WeMade、MMORPG「81Keys」クローズドβテスター募集開始
“鍵”をテーマにしたユニークなシステムが特徴の最新台湾MMORPG


4月21日15時より募集開始


 株式会社WeMade Onlineは4月21日よりMMORPG「81Keys」のクローズドβテスターを募集する。募集期間は4月21日15時から4月26日の10時まで。募集人数は合計で8,181名で、そのうち810名分をGAME Watch枠としていただいている。クローズドβテストは4月30日から開始される。今後の細かいスケジュールは後日発表される予定だ。正式サービス時には基本プレイ無料、アイテム課金を予定している。

かわいらしいキャラクターデザインと、ユニークな装備、そして多彩なシステムが魅力の作品だ
ワールドマップ。右上のシンク島から冒険はスタートする

 クローズドβテスターに応募するには、下記リンクをクリックし、必要事項を入力すればだ。テストに参加したプレーヤーには特別製の81Keys帽子や鎧など記念装備が送られることとなる。このアイテムは正式サービス時にシリアルコードという形で贈られる。アイテムの外見は種族によって大きく異なる。受け取るときには受け取るキャラクターを選び、アイテムはそのキャラクター専用になる。どの種族で受け取るかも考えたいところだ。

 「81Keys」は台湾Wayi International Digital Entertainmentが開発するMMORPG。タイトルは「81本の神の鍵」を意味する。神が世界を維持するために作られた81本の鍵は人間の欲望によって失われ、世界はバランスを崩してしまう。

 本作はゲームを象徴する「鍵」にフォーカスを当てた様々なシステムを盛り込んでいる。また、ギルド戦、エンチャント、騎乗アイテムやアバター要素など現在のMMORPGが備えている基本的なシステムを全て備えている。クエストによる快適なレベルアップや、狩りを補助する様々なシステムも盛り込まれ、最新台湾MMORPGならではのプレイしやすいバランスが魅力だ。

 選択できる種族は4種類。接近戦が得意で「剣士」か「槍兵」に成長するヒューマン、屈強な身体を持ち攻撃力の高いワッタは「グラディエーター」や「シャーマン」へと成長する。小さな子どものような外見のルルは魔法を得意としており「クレリック」や「ソーサラー」へと成長する。スマートな肉体と美貌、長くとがった耳を持つニッティも魔法に秀でており「錬金術師」、「呪術師」へと成長する。

 日本での運営にあたり、キャラクターの顔パターンをより個性豊かなものを追加し、さらにクエストなどで声優のボイスが追加されている。公式ページではムービーの他にボイスドラマも公開されており、今後の展開にも期待したい。台湾最新MMORPGはどんな感触を持った作品なのか、是非テストに参加して確かめてみて欲しい。


「81Keys」
クローズドβテスターに応募する

※テスターへの応募データおよび抽選結果は、すべてWeMade Onlineで管理されます。弊社では応募内容や当選確認についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

応募することでもらえる記念装備。種族によってかなり外見が違う。左上がヒューマン、右上がワッタ、左下がルル、右下がニッティだ



■ 鍵を使ってキャラクターを強化。プレーヤーを助ける守護天使など多彩なシステム

ゲームはクエストが中心となる。クエストによっては声優がセリフを当てているものも
プレーヤーを助ける守護天使。ソロでも快適な冒険が楽しめる
ウィンドサーフィンで移動!? 騎乗システムやアバターはかなりユニークだ

 今回、クローズドβテストに先がけ本作を体験会することができた。スクリーンショットと共に、「鍵」にフォーカスした「81Keys」オリジナルシステムやユニークなアバターなどいくつかのポイントを紹介したい。

 「81Keys」にはその名の通りいくつもの「鍵システム」がある。まず最初に「魔物の鍵」モンスターを倒すと鍵をドロップする。これをクエストを通じて入手できる「図鑑」に入れていくことで、モンスターの情報が閲覧できるようになる。さらにレベルが10になると魔物登録に関しての称号が与えられ、レベル35で魔物に変身できるようになる。

 さらにレベルを上げていけばペットのように連れ歩ける召喚、そしてキャラクターと共に戦闘に参加できる使役までできるようになる。魔物への変身や召喚には魔物の鍵を消費しなくてはならない。図鑑には魔物の鍵を99個ストックできる。レベルが上がるほど魔物の鍵は重要な意味を持つようになるのだ。

 任務によってプレーヤーは「守護の鍵」を手に入れることができる。守護の鍵は街にいる「小天使ガイヤ」というNPCからクエストなどを通じて入手できる「謎の欠片」というアイテムを消費して交換できる。守護の鍵には「元素の鍵」と、「能力の鍵」がある。この2種類の鍵を“合成”することで様々なプラス効果が生じるのだ。

 守護の鍵は自分の経験値を消費することでパワーアップできる。鍵を合成するとキャラクターの後ろに鍵のシンボルの形をしたオブジェクトが出現する。レベルが上がればシンボルは大きくなっていく。合成は解除することで他の鍵とも組み合わせができる。狩場に合わせた属性や、自分のプレイスタイルに合わせて鍵を選び、強化していくことができる。

 もう1つが「DNAの鍵」だ。DNAの鍵は1から49までの数字が書かれたビンゴゲームのようなインターフェイスになっている。右には効能が書かれていて、自分の目的に合わせてマークを動かしていく。DNAの鍵はモンスターを倒して貯めることができる精神値が100%の状態で発動できる。プレーヤーはこのDNAの鍵と守護の鍵のシステムを使うことで、様々なパワーアップが可能になっているのだ。

 この他にも生産システムや、エンチャント、ギルドシステム、PKゾーン、1パーティー5人で6パーティーによるレイドシステムや、チーム、あるいは個人で戦えるPvPシステムなど「81Keys」はこれまでのMMORPGにある要素の多くを取り入れている。MMORPG経験者ならばすぐに様々なプレイが可能だ。もちろん初心者にもこの多彩なコンテンツは大きな魅力だ。

 ユニークだったのが「守護天使」システム。プレーヤーのパートナーとしてクエストをクリアすると新人教官ミシェルからレンタルできるのだが、自動で敵を攻撃してくれる上、かなり強い。ゲームバランスを考えさせられるところだが、ゲーム序盤のレベルアップをかなり快適にしてくれると感じた。

 「81Keys」の大きな魅力が“アバター”だ。アバターはかなり充実する予定で、騎乗アイテムも様々なものが用意される。本作の基本はファンタジーだが、衣装は現代風のものもあり、ラインナップに期待したい。自転車などもある。

 今回見せてもらったもので1番のお気に入りがウィンドサーフィンだ。水着を着て乗るとスピードがアップする乗り物で、地上をすいすいと走る。波を蹴立てるようなエフェクトもあって凝っていると感じた。こういった世界観を大きく揺らしてしまうようなハチャメチャな“明るさ”は台湾のゲームの特徴とも言える。本作のボリュームとセンスをユーザーがどう楽しむか注目したい。


左が「魔物の鍵」を使う図鑑。中央と右が「DNAの鍵」。DNAの鍵の項目は一定期間で変化するのでそれに合わせてラインを変えていく
元素の鍵と、能力の鍵を組み合わせて使う「守護の鍵」システム。右のキャラクターの後ろに浮かぶシンボルは強くなっていくとさらに大きく光り輝く
ユニークなアバター。本作の大きな魅力となる要素だ。水着を着てウィンドサーフィンに乗るとスピードアップしたり、様々な能力も用意されている
クエストで与えられる騎乗ペットは種族によって種類が異なっている
自転車もルルは三輪車に。騎乗ドラゴンなど戦闘に参加できるペットも用意されている
広大で様々な姿を見せるフィールド。小さな村や大きな城など、人々の生活がかいま見れる場所も

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(2010年 4月 21日)

[Reported by 勝田哲也]