バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST(仮)」
近未来を駆け巡る北米発新感覚・西遊記アクション
株式会社バンダイナムコゲームスは、アクション・アドベンチャーゲーム「ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST(仮)」をプレイステーション 3とXbox 360の2機種で発売する。発売日、価格共に未定。
コンセプトアート |
「ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST(仮)」は、数十年にわたる戦争で破壊された世界を舞台にMonkeyとTripの冒険を描いたアクション・アドベンチャーゲーム。本作の特徴としては、近未来の終末世界を描いているが、登場人物やギミックなどは「西遊記」の世界観をモチーフにしているところにある。制作はPS3「Heavenly Sword ~ヘブンリーソード~」(全世界で120万本以上の売り上げを記録)を手がけたNinja Theory。脚本を担当するのは、Alex Garland(※1)とNinja Theoryのデザイン責任者Tameem Antoniades。主役を演じるAndy Serkis(※2)は、本作のパフォーマンス監督も担当している。
※1:Alex Garland(アレックス・ガーランド)は、英国出身の小説家兼映画脚本家。「The Beach」で小説家としてデビュー。のちにこの小説をダニー・ボイル監督、レオナルド・ディカプリオ主演映画の脚本に改作する。その後、「28 Days Later and Sunshine」の脚本を書く。また、映画「28 Days Later(邦題「28日後...」)」のエグゼクティブプロデューサーも務めた。
※2:Andy Serkis(アンディ・サーキス)は、最高のパフォーマンスキャプチャー俳優の1人として広く認められている。映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラム役とピーター・ジャクソンの「キングコング」の主役のキングコングで知られており、アンディはゲームのモーション・キャプチャーに豊かな知識と経験をもたらした。 また、Andy Serkisは以前にNinja theoryと一緒に仕事をしており、「Heavenly Sword ~ヘブンリーソード~」のキング・ボハン役や本プロジェクトのドラマディレクターも務めている。
【ストーリー】 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
数十年にわたる戦争、飢饉、社会不安によって、世界は破壊され続けてきた。 結果、世界は多くの人間を失い、 荒々しく多彩な運動能力の持ち主のMonkey、 2人もその奴隷売買人に捕えられていた。 Tripが奴隷飛行船内で起こした爆発に乗じ、 爆発のショックで気を失っていたMonkeyに、 Tripはそのヘッドバンドをはずして欲しかったら、ニューヨークシティから
|
■ Monkey
荒々しく謎めいた人物。多彩な運動能力の持ち主で、爽快なアクションを体感できる。彼は肉体や如意棒を武器に、ロボットと戦っていく。
■ Trip
20代前半の美しい女性で、ストーリーを進める上での重要人物。彼女の技術力と障害物を通り抜ける華奢な体型は、プレーヤーの助け役になる。
コンセプトアート:Monkey | Monkey&Trip | コンセプトアート:Trip |
■ シンプルな操作で、爽快なアクションを体感
シンプルな操作で、広大なステージをボタン1つで飛びまわれる“素早く移動する爽快アクション”。如意棒と打撃を中心に、敵ロボットを粉々に砕く“激しいアクション”。そして、Monkeyが行くことができない場所へTripを投げて罠を解く、どちらかが敵をひきつけて敵を倒すなど、MonkeyとTripの2人が協力することで道が開かれる“協力アクション”。このような多彩なアクションがシンプルな操作で楽しむことができることも、本作の魅力の1つとなっている。また、全身のモーションブレンド(body blend shape system)の導入により、筋肉の自然な動きやロボットの動きに違和感をなくし、自然な動きを再現しているという。
コンセプトアート |
敵ロボット |
※画面は開発中のものです。
(C)2010 NBGA. Created by Ninja Theory Ltd.
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□「ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST(仮)」のページ
http://enslaved.namco-ch.net/
(2010年 6月 29日)