スパイク、PSP「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」

予約特典はしゃべる「モノクマストラップ」


11月15日 発売予定

価格:5,229円



こちらがしゃべる「モノクマストラップ」

 株式会社スパイクは、11月15日発売予定のPSP用ハイスピード推理アクション「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の予約特典を公開した。予約特典は「しゃべる!“モノクマストラップ”」。

 「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」は、殺人事件の真相を暴くために行なわれる学級裁判において議論を行ないながら真実に近づいていく。しかし学級裁判はただの学級裁判ではなく、アクション仕様になっているところが他のタイトルとは一線を画す部分。捜査パートで得た証拠や証言は“言弾”としてセットし、学園裁判でハイスピードで繰り広げられる議論中に、怪しい発言や矛盾に対してこの言弾を撃ち込んでいき、論破する。

 舞台は超一流高校生を集めて育て上げるために設立された政府公認の「希望ヶ峰学園」。主人公はごく平凡な生徒なのにこの学校に入学してきた苗木誠。なぜ、入学できたのかというと、平均的な学生から抽選で選ばれたただ1人の生徒なのだ。しかし、入学式会場で校長と名乗る「モノクマ」は生徒達に「今後一生をこの閉鎖空間である学園内で過ごすこと。外へ出たければ殺人をすること」と言い放つ。絶望の淵にたたされた生徒達。生徒達の信頼を打ち砕く事件や学級裁判。黒幕は誰か?そして真の目的は??目に見えない戦いが幕を開けることとなる。

 システム的にも様々な試みが行なわれているが、グラフィックスにも、3D空間のなかに2Dで描かれた人物やオブジェクトが配置されるなど、独特な雰囲気のゲームの世界観を表わすことに成功している。

 予約特典の「しゃべる!“モノクマストラップ”」は、学園長を名乗る動くクマ型ぬいぐるみ「モノクマ」のストラップ。普通の表情と恐ろしげな表情が半々になっているところが非常に気になるところ。CVは公開されていない。

 ストラップについているモノクマのおなかを押すとしゃべり始める。収録されているボイスは2種類で、そのうち1つは「オマエラ、おしおきしちゃうよ~」。「モノクマ」らしい独特の台詞を話すストラップとなっているという。

 

学級裁判のシーン。議論中に発言の矛盾を見つけ用意しておいた「言弾(言葉の弾)」を発言に撃ち込んでいく。アクション要素があるのが、これまでのゲームと「ダンガンロンパ」の大きな違いの1つだろう。右下のスクリーンショットが捜査で得た証拠や証言を言弾としてセットしているところ
捜査パートのワンカット。グラフィックスが3Dと2Dの中間のような独特の雰囲気だ緊迫世界観をベースに描かれるゲームのストーリー。かなりハードな描写もあるイベント絵の1つ

マシンガントークバトル。アクション要素もなかなかにハイスピードでハードそうだひらめきアナグラム。様々なゲーム要素が詰め込まれている

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(2010年 8月 20日)

[Reported by 船津稔]