ゲームオン、WIN「LuviniaSaga」発表会開催
「先行体験」参加者をGAME Watch枠で1,000名募集
オンライン事業部 取締役本部長の萩原和之氏 |
「LuviniaSaga」運営プロデューサーの石井英貴氏 |
株式会社ゲームオンは、Windows用MMORPG「LuviniaSaga(ルビニアサーガ)」のクローズドβテストにあたる「先行体験」の参加者を、10月21日17時から11月1日13時まで募集する。募集人数は8,000名で、うち1,000名をGAME Watch専用枠としていただいた。記事の最後にあるリンクからご応募いただきたい。
同社は「先行体験」の実施に合わせて、同日、プレスカンファレンスを開催。まずオンライン事業部 取締役本部長の萩原和之氏は、開発元のShanda Gamesがある中国でのサービスにおいて、同時接続数35万人という実績を挙げた。ゲームはマウスクリックだけでクエストを進められるなど初心者にやさしい設計が特徴で、「ソーシャルゲームを遊んでいる層にもマッチする」としている。
続いて、「LuviniaSaga」運営プロデューサーを務める石井英貴氏がゲームの特徴を説明した。基本的なシステムは、画面をクリックして移動や攻撃などを行なう一般的な3DのMMORPGのスタイルをとっている。本作はその上で、システム面やボリュームにおいて他との差別化を図っている。
石井氏はまずゲームのキーワードとして「毎日」を挙げた。曜日ごとに異なるクエストが受けられる「曜日クエスト」を用意し、毎日異なる遊び方を提供するという。ほかにも「Luvinia大陸」に伝わる神話にまつわる物語を解き明かしていく「ストーリークエスト」など、さまざまなタイプのクエストを1,800以上収録。また後述の「カード」や「称号」などのコレクションもあり、コンテンツ全体のボリュームの豊富さを背景に「毎日」遊べることもアピールした。
次にゲームの流れを3つにわけた「ストリーム」について。ストリームとはレベル帯を指したもの。1つ目のストリームはゲームスタートからレベル39までを指す。ここでは「ストーリークエスト」をクリアしていくだけでどんどんレベルが上がり、レベル40に到達できるという。いわゆるチュートリアルを兼ねた部分で、MMORPG初心者でも遊べる、とっつきやすさを重視したデザインといえるだろう。
2つ目のストリームはレベル40から79まで。ここからは「曜日クエスト」を始め、さまざまなクエストを選んでこなしていく。効率よくレベルを上げるには、レイドダンジョンでパーティーを組むほうがよく、ソロで進めた1つ目のストリームから少しずつ遊び方が変わってくるという。最後のストリームはレベル79以降。ここからは国家同士が激突する大規模PvPや、多人数で討伐を目指すレイドボスなど、難易度の高いやりこみ要素が増えていくという。
キャラクターの成長要素については、レベルアップでの成長のほかに、「称号システム」による強化が可能。特定のクエストを達成したり、モンスターを倒したりといった条件を満たすことで、「称号」が手に入る。「称号」は単なる飾りではなく、装備することで攻撃力が上がるなどの効果を発揮する。1人のキャラクターごとに3つの「称号」を同時に装備でき、さらに付け替えもできるので、装備と同様に状況に合わせて変更できる。
装備品は、武器に宝石を合成して攻撃力を高めるといった一般的な要素の他に、火や水などの属性を付与する「エンチャント」と、武器にセットする「カード」が用意されている。武器には最大3枚の「カード」をセットでき、装備者の能力を向上させる効果がある。
キーワードは「毎日」。コンテンツのボリュームに自信を見せている | 状況に応じて切り替えられる「称号」。成長要素であるとともにコレクション要素でもある | 武器の強化は、宝石との合成、エンチャント、カードという3つのカテゴリが用意されている |
キャラクターボイスには多数の有名声優を起用する。プレーヤーキャラクターの声は佐藤利奈さんと櫻井孝宏さんが担当する。他にもNPCのボイス担当として、花澤香奈さん、今井麻美さん、中原麻衣さん、三木眞一郎さん、遊佐浩二さん、辻谷耕史さんが参加することが発表された。このうち今井麻美さんと中原麻衣さんは、10月24日に東京国際フォーラム 展示ホールにて開催予定のイベント「ゲームオンLIVE 2010」にて行なわれる本作のステージイベントに登場し、トークショーやバックストーリーの生ナレーションを行なう予定。
【参加声優陣】 | |||
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佐藤利奈さん | 花澤香奈さん | 今井麻美さん | 中原麻衣さん |
櫻井孝宏さん | 三木眞一郎さん | 遊佐浩二さん | 辻谷耕史さん |
また既に発表されているとおり、日本版オリジナルのキャラクターイラストを、イラストレーターの久方綜司氏が担当している。現在はプレーヤーキャラクターの1次職である「ファイター」、「マジシャン」、「ローグ」のイラストが公開されており、今後も完成次第、順次公開するとしている。久方氏の起用について石井氏は、「透明感のあるイラストにしたいと思い、久方氏にお願いした」と語った。
【キャラクターイラスト】 | ||
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ファイター | マジシャン | ローグ |
「先行体験」の応募者が多数の場合は抽選となり、当選者には11月2日にメールで通知される。ただ実施スケジュールはまだ確定しておらず、後日発表するとしている。プレイできる内容は、1つ目のストリームとされたレベル39までのコンテンツ。
今後のスケジュールについては、「先行体験」で寄せられた意見なども見ながら決めていきたいとしている。ただしこの点については萩原氏が補足し、「Shanda Gamesは約100人という大規模な開発スタッフを擁している。韓国産の一般的なオンラインゲームでは3カ月に1回程度のアップデートになっているが、それよりももっと早いペースで、大きなボリュームのものを提供できるだろう」と述べている。正式サービス後の利用料金については、基本無料のアイテム課金制を採用する予定だが、それとは別の特別な課金形態も検討するという。
対応OSは、Windows XP/Vista/7。動作環境は、Pentium 4 1.8GHz以上のCPU(2.4GHz以上推奨)、512MB以上のメインメモリ(1GB以上推奨)、3GB以上の空き容量を持つHDD、GeForce 4またはRadeon 9500以上のビデオチップを搭載したビデオカード(GeForce 7600 GTまたはRadeon X800以上推奨)など。
「先行体験」に応募する
※テスターへの応募データおよび抽選結果は、すべてゲームオンで管理されます。弊社では応募内容や当選確認についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
【プロモーションムービー】 |
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(2010年 10月 21日)