Gamania Digital Entertainment、自社開発の新作タイトルを公開
「Langrisser」(仮称)など6タイトルを「東京ゲームショウ2010」に出展


3月9日 発表


 台湾Gamania Digital Entertainmentは、自社開発の新作6タイトルを公開した。

 今回公開されたのは、「便利商店」Facebookアプリ、「HERO:108」、「Divina」(仮称)、「劍雨江湖(SR)」(仮称)、「Langrisser」(仮称)、「Project Core」(仮称)の6本。これらの詳細な情報は、9月16日より幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2010」で発表される。

【自社開発新作6タイトル】

「便利商店」Facebookアプリ
 1999年から2000年にかけて、アジア地域で120万本を販売した「Gamania」のPCパッケージゲーム「便利商店」を、Facebookアプリとしてオンラインゲーム化したもの。

「HERO:108」
 「Gamania」がグローバル展開を行なう最初の自社開発タイトル。3月1日から、同名のオリジナルアニメーションの放送がCartoon Networkでアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアにて同時に開始されており、5月11日にはオンラインゲームのクローズドβテストを開始する予定となっている。また、同時にFacebookとiPhone向けゲームアプリの開発が進められている。

「Divina」(仮称)
 世界各国の神話を取り入れた新作MMORPG。ペットシステムをはじめ、可愛らしいキャラクターや多種多様なアバター装備、さらに1つのキャラクターで2つの職業に就くことができる新システムを搭載している。開発は、「ルーセントハート」を手がけたPlayCoo。

「劍雨江湖(SR)」(仮称)
 映画監督「ジョン・ウー」が指揮を取り、俳優「ミシェル・ヨー」や「チョン・ウソン」が出演した大作映画のストーリーを採用した、武侠系大作オンラインゲーム。2010年の第4四半期に中国、香港、台湾にて正式公開される。

「Langrisser」(仮称)
 1991年の発売以来、シリーズ累計販売本数100万本を記録するシミュレーションRPG「ラングリッサー」をベースに開発が進められているリアルタイムオンラインRPG。同作ファンに馴染み深いストーリークエストをはじめ、各指揮官や部隊設定はそのままに、数多くのアバターが用意される。「Langrisser」(仮称)は、2010年第4四半期に日本でのサービスが開始される予定。

「Project Core」(仮称)
 「Gamania」傘下の開発会社「紅門(レッドゲート)」が次世代3Dエンジンで開発中の大型アクションゲーム。ハイクオリティなグラフィックスで描写された背景やモンスターによる、滑らかで美麗なアクションが実現される。

【プロモーションムービー】

【スクリーンショット】
「Divina」(仮称)
「劍雨江湖(SR)」(仮称)「Langrisser」(仮称)


 また同社は、従来よりも便利で安全に利用できる新たなプラットフォーム「beanfun!」を提供すると発表した。

 このプラットフォームは、すでに台湾と香港で正式サービスが開始されており、ユーザーの2割以上が移行を完了。第2四半期以降、順次日本語版、フランス語版、ドイツ語版が公開される予定。さらに、2010年下半期より新たなコンテンツが次々と導入される予定となっている。

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(2010年3月9日)

[Reported by 中野信二 ]