エイチアイ、モーション検出エンジンを搭載したDSi用ゲームを開発
DSiウェア「かたむく+アクション カタムクション」
株式会社エイチアイは、フランスのRealeyes3Dのモーション検出エンジン「Motion Cortex」を用いたゲームソフト「かたむく+アクション カタムクション」を、ニンテンドーDSi向けに開発したと発表した。配信開始日は12月24日で、価格は500DSiポイント(500円相当)。
「かたむく+アクション カタムクション」に使われている「Motion Cortex」は、DSiシリーズに搭載されているカメラ機能を使い、DSi本体の動きの方向と速度を検出する技術をソフトウェアのみで実現した機能。カメラから入力されるイメージをもとに、動きを判定するため、加速度計や磁気センサーなどのハードを必要としないメリットがある。
「かたむく+アクション カタムクション」は、この機能を利用し、DSi本体を傾けたり、平行移動させてプレイするミニゲーム集。画面に表示される矢印通りに本体を傾ける「爆走!ディノワールド」、本体を平行移動させて幽霊を探して撃ち落とす「モノノケ探知機」、本体を平行移動させて川の中の魚を探して捕まえる「川のクマさん」、本体を傾けてジャイロを操る「宅配ジャイロ」の4種類のゲームが収録されている。
Realeyes3Dの代表取締役社長兼CEOのベノア・ベルジェレ氏は、「高い技術と経験を持つエイチアイとパートナーとなれたことを心強く思います。今回エイチアイの協力を得て、新しくRealeyes3DのエンジンがニンテンドーDSiという人気の高いゲーム機向けに実装が可能になったことで、Realeyes3Dの市場拡大ができることと期待しております」とコメントしている。
エイチアイの代表取締役社長兼CEOの川端一生氏は、「Realeyes3Dのモーション検出技術の使いやすさとその精密さは、これまでハードウェアでしか実現できなかったモーションセンサー機能の概念を覆し、さまざまなソフトウェア開発の可能性を私たちに提供してくれると思います。Motion Cortexの利用により、昨今ではモバイル機器のほとんどが搭載するカメラを利用した、新たなユーザーインターフェイスを提案できると考えています」とコメントしている。
【スクリーンショット】 | |||
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「爆走!ディノワールド」 | 「モノノケ探知機」 | 「川のクマさん」 | 「宅配ジャイロ」 |
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(2009年 12月 11日)