「ファイナルファンタジーXIII」発売レポート~池袋編
池袋・ビックカメラ池袋本店では開店時350人以上の行列ができる
店頭にはソフトのパッケージを中心にポップなども飾られていた。「注目新作ソフト!!」の文字が躍る |
株式会社スクウェア・エニックスは17日、プレイステーション 3用RPG「ファイナルファンタジーXIII」を発売した。渋谷では発売を記念しカウントダウンイベントなどが行なわれたが、都内各量販店では通常の発売時間を繰り上げ早朝販売などを実施した。
池袋の東口にあるビックカメラ池袋本店といえば、昔から「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などビックタイトルが発売されるごとに行列ができることでも有名だが、今回も早朝から長い列が出来上がり、10時の開店を大幅に早め7時から販売を開始した。行列は6時の時点で150人で、その後も次々と人が列をなし、開店時には350人を超える人が並び、最終的には400名前後の行列となった。
列に並んだお客さんには周辺機器など購入リストが書かれたチラシが配られ、購入時に迷うことがないように配慮され、さらに6時30分頃からはPS3本体同梱版の「LIGHTNING EDITION」を購入するかどうかを1人1人に確認し、購入するというお客さんには番号札が配られていた。この番号札には「本体限定711本」と書かれていたため、かなり潤沢に用意されていたようだ。ビックカメラ側によれば「行列に並んだ人の約半数が特別版を購入したようだ」とのこと。実際に取材中にレジを見ているとそのほとんどが「LIGHTNING EDITION」を購入しており、まさに飛ぶように売れていた。
先頭に並んだ男性は昨晩9時45分頃から並んだと言い、なぜ池袋店に並んだのかというと家が近いことに加え「『LIGHTNING EDITION』が欲しかった。本店だから台数も多いと思った」ということだ。これまでも「FFXI」以外はシリーズ作品をずっとプレイしてきて、ストーリーが良いのが好きと言うことで「FFVII」や「FFX」、スーパーファミコン用としては「FFV」が好きだというこの男性は、購入後は帰宅してもちろんじっくりとプレイするとのこと。
行列がかなり長くなったため、列の誘導に若干時間がかかったようだが、レジにユーザーが並び終えた時点でカウントダウンが行なわれ7時過ぎから販売が開始となった。1階の店頭のほか、2階、ゲーム売り場となる4階などフルにレジを使って接客にあたり、20分ほどで店外の列は解消されたが、それでも店内には長い列ができ、改めて「ファイナルファンタジー」シリーズの人気の高さを感じた。
池袋のビックカメラ本店の6時過ぎの様子。左写真の店頭から始まり、右写真の最後尾まで行列がズラリと伸びた。6時の時点で150人。店頭だけでは収まらないため、線路沿いに列を逃した。店頭の列の最後となる「中間点(1)」の札を持った店員さんは、列に並ぼうとするお客さんに最後尾ではないことをひっきりなしに説明していた。取材を終える7時過ぎまで列は伸び続けていた |
(C)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.com/jp/
□「ファイナルファンタジーXIII」公式サイト
http://www.square-enix.co.jp/fabula/ff13/
□ビックカメラのホームページ
http://www.biccamera.com/
(2009年 12月 17日)