アバターシステムも「ハンゲーム」のものを踏襲

　NHN Japan株式会社とマイクロソフト株式会社は、ポータルサイト「MSN」において、両社が共同で展開するゲーム事業「MSN ゲーム」を1月17日より開始した。

　「MSN ゲーム」は、NHN Japanが展開しているゲームポータルサイト「ハンゲーム」のゲームコンテンツを、MSNのユーザーに向けて再構成して提供するサービス。ユーザー認証にはWindows Live IDを使用する。

　提供されているゲームは、アクションRPG「ドラゴンネスト」や、野球ゲーム「プロ野球 ファミスタ オンライン 2010」、麻雀ゲーム「麻雀4」など143タイトル。いずれも「ハンゲーム」で提供中のタイトルで、「ハンゲーム」からの利用者と一緒にオンラインゲームをプレイできる。「ハンゲーム」では現在約260タイトルをサービス中で、今後も「MSN ゲーム」に随時タイトルを追加するとしている。ゲームのほかにも、アバターやブログ、チャットなどのコミュニティ機能も「ハンゲーム」のものを踏襲している。

　決済システムは「ハンゲーム」のものを利用しており、ゲームでの決済の前に「ハンコイン」を購入することになる。ただし「MSN ゲーム」に「ハンゲーム」で使われているハンゲームIDでログインできるわけではなく、あくまでWindows Live IDに紐付いた「ハンコイン」を購入するという仕組みになっている。

　「MSN ゲーム」ではサービス開始に合わせて、3つのキャンペーンを実施する。まず3月31日までに新規にニックネーム登録を行なうと、25種類のアバターアイテムを受け取れる。またゲームのキャンペーンとして、2月3日までに「プロ野球 ファミスタ オンライン 2010」をプレイした全員に「ナムコスターズ」プレミアカードセット（選手のセット）と、初心者応援セット（コーチのセット）がプレゼントされる。また2月28日までに「麻雀4」をプレイすると、抽選で30名に麻雀入門書がプレゼントされる。

「プロ野球 ファミスタ オンライン 2010」をプレイした全員にプレゼント	「麻雀4」では抽選で30名に「マンガでわかる！東大式麻雀勝つ打ち方入門」がプレゼントされる