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Electronic Entertainment Expo 2010現地レポート

噂の「NINTENDO 3DS」を体験。驚愕の第一印象をレポート
メガネなしで3D体験。実際に画面を見た感想をお届け!


6月15〜17日開催(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center



ずらりと並んだコンパニオンレディが操作法を教えてくれる

 Nintendoは、現地時間15日午前にメディアブリーフィングを行なった。この会場で今回のE3最大の注目点の1つ「NINTENDO 3DS」の発表が行なわれた。発表終了後に、その場にいた人間がいち早く3Dを体感する機会を得た。多くの人が気になっている「本当に立体に見えるの?」という部分を体感してきたので、ホットな感想をお届けしたい。

 3DSを実際に触ることができたのは2分ほど。マリオやルイージ、クッパ、ゼルダ、サムス、ピクミンなどのキャラクターが立っている画像が、次々と切り替わっていくというもの。その間に、新搭載のアナログスティックをぐりぐりいじって画面の角度を変えてみたり、3D効果を加減するスライダを上下させてみたりというものだ。

 さて、3DSだが、持った感じの重さや大きさは、従来のDSからさほど変わったという印象は受けなかった。ただ上部のモニターが3.53インチのワイドモニターになったことで画面がかなり大きく感じられた。また上部のモニターは遠目から見ると透明の膜が重なったように歪んで見えた。

 行列に並んで順番を待つ間、遠目に動いている映像を見たがそれほど立体には見えなかった。テレビにも表面にフィルタを貼って立体に見せるタイプの3Dテレビがあるが、正直それほど飛び出しては見えなかった。そのため、今回もそんな風に見えるのではないか、そんな期待と不安を抱えながら順番を待った。

 だが実際に手にして一目見た途端、世界が変わった。立体に見える。それもかなりくっきりと奥行きを感じる。3D用のフィルタのせいで画面の精度はやや落ちるが、ブレやにじみはまったく気にならない。短い時間だったせいもあり、目に違和感を感じることもなかった。

 キャラの奥の背景にもしっかりと立体感があり、もやもやと動く微妙なアンビエントの奥行きもしっかりと表現されていた。例えるなら、小さな窓からその向こうに広がる広い世界をのぞいているような感じだ。

 3Dの深度はスライダでいつでもシームレスに変更できる。この変化も、平面からいきなり飛び出して見えるという感じではなく、スライダの動きに合わせてドット単位で奥行きが増していくという印象だった。

 触ってみた感想としては、おそらくほとんどの人が懐疑とともにのぞきこんで、覗き込んだ瞬間それが驚きや興奮に変わる。ブリーフィングで語られた、まったく新しい体験をもたらすという言葉は嘘ではなかった。

 この期間中に、さらに3DSに触れる機会もあるだろう。その際には、また違ったインプレッションをお届けすることになるかもしれないが、とりあえず第一印象はいい意味で期待を大きく裏切るできたとお伝えしておこう。


【NINTENDO 3DSの画面】
デモでは画面の動く角度が制限されていて、アナログスティックを使っても360度ぐりぐり動かすことはできなかった
グラフィック品質が向上し、サムスもかなり鮮やか。しかも画面からはわからないが、完全に立体に見える


(2010年 6月 16日)

[Reported by 石井聡]