カプコン、PS3/Wii/Xbox 360「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」
8体のボスキャラクターとボスの待ち受けるステージを公開


2010年春 配信開始予定

価格:未定

CEROレーティング:A(全年齢対象)


 株式会社カプコンは、プレイステーション 3/Wii/Xbox 360用アクション「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」の配信を2010年春に開始する。価格は未定。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」は、2009年6月に配信が開始された「ロックマン9 野望の復活!!」に続く、「ロックマン」シリーズ最新作。前作同様、8ビットテイスト溢れるグラフィックスとサウンド、シンプルな操作性など、ゲームシステムを踏襲しつつ、新キャラクターを加えて、新ストーリーが展開する。

 なお本作は、ダウンロード専用タイトルとなっている。各プラットフォームごとに、PlayStation Store、Wiiウェア、Xbox LIVE アーケードにて配信される。

 今回は、本作に登場する8体のボスと各ボスが待ち受けるステージのスクリーンショットが公開された。公開されたボスは、「コマンドマン」、「ニトロマン」、「ブレイドマン」、「シープマン」、「ソーラーマン」、「チルドマン」、「ストライクマン」、「ポンプマン」の8体となっている。

■ コマンドマン

 地雷除去ロボット。普段は爆弾を遠隔操作して、地雷と一緒に爆破させる作業を行なっていた。世界各国から出動要請があるため忙しいものの、各地のオイルが味わえると、本人は喜んでいるらしい。

砂嵐が突然通過し、足場が砂で隠されてしまうコマンドマンの攻撃「コマンドボム」。強烈な爆風がロックマンを襲う

■ ニトロマン

 映画やテレビで活躍していたスタントロボット。どんなに危険な監督の要求にもこたえる、天才的なライディングテクニックを持っている。60体の会員がいるロボットスタントクラブの主宰でもある。

綺麗な星空をバックに高速道路を奥へと進んでいくニトロマンはバイクに変形する。猛スピードとターンでロックマンを翻弄

■ ブレイドマン

 世界遺産である古城のガイドロボット。城主が刀剣マニアだったので、このデザインになった。武器や刀剣の知識は豊富だが、語り出したら止まらないので、疲れて帰ってしまう観光客もいる。

古城に続く道。オノ型ロボット「マーサーカー」が執拗に追いかけてくる空中を華麗に舞うかのごとく、俊敏な動きを見せる。突然間合いを詰めてくるので注意が必要

■ シープマン

 元は牧場の羊管理ロボットだった。ある日、自身の羊毛に蓄えられた静電気に気付いて、基板工場の静電気耐性試験課に転職した異色の経歴の持ち主。しかし飽きっぽく、本人はまた転職を考えているらしい。

ロックマンの乗ったブロックと、同じ色のブロックならびにトゲが消える体を雲のように分裂させ、空中からイナズマのような静電気を落としてくる

■ ソーラーマン

 人工太陽の研究施設で働いていたロボット。超高温の擬似太陽を作り出すことができる。研究室にひきこもりがちな仲間のために、自ら考案した「ソーラー体操」を広めようと努力している。

柱などから噴き出す炎がロックマンの行く手を遮るソーラーマンの頭上にある擬似太陽は、バスター攻撃を吸収する

■ チルドマン

 北極圏の自然観測ロボット。地球温暖化によって氷河が解け出すのを食い止めるのを主な仕事としている。趣味は写真撮影で、雄大な自然の写真をインターネットで発表して、自然の大切さを訴えている。

地面が凍っているため、ツルツルと滑ってしまう。慎重に操作したいチルドマンは、ロックマンを凍らせてしばらく動きを止める「チルドスパイク」を放ってくる

■ ストライクマン

 スタジアムのバッティング練習ロボット。あらゆる球種を投げられるが、打たれ続けると機嫌が悪くなる。気に入らない相手をデッドボールで入院させたので、メインテナンス工場に送られるところだった。

ストライクマンのステージはスタジアム。サッカーボール型の仕掛けが設置されているジャンプして大きく振りかぶり、「リバウンドストライカー」を仕掛けてくる

■ ポンプマン

 下水処理施設の浄水管理ロボット。きれい好き。見た目は旧式だが、水を自在に操り強力な回転力のある水弾を発射する。ボランティアで街の落書き消しに参加している。

ステージとなる下水処理施設には、水中も存在。水泡に包まれると身動きが取れなくなる水を自在に操るウォーターマン。ロックマンの攻撃をガードする「ウォーターシールド」を使ってくる


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(2010年1月15日)

[Reported by 中野信二 ]