スクエニ、PS3/Xbox 360「MINDJACK」新情報公開
登場キャラクターやサン・ミラ国際空港テロ事件ほか


2011年1月27日 発売予定

価格:8,190円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


 株式会社スクウェア・エニックスは、2011年1月27日発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用マインドハックシューティング「MINDJACK(マインドジャック)」の新情報を公開した。

 今回は、ナーカス社のCEO「アンドリュー・ガードナー」をはじめとする登場キャラクターに加え、本作の要となるシステム「マインドハック」やバリエーション豊富な「アクションパターン」の情報が明らかになった。また、イベントシーンより「サン・ミラ国際空港テロ事件」、「戦友」のスクリーンショット、およびあらすじが公開された。


【登場キャラクター】

■ アンドリュー・ガードナー

 人類のすべての情報を集め整理する、その情報を再び人類へ還元するという崇高な目的を果たすため、大学で専攻した計算機工学の知識を用いて画期的な検索エンジンを開発した。その後、ナーカス社を設立し、人々の生活を豊かにする製品を作り続けた。

 そして、ナーカス社の最高傑作とも言われる「KM-987 ヘッドセットコントローラー」を完成させた。これは、世界初の独自ネットワークシステムを採用した、これまでにないリアルさとデジタルの融合を実現したもので、すぐに革新的な製品として全世界で爆発的に普及する。

 これにより、すべての情報が等しく人々に与えられ、ガードナーは平和が得られると思っていた。だが、ガードナーの思いとは裏腹にマインドハッカーたちによるテロ事件が世界各地で起き始めていた……。


■ フリューゲル社員

 スイスに本拠地を置く大手製薬会社「フリューゲル社」に勤務。ナーカス社の技術を応用した新薬開発交渉のため、サン・ミラへ降り立つ。トップシークレットの情報を扱う彼は、命を狙われることもたびたびある。そのため、防弾性に優れたスーツを着用しており、ゲームではほかのNPCよりも体力が高い。


■ ナーカス女性研究員

 ナーカス社の研究員。武器マニアであり、過去にはアメリカ海軍にも所属していた経歴を持つ。現在は、軍事技術開発部に所属し、新たな武器の開発に没頭している。海軍時代に培われた俊敏性により、武器を拾う動作やカバーアクションの速度がほかのNPCに比べると速い。


■ ナーカス飛行兵

 ナーカス社が開発。テロ、および災害時の人命救助を目的として開発されたものを軍事用に改造したもの。低温式ヴァルターロケット方式の推進装置を背負い飛行することができる。遠距離からの狙撃に最適な武器、スナイパーライフルを装備している。


■ 地上型Mech

 ナーカス社の軍事技術開発部が開発。2対の重火器と3輪のインホイール超伝導モーターホイールを装備している。兵士の盾になるほど防御力が高く、地上での戦闘支援には欠かせない。重火器を盾に変更した支援特化型も存在する。




本作では、ゲーム中のキャラクター以外にも、ほかのプレーヤーがプレイしているストーリーにハッキングすることもできる。ストーリーにハッキング後、協力するか、敵対するかはプレーヤー次第

■ マインドハック

 マインドハックは、対象の体を乗っ取り操るシステム。戦闘中であればいつでも使用可能で、ゲームに存在する兵士、メカ、クリーチャー、一般人などのさまざまキャラクターを操作することができる。身体を乗っ取ることのできるキャラクターは、それぞれ所持する武器、攻撃方法、ステータスなどが異なる。



【アクションパターン】

マシンガン、ハンドガン、ロケットランチャーなど多彩な武器による攻撃敵の銃撃を回避し、懐へと滑り込むスライディング撃ち
接近戦では、FBIやSWATも採用する実戦護身術「クラヴマガ」によるアクションが展開。所持している武器や敵の状態(前方、後方、ダウンなど)によりさまざまな動きを見せる
「カバーアクション」は、遮蔽物を利用して銃弾を防いだり、隠れながら攻撃するテクニックカバーアクションができない場所では、捕えた敵を盾にして戦う「ヒューマンシールド」が重要なアクションとなる
「ハンドグレネード」を使って、1カ所に集まった敵を一網打尽殺傷能力はないが、閃光によって敵の視覚を奪う「スタングレネード」


【イベントシーン】

【サン・ミラ国際空港テロ事件】
妻であるマリーを、とある事件で失い休職していたジム。彼の現場復帰となる最初の任務は、反国家活動家のレベッカがサン・ミラに来た理由を探るという簡単なものであった上海発、サン・ミラ国際空港着の国際線でサン・ミラにやってきたレベッカ。彼女を発見すると同時にジムは追跡を始める
突如、正体不明の部隊による奇襲を受けるサン・ミラ国際空港。空港には銃声が鳴り響き、テロ行為に怯え、人々が逃げ惑う。銃弾が飛び交う空港を脱出するため、2人は否応なしに協力することになる。このジムとレベッカの出会いが、マインドハッカー、ナーカス社といったさまざまな思惑を持つ者たちとマインドハックの真実をめぐる物語の始まりであった
【戦友】
連邦諜報局(FIA)に配属される前から、戦友としてともに幾多の危機を乗り越えてきたジムとフェルナンデス。FIAでは、フェルナンデスが上司、ジムが部下という間柄だった。現在、2人の立場に違いはあるが、関係は以前のままだ。上の写真は、抗テロを目的としたチームに所属していた頃のもので、拠点破壊任務を遂行中のシーンである
ヘッドセットを通じて上司としてジムをサポートしていたフェルナンデスだが、ジムが窮地に陥っていることを知ると戦友を助けるために駆けつける。彼もサン・ミラで別の任務についていたようだが、マインドハックによる事件について何か情報を掴んでいるのだろうか?

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※画面はすべて開発中のものです。

(2010年10月26日)

[Reported by 中野信二 ]