフェクトの変化により、乱戦時などは煙で見えにくくなるかもしれないが、このあたりはまだまだ調整が入る模様だ。また、小隊エムブレムが「ザクII」、「ジム」のシールドにマーキングされていたのも見た目の違いとして注目したいところ。

 さらに、出力解像度をフルHDへと引き上げる対応プロジェクターをオプションで用意している。「FULL HD プロジェクター」を導入することで、従来のプロジェクターでは得られない遠景や鮮明なディティール表現が可能となる。会場では、新基板で旧プロジェクター/新プロジェクター両方の映像を実際にP.O.D.(パノラミック・オプティカル・ディスプレイ)で見られるようになっていた。新プロジェクターの筐体は、プロジェクターが収納されている部分の外装パーツが青く光る曲線状のものに変更され、「P.O.D HD」のロゴが入る。

 また、「バナパスポートカード」に対応する。パイロットカードは「Rev.2」で終了となり、非接触式のリーダーがP.O.Dにもパイロットターミナルにも設置される。「バナパスポートカード」システムは、対応する携帯電話をカードの代わりとして使うこともできる。

・デモバージョンに試乗!

 今回出展されているデモバージョンに試乗する機会に恵まれたので、ここからレポートをお届けしよう。もちろん新基板、新プロジェクターの筐体だ。デモ版では「ガンダム」のみプレイできた。今回のショウに合わせてのバージョンなので、細かいところはまだ作りこまれていないことをあらかじめご理解いただきたい。

 さて、出撃シーケンスでは、ホワイトベースのカタパルトは変わらないが、前に「ガンキャノン」がおり、「ガンキャノン」の射出を待って「ガンダム」が射出される。その後場面が転換し、空中でのスタートとなる。

 外に飛び出してみると、目の前にホワイトベースが飛んでおり、ちょっとびっくり。そして、旧バージョンとは異なる圧倒的なビジュアルの情報量に改めて驚かされ、「おおー」と声が出る。「狙撃型機体に乗ったら、遠景の見易さは手助けになるだろうな」……なんてことを考えながらブーストをふかしつつ着地。上空からの景色は、今までの映像がややピントの甘い写真だとすれば、新基板+新プロジェクターでの景色はパリッとピントのあった透明感のある写真といったところだろうか。

 従来のグラフィックスでは、画面を凝視するとややドットを拡大したかのような見え方だったが、今回はドットが見えることはあまりなく、映像の密度が向上しているのはよくわかる。ステージはたしかにニューヤークで変わりないのだが、細かいところがよく見えるし、遠くまでよく見えすぎるぐらい見える。地球連邦軍スタート地点から右を向くと、ドームのビジュアルがはっきりわかるし、手前の建物も細かくよく作りこんであるのに感心してしまう。

 そして、右上のレーダーがこれまたよく見える。今までなら2つの機体が重なり合うような位置関係だとちょっとわかりにくいな、と思ったものだが、これなら戦闘中にちらちら見るときも確認しやすく、あまり目が疲れることもないだろう。左右のスコア表示、残りタイム表示といったものもわかりやすい。ゲーム内容的には今のところ大きな違いはなかったが、ザク・マシンガンの弾がよく見え、ハイパー・バズーカのエフェクトはもくもくと出る煙に驚かされる。通称「丸ビル」を壊してみたところ、周囲に吹き上がる煙に視界を奪われたりもした。

 とまあ、映像がきれいになったことによるインパクトは相当のものだったが、これはたぶん、慣れてしまうと驚くことは少なくなっていくだろう。しかし、遠景まではっきり見えることによる敵機の視認のしやすさ、そしてなによりレーダーの視認のしやすさ、解像度の向上による文字表示量の向上なども見込めるため、さらにいろんな情報が表示されるようになるだろうことは想像に難くない。チャットメッセージの表示量が増えたり、遠距離砲撃型機体/狙撃型機体で使える大マップもより見やすくなるのでは……なんてことを考えてみると、新プロジェクターの効果はプレイ時のストレス軽減になるだけでなく、プレイ上も重要なカギをにぎるかもしれない。正直、新基板になったら、新プロジェクターを設置している店舗でプレイしたくなるだろう。




■ 3Dバイザーにより迫力のレーシングが体感できる「マキシマムヒート」、メダル機、データカードダスなども出展

 「鉄拳タッグトーナメント2」、「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」の他にも、3Dで迫力あるレースが楽しめる「マキシマムヒート」、昨年のアミューズメントマシンショーでも展示されていた対戦型パックマンの「パックマンバトルロイヤル」、フラットパネルリーダーでカードを操作する「ドラゴンボールヒーローズ」、ポケモンやマリオといった人気キャラクターのメダル機、データカードダスなど多数出展されていた。

筐体上部から伸びるアームの先にある3Dバイザーを通して画面を見ることで3Dの迫力あるレースが楽しめる「マキシマムヒート」。アームで位置が調整できるので、メガネをかけていても快適にプレイできる。3D、3DMAX(より立体的な映像になる)、2Dと映像が切り替えられるため、3Dが苦手な人でも安心。車種はRX-7などの実車から選択する。カジュアルユーザー向けに開発されていることもあり、全てAT車でギア操作などはない
「ドラゴンボールヒーローズ」は5台出展。「孫悟空」のプロモーションカードが払い出されることもあってか、多くの人がプレイしていた 「ワンピーベリーマッチW」、「プリキュアオールスターズ スイートコレクション」など、隙のないラインナップのデータカードダスコーナー

(2011年 2月 19日)

[Reported by 木原卓]