バンダイ、「駄菓子屋ゲーム貯金箱」を5月に発売
コインを入れてレバーで弾く昭和世代のゲームを再現
株式会社バンダイは、「駄菓子屋ゲーム」をイメージした貯金箱「駄菓子屋ゲーム貯金箱」を5月22日に発売する。価格は2,980円。
「駄菓子屋ゲーム」は、昭和50年代に駄菓子屋やデパートの屋上などに設置され大ブームとなったゲーム機。投入した10円玉を、筐体の左右に設置されたレバーで弾きながらゴールを目指すもの。ゴールに到達すると、本体下の排出口から「当たり券」や「駄菓子」などをもらうことができた。ピーク時では20社のメーカーが全国で10万台以上を設置、年間50種類以上のゲームを出荷していたという。
「駄菓子屋ゲーム貯金箱」は、この「駄菓子屋ゲーム」をイメージした貯金箱で、日本で唯一の「駄菓子屋ゲーム博物館」を運営する岸昭仁氏の監修による製品化。実際にコインを投入して遊ぶことができ、うまくゴールできると「あたり券」が排出され、「あたり券」で本体背面のダイヤルを回すことでコインを取り出すことができる。対応するコインは5円、10円、50円、100円まで。10円玉の場合50枚を貯金できる。
盤面のシートは2タイプが付属。いずれも「駄菓子屋ゲーム」としては代表的なデザインのもの。本体サイズは245×100×290mm(幅×奥行き×高さ)。重量は605g。「あたり券」が2枚付属する。対象は30~40代の男性で、2010年12月末までに5万個の販売をめざす。
(2010年 3月 24日)