コーエーテクモ、「100万人の信長の野望」の正式サービスを開始
モバゲータウン専用ソーシャル戦国シミュレーション


8月26日サービス開始

利用料金:無料(アイテム課金)



 株式会社コーエーテクモゲームスは、株式会社DeNAが運営する携帯ゲームサイト「モバゲータウン」において、ソーシャルシミュレーションゲーム「100万人の信長の野望」の正式サービスを開始した。対応機種はNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルのFlash Lite 1.1に対応モデル。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制となっている。

「100万人の信長の野望」のメインビジュアル。若々しい織田信長が描かれている
こちらは領地画面。携帯の画面に収まるように、かなりディフォルメされており、従来にない可愛らしさがある

 「100万人の信長の野望」は、コーエーテクモが手がける初の本格的ソーシャルゲーム。プレーヤーは戦国時代を生きる1領主として、織田信長や武田信玄といった大名家に仕え、所領を育てながら、戦国武将を登用して軍団を編成し、他のプレーヤーと協力して、自らが所属する大名家の天下統一を目指していく。

 基本的なゲームデザインは、「信長の野望」シリーズのエッセンスを大胆な解釈でソーシャルゲームに取り入れたものとなっている。内政では、田んぼや市場など100種類以上の施設が建設可能で、中には隣接施設を強化するといった特殊効果を持つ施設もあり、パズル的な要素が取り入れられている。合戦では、足軽、騎馬、鉄砲の三すくみを軸に、敵武将の兵科を読みながら味方の陣立てを並べ替えていく。いずれも簡単操作で「信長の野望」の醍醐味が味わえるようになっている。

 ソーシャルゲームとしての要素は、他のプレーヤーと直接交流することで兵力の回復や合戦の補助など、互いに相乗効果を得ることができるほか、一門に加入することで大名家における自らの地位が向上しプレイの幅が広がるという。ゲームには、ゲームタイトルが示しているとおり、理論値として100万人の同時参加が可能となっており、欧米のビッグタイトルに負けない大規模なソーシャルゲームとなっている。

 ゲームを彩る戦国武将は、総勢700名以上。それぞれ異なる能力や技能を持っており、うまく使いこなすことで戦国制覇が見えてくる。「信長の野望」シリーズらしく「列伝」機能を通じて戦国武将の列伝を読むことができるのもファンには嬉しいところだ。


【スクリーンショット】
画面構成はいずれもシンプルだが、「信長の野望」シリーズのエッセンスは感じられる

(C)TECMO KOEI GAMES CO., LTD. All rights reserved.