【G-Star 2010】「Blade & Soul」に長蛇の列ができたncsoftブース

「Metal Black: Alternative」、「リネージュ II」の3作を出展


11月18日~21日 開催

会場:釜山国際展示場(BEXCO)

入場料:大人4,000ウォン(前売り2,000ウォン)
    学生2,000ウォン(前売り1,000ウォン)



「Blade & Soul」は開場して間もなく大行列に。並びながら、大型スクリーンに映されたムービーを熱心に見入っていた

 今年のncsoftブースは、新作のMMORPG「Blade & Soul」を筆頭に、同じく新作となるMOアクションRPG「Metal Black: Alternative」、そしてサービス中のMMORPG「リネージュ II」のアップデート「破滅の女神」プレビュー版と、3タイトルを出展している。

 例年、最大級の規模のブースを構えるncsoftだが、今年はその広さの割に独自のステージは用意せず、ひたすら試遊台を並べている。しかも3タイトルともゲーマー寄りな作品で、華やかなお祭り感を楽しむよりも、とにかく新作を堪能してほしいという硬派な意気込みが伝わる展開になっている。

 中でも「Blade & Soul」は80台もの試遊台を設置。十分な体制を整えたかと思われたが、開場から間もなく大行列が発生した。最長時には3時間半待ちと予想をはるかに上回る人気を見せ、ブース脇を通ってncsoft以外のブースに向かう来場者も、あまりの行列の長さに何事かと驚いていた。ちなみに18日は韓国において、日本のセンター試験に相当するものの受験日となっている。学生は高校生を含めて休日となっていることから、そもそもの来場者もかなり多くなっていたようだ。

 なお今回の出展内容については、事前にソウルのncsoft本社で開催されたプレスカンファレンスにおいて発表されており、弊誌でも各タイトルごとにレポートを掲載している。詳しい内容を知りたい方は、下の関連記事をお読みいただきたい。


「Blade & Soul」は行列だけでなく、ブースの外から覗き込む人も多数居て、大混雑の様相。期待度の高さをうかがわせる
試遊台の中には、AMDのマルチディスプレイ技術「Eyefinity」を使い6画面でプレイできるものが用意されていた。MMORPGでは滅多に使われないが、実際に見ると1スクリーンとは迫力が段違いだ
新作の「Metal Black: Alternative」もかなりの人気で、「Blade & Soul」ほどではないが待ち時間が発生していた。ゲームプレイは3台での協力プレイとなっている
「リネージュ II」では、韓国では2011年上半期に実装予定のアップデート「破滅の女神」のプロローグ的な内容をプレイ可能。大きなリボンを付けたスタッフが出迎えてくれる

(2010年 11月 19日)

[Reported by 石田賀津男]