EA、PS3/Xbox 360/Win「メダル オブ オナー」を10月14日に発売
日本語版特典として海外版リミテッドエディションのアイテムコードを同梱


10月14日発売予定

価格:7,340円(PS3、Xbox 360)
オープンプライス(Windows)

CEROレーティング:未定


 エレクトロニック・アーツ株式会社は、全世界でシリーズ累計2,000万本を誇るミリタリーFPS「Medal of Honor」シリーズ最新作「メダル オブ オナー」を10月14日に発売する。発売プラットフォームはプレイステーション 3、Xbox 360、Windows PCで、価格はPS3版とXbox 360版が7,665円、Windows版がオープンプライス。CEROレーティング未定となっている。

今回の戦場はアフガニスタン
フロストバイトエンジンによる美しいグラフィックス。シングルとマルチでエンジンが異なるというユニークな開発体制になっている

 ミリタリーFPSの元祖的な存在として知られる「Medal of Honor(MOH)」シリーズがついに復活する。開発は、Electronic Arts Los Angeles(EALA)が担当し、マルチプレイについては、EAの新たな人気シリーズである「バトルフィールド:バッドカンパニー」シリーズ等を手がけるDICEが担当している。ゲームエンジンは、シングルプレイがEpic GamesのUnreal Engine 3.0、マルチプレイはDICEが誇る、フィールドのオブジェクトが粉々に破壊できる“ノンリニア破壊”がウリのフロストバイトエンジンを採用。非常に豪華な布陣で新世代の「MOH」が描かれる。

 ゲームの舞台となるのは、現代のアフガニスタン。プレーヤーは、米軍に実在する選りすぐりのエリート兵士ばかりを集めた特殊部隊「Tier1オペレーター」のひとりとして、同地に実在するという戦場を舞台に、対ゲリラ作戦や市街地での近接戦闘など、過酷な作戦に従事していく。バトルフィールドは、アフガニスタンの山岳地帯や入り組んだ市街地など、独特の地形が再現されている。

 DICEが手がけるマルチプレイモードは最大24人によるオンライン対戦が楽しめる。DICEは前述の「バッドカンパニー」シリーズのみならず、PlayStation NetworkやXbox LIVEアーケード向けのダウンロード専用タイトルとしてリリースされたマルチプレイFPS「バトルフィールド1943」でも大きな成功を収めており、クオリティの高いマルチプレイが期待できる。

 日本語版オリジナルの購入特典として、海外版のリミテッドエディションに同梱されるアイテムアンロックコードをもれなく同梱する。アイテムアンロックコードの中身は、サブマシンガン「MP7」、2種類のショットガン「TOZ194&870MCSショットガン」、周囲に溶け込める特殊部隊専用のカモフラージュ「Spec Ops Class Camouflage」の3種類。また、Windows版をEA STOREで予約購入すると限定アイテム「2 multiplayer weapons」 プレゼントされる。

 なお、E3でサプライズ発表された、PS3版に「Medal of Honor Frontline」を丸ごと同梱するというPS3版限定特典は、日本では実施されない。また、リミテッドエディション購入者に対して付与される「Battlefield 3」のβテスト参加権も入手できないので注意したい。


【アイテムコード】
左から順に「MP7」、「TOZ194」、「870MCS」。最初から使えるようになるため、マルチプレイを若干有利に戦うことができそうだ

【スクリーンショット】
E3で発表されたシングルプレキャンペーンのスクリーンショット。アフガニスタンの山岳作戦が臨場感たっぷりに描かれている

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(2010年 8月 5日)

[Reported by 中村聖司]