ディースリー・パブリッシャー、PSP「DREAM C CLUB Portable」

ピュアな紳士の社交場がPSPでこの秋開店へ!!


2010年秋 発売予定

価格:5,040円



ドリームクラブで働くホストガール。個性的な娘ばかりだが、純真で素直な乙女ばかり

 株式会社ディー・スリーパブリッシャーはPSP用恋愛シミュレーション「DREAM C CLUB Portable(ドリームクラブ・ポータブル)」を2010年秋に発売する。価格は5,040円。

 「DREAM C CLUB Portable」は、2009年3月にXbox 360用タイトルとして発売された同名タイトルのPSPへの移植作。“ピュアな心の持ち主である男性のみが入会することができる大人の社交場”、それが「DREAM C CLUB」。偶然にもこの「DREAM C CLUB」の会員となったプレーヤーは、会員パスの有効期限が切れる1年間の間にホストガール(「DREAM C CLUB」で働いている女の子たち)と恋愛を楽しむこととなる。

 登場するホストガールはそれぞれ個性的。引っ込み思案で夢見るお嬢様の亜麻音(あまね)をはじめ、失敗続きの発明家・みお、自称パティシエ、甘えん坊で気まぐれな雪(せつ)、プロボウラーを目指す関西系の玲香(れいか)、とりつく島もない冷徹な女の子魅杏(みあん)、大人の色気と教養を持つ・るい、グラビアアイドルの理保(りほ)、女の子らしさにあこがれる道場の師範代・ナオなど。

 ホストガールのプロフィールは多くは公開されていない。それは、プレーヤーがゲームで女の子と会話することで探り出していくことが重要だからだ。スリーサイズや血液型から誕生日、さらには将来の夢や悩みなどもうまく引き出していくことで、会話も弾むことだろう。こういった未公開のプロフィールは女の子から聞き出すことで、ゲーム内のアルバムコーナーに記録されていく。

 ゲームでは「DREAM C CLUB」においてお酒やおつまみを頼み、ホストガールと会話していくことでゲームを進めていく。女の子の気持ちをつかむことは重要だが、そのためにはいろいろなシステムを知ることが重要だろう。


【入店】
入店時のシーン。ホストガールを選択する。お休みの娘はスクリーンショットのように「おやすみ」状態が表示される

 お酒についてはIIS(インタラクティブ飲酒システム)を採用。「DREAM C CLUB」では、お酒を頼むとそれを1杯すべてを飲むのではない。プレーヤーが自分の酔い具合を考えながらどれくらい飲めるかリアルに調節できる。それぞれのお酒にはドリンク強度(アルコール度数)が設定されており、強いお酒であれば少なくても酔いが高まっていくことになる。

 あまり飲むとほろ酔いから酩酊状態になってしまい、酩酊状態まで行ってしまうと強制的に退店させられてしまう。闇雲に飲むのはいけないことだが、飲むことによってホストガールもお酒を飲み、いい関係になれることもある。さらに、飲めば飲むほどお酒が強くなっていき、レベルも上がっていく。

 また、ホストガールにお酒を勧めることもできる。好きなお酒を頼めばなおさら好感度もアップすることだろう。もちろん、好きなお酒は会話で聞き出しておかなければならない。ホストガールがほろ酔いになると、いつもとは違う展開が楽しめるかもしれない。

【IIS(インタラクティブ飲酒システム)】
画面左下のグラスが傾いているが、これがグラスを傾けて飲んでいることを表わしている。飲むというのは1杯すべてを飲むのではなく、アナログスティックを傾けることでどれくらい飲むか分量を調節できるIIS(インタラクティブ飲酒システム)を今回も採用。お酒に強い子もいれば弱い子もいるが、自分が飲むことで、ホストガールにも微妙な影響を与えるようだ
あまり飲み過ぎると、ほろ酔い状態から視界がふんわりぼやけてきて、酩酊状態になって倒れちゃうことも……。飲まなければいいのかというとそれはまた違い、経験値が上がり飲酒力レベルなどがアップしていく。ほどほどに飲んで、お酒になれていくといいだろう。自分が飲めば、ホストガールも飲むことがある。もちろんホストガールがほろ酔いになることもある

 前述の通り、会話は非常に重要になっている。「DREAM C CLUB」ではETS(エモーショナル・トーク・システム)を採用。行動選択肢から会話を選択して話しかけると、どの話題でホストガールと話すか選択することとなる。トークセンスが試されることとなるが、ここでも前述の飲酒量と関わっており、ほろ酔いになると同じことを話しかけても違った反応を見せることもあるという。

 逆にホストガールから質問してくることもある。この質問には3種類の中から答えていくことになるが、飲む量により答えの選択肢がおおざっぱに変化することもある。何を答えているかわからなくなるという点では、飲酒時の雰囲気をうまくゲームシステム化している。

【ETS(エモーショナル・トーク・システム)】
ゲームの中でも重要なのが、このETS(エモーショナル・トーク・システム)。ホストガールとの会話が重要となっている。どの話題を選ぶか?ここでも飲酒量が関係しており、ほろ酔いになったら同じ話題でも反応が変わる可能性もあるこちらから話題をふるだけでなく、逆にホストガール側から質問を受けることも。3種類から回答することになるが、飲酒量によって○・△・×といった具合に内容がわからずおおざっぱな表示になることがある。ここでもIISとETSがシステム的に関係していることがわかる

 「DREAM C CLUB」では様々なサービスが行なわれている。カラオケをリクエストしたり、特定のおつまみを頼むとゲームタイムが発生するなど、いろいろと楽しめる要素がある。これらをうまく使い、ホストガールとの距離を縮めて行きたい。

 なお、カラオケのリクエスト時の映像については、PSP版では縦持ち用にも対応している。

【飲み物やおつまみ】
飲み物やおつまみをオーダーしなければならない。もちろんたくさんオーダーすれば、ホストガールも喜び好感度がアップする可能性もある。ちなみにお酒には「ドリンク強度」が設定されている。ランクが高ければそれだけ酔いやすくなる
【ゲームタイム】
特定のメニューには、楽しいゲームタイムが用意されているものもある。上段は「オムライスラブ」。ケチャップでオムライスに文字を書く。うまく書けばいい反応があるかも? 下段は「チョコレートラブ」。ホストガールがくわえたチョコレートスティック(パッキー)を反対からかじっていくという定番もの。VIPルームだけの特典ゲームもあり、成功していくと徐々に顔が近づいてくるという
【カラオケのリクエスト】
お店の中央の噴水はカラオケステージに早変わりする。ホストガールにカラオケをリクエストすることができるが、リクエストに応えてくれるかどうかはその時の状況による。親密度が低いと断わられることもあるということで、親密度を上げて思いっきり頼んでいきたい。ホストガールは各々1曲ずつ持ち歌があるが、それに縛られることなく、ほかのホストガールの曲を歌ってくれることもあるという。さらにほろ酔い状態になると歌い方も変化。これはこれでいつもと違って、見所、聞き所だという。また、上のスクリーンショットにあるとおり、PSP版では縦持ち用にも対応している
【コスプレデイ】
月によって開催される「コスプレデイ」。開催日に来店するといつもとは違う衣装で迎えてくれる。多彩な衣装が用意されているようで、見逃さないようにしたい。もちろんカラオケの時もその衣装で踊るので、「コスプレデイ」にはカラオケを絶対にリクエストしたいところ
【プレゼント】
ホストガールにプレゼントを贈ることもできる。それぞれ欲しいものは違っているので、日頃の話題から推測して心を込めて選ぶことが重要だろう。ちなみにアクセサリー系のプレゼントを贈ると身につけてもらうこともできる。もちろんそのグラフィックスはカラオケ時のグラフィックスにも反映される
ホストガールをじっくりと眺めることも……どこを見るのかピンポイントでじろじろ見ることもできる。でもあんまり見ていると好感度が下がったり、怒っちゃうことがあるかもしれない……。大人なので、ほどほどにしておかないと!
デートで調子に乗って色々することもできるが、こちらも女の子との親密度を下げるようなことは慎みたい
【VIPルーム】
特定の条件を満たすとVIP待遇となる。通常カラオケ時はオートカメラだが、VIP待遇になると好きなときに好きなだけズームさせたり視点を変えて見ることができる。VIPへの条件は明らかにされていないが、ホストガールと仲良くなると、ある日直接案内してくれることがあるかもしれないという
【ご延長】
通常は1時間しかいられない「ドリームクラブ」だが、帰りたくないという時に1回だけ延長できるシステムがある。もちろん延長すればお金がかかるが、入店料に比べればリーズナブルな金額設定となっている。延長時間は40分
【アフター】
お店が終わった後、プライベートでホストガールと約束を取り付けることもできるようだ。女の子の自主性によるものなので、「ドリームクラブ」は黙認
【平日デート】
アフターが自由であるということは、平日デートも女の子の自主性に任せるということで、「ドリームクラブ」的には黙認ということになる。お店の会話でデートの約束を取り付ければ翌週の平日にデートに行くことができる(その週のアルバイト、ショッピングは不可だが、メールの確認は可能)。デートに行く場所は会話によって様々だという。さらにデートでホストガールの心をつかめばデートの延長も可能に。たとえば美術館に行って、その後映画館に行くことなどもできる
【メール】
女の子とメールのやりとりをすることができる。写メ付きのメールもやりとりできるようだ

 PSP版だけのおまけ機能としては、1年365日間、受付さんが何か言ってくれる「ドリーム☆クロック」機能を搭載している。時刻といった単純なものではなく、その日付にちなんだホストガールの情報といった重要な情報もあるかもしれない。

 さらに、追加配信型のコンテンツを発売日から順次配信予定していく予定となっている。

【その他】
平日にできることは、このスクリーンショットにあるとおり、アルバイトでお金を稼いだりプレゼントを購入したり、メールを確認したり。たまにはゆっくり休むことも必要かもバイトも重要。資金を稼いでおかないと、入店すら危うくなることもホストガールからメールが来ることも。こまめなチェックが必要だろう
(C) D3 PUBLISHER

(2010年 7月 19日)

[Reported by 船津稔]