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【特別企画】「mixiアプリ」がわかる! ソーシャルゲーム入門
ソーシャルアプリの成り立ちや人気の秘密を紹介! おすすめアプリも一挙掲載






 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイト内で楽しむソーシャルアプリケーションが日本でもじわじわと広がりつつある。ソーシャルアプリは、クライアントのダウンロードを必要とせず、ブラウザ上で気軽に楽しむ事ができるサービスで、ゲームやアバター、デスクトップアクセサリなど様々なコンテンツがある。

 ソーシャルアプリケーションの本場アメリカでは、2007年に大手SNSのfacebookがアプリを開発するためのベースとなる「Facebook Platform」を公開したことから火が付き、数千万のユーザーを抱える巨大なゲームも登場している。課金アイテムの市場も急成長していて、facebookをアメリカNo.1のSNSへと押し上げる要因となった。

 日本では、SNS大手のミクシィが今年の8月24日から「mixiアプリ」というソーシャルアプリケーションのサービスを始めた。「mixiアプリ」は、「mixi」の会員なら特に登録などをしなくても誰でも利用可能なPC上のソーシャルアプリ。サービス開始とともに「グラディウス」や「テトリス」など名作ゲームもソーシャルゲームとして参入。登録者数が200万人を超えたゲームも現われるなど活況を呈している。

 「mixiアプリ」の導入に伴い、mixi内のソーシャルゲームに関するコミュニティも盛り上がりを見せており、mixiの参加人数、滞在時間ともアプリ導入前より増加している。10月27日からはいよいよ携帯版のサービスも始まり、携帯専用やPCとデータが共有できる汎用のゲームが続々と登場している。

 この記事では、最近注目を集めているソーシャルアプリケーションとはどういったものなのかを紹介すると共に、「mixiアプリ」でサービスされているソーシャルゲームの特徴や、注目を集めているタイトルをピックアップして紹介したいと思う。



■ ゲームだけじゃない。多様な可能性を見せるソーシャルアプリケーション

facebookはソーシャルアプリケーションで利用者を大きく伸ばした
8月から本格始動を始めた「mixiアプリ」

 ソーシャルアプリケーションは、SNS上で提供される多様なアプリケーションの総称だ。クライアントのダウンロードを必要とせず、ブラウザ上で手軽にサービスを受けられ、多くは無料か、基本無料のアイテム課金制をとっている。また、SNSのデータベースを利用して、ゲーム内で知人と遊んだり競争したり、ゲームに関するディスカッションに参加するなど、今までにないコミュニケーションがとれる事が大きな特徴だ。

 その種類は、時計やチャットツール、ビューアーなどのデスクトップアクセサリー的なものから、教育、ビジネス、コミュニケーションと多岐にわたる。その中でも特に勢いがあるのがゲームアプリケーションである“ソーシャルゲーム”である。近年急速にユーザー数を増やしており、新しいゲームジャンルとして注目されるようになっている。

 例えばfacebookで大流行した農場育成系ゲームの「farm ville」は、毎日2,000万人以上のユーザーが訪れる大ヒットゲームだ。このゲームを開発したZyngaは2007年に設立されたばかりのベンチャー企業だが、他にも多数の人気ゲームをfacebookに提供しており業績を急激に伸ばしている。今年の5月から本家のfacebookでも日本語版のサービスも始まっており、サイト内にある大量のソーシャルゲームを自由に遊ぶ事もできる。さらに前述のように8月には国内最大手SNSのミクシィが「mixiアプリ」という名前でソーシャルアプリケーションのサービスを開始した。携帯大手サイトの「モバゲーTOWN」や「GREE」なども携帯版のソーシャルアプリケーションに力を入れている。

 こうした「場」の整備が整ってきた事で、日本のゲームデベロッパーもソーシャルゲームに目を向け始めた。「mixiアプリ」には「グラディウス」や「テトリス」など、多くのプラットフォームで提供されてきた名作ゲームが提供されている。11月2日からはセガとサムライワークスが「ファンタシースターポータブル2 戦士の絆アプリ」のサービスを始めた。これは12月3日発売のPSP用RPG「ファンタシースターポータブル2」のキャラデータを使ってmixi上でコミュニケーションを取れるアプリだ。ソーシャルゲームならではのゲームだけではなく、今後はもっと本格的なゲームも増えていきそうだ。


キャラクター名を登録して、他のプレーヤーとコミュニケーションを取ることで、コレクションカードを手に入れられる



■ 「mixiアプリ」のソーシャルゲーム。人気を支える4つの特徴

サービス開始当初から急激にユーザー数を伸ばしている「mixiアプリ」のソーシャルゲーム。すでに多くの人が楽しんでいるが、mixi利用者の中には、自分は興味がなくて今まで参加していないが、知人からアプリへの招待を受けたという人は多いだろう。SNS内のデータベースを使ってゲームの内外でコミュニケーションを取れるのが、ソーシャルゲームの特徴だ。「mixiアプリ」がユーザーを伸ばしている最大の理由に“参加しやすさ”と“遊びやすさ”がある。「mixiアプリ」のソーシャルゲームに見られる4つの特徴が、成功の2つの理由を支えている。以下にその4つの特徴を紹介しよう。

1:短時間で気軽に遊べる

「サンシャイン牧場」は1日1回の訪問でアイテムがもらえる

 ソーシャルゲームは1回のプレイが5分程度の短いものが多い。中にはワンクリックで終わりという本当に短いものもある。内容的にも軽めのものが多いので、本腰を入れて集中的にプレイするのではなく、ちょっとした空き時間を利用して遊ぶというプレイが主流だろう。しかし、軽いからといって、内容が薄いわけではない。

 例えば、人気の農園系ゲーム「サンシャイン牧場」では、種をまいた後、すぐに収穫する事はできない。30分から4日程度と収穫に要する時間は作物によって違っていて、すぐに実る野菜は収入が少なめで、実りの遅い花は得られるお金が大きい。経験値をためたいなら、回転の速い野菜を、収入重視なら花といったように、いろいろと頭を使って攻略する要素がある。さらに1日1回訪問すると、野菜の種などのプレゼントがある。

 同様のシステムは他にも多くのゲームで採用されている。これらの、1回のプレイ時間は短いが、レベルを上げるには継続してプレイし続ける必要があるというシステムは、ソーシャルゲームの大きな特徴の1つだ。同様の育成系ゲームには、同じ農場系の「みんなの農園」や「動物パラダイス」などがあり、ゾンビを育てる「カイブツライフ」や、レースゲームの「RockYou! スピード★レーシング」などにも1日1回のプレゼントと、実時間の経過によって変化する要素が盛り込まれている。


「みんなの農園」 「カイブツライフ」 「RockYou! スピード★レーシング」


2:SNSのデータベースを使った豊富なコミュニケーション機能

マイミクの関係をビジュアル的に表示してくれる「mixiアプリ」のコミュニケーションアプリ「つながりマップ」。ゲーム以外にもコミュニティを利用したアプリがたくさんある
ホームページから遊んでいるアプリの一覧を見ることができる

 ソーシャルゲームはコミュニケーションツールとしての側面がある。といってもオンラインゲームのようなリアルタイム通信をしての協力プレイや対戦などではない。ソーシャルゲームのコミュニケーションは、SNSの持つデータベースを利用して、友達をゲームに招待したり、招待した友達とハイスコアを競いあったり、SNSのコミュニティ上でゲームについて情報を交換したりディスカッションを行なったりといったものだ。

 「mixiアプリ」ではmixiの知人登録機能「マイミクシィ(以下、マイミク)」を使ったゲームが多くサービスされている。マイミクの駐車場に車を違法駐車させることで得点を稼ぐ「駐車戦争」、マイミクが残した記録と競争する「スプリンター」、マイミクのプロフィールを覚えて仲良くなろうという趣旨の「マイミクイズ」などマイミクをゲームシステムに組み込んだものは多い。

 「mixiアプリ」のサービスが始まってから、mixiの訪問者数、1人辺りの滞在時間はいずれも増加した。「mixiアプリ」が新しいコミュニティの場となり、mixiに来る理由を作っている。そこに来ればいつでも相手をしてくれるマイミクがいるのだ。

 多くのゲームは、友人を招待することでポイントやアイテムなどの特典がもらえる。マイミクへはメッセージを添えて招待状を送る事ができる。招待されると、自分のホームページにその旨を知らせるメッセージが表示され、そこからゲームへ飛ぶ事ができる。また、知人一覧などと同じように、自分が遊んでいるアプリ一覧がホームページに掲載されるので、人のページも思わぬゲームと出会える事もある。

 更に、ゲームのデベロッパーもmixi内にコミュニティと自分のホームページを持っているので、そこでゲームについての情報を得たり、開発者を交えて議論を交わす事もできる。この開発者とユーザーの密接な距離感は、今までのゲームには見られなかったものだ。

3:個人が開発したゲームを自由に提供できる

 上記のように、「mixiアプリ」では開発者とユーザーの距離が近い。そのもう1つの要因となっているのが、個人でもゲームを開発、公開できるという事だろう。「mixiアプリ」のトップページには「アプリを作ろう」という項目がある。「mixiアプリ」には法人と個人で別の登録方法が用意されており、個人の作ったアプリでもmixiのガイドラインをクリアしていれば法人のものと同じラインナップに加えられる。

 アプリはmixi Platformではなく、製作者が容易したサーバー上に置かれてそこからmixiへリンクを張る事になる。ゲームを作れる技術があり、サーバーが用意できれば誰でもゲームを公開できる可能性があるというわけだ。開発者用のサイト「mixi Developer Center」には、マイミクを招待するためのソースなど、ソーシャルゲームを作るためのノウハウが公開されている。

4:PCと携帯電話でデータを共有できるゲームも

 日本ではアメリカに比べて携帯電話でネットを利用する人が多い。mixiも携帯からの接続が多く、「モバゲー」や「GREE」はPCのサイトよりもむしろ携帯へのサービスのほうが多いほどだ。mixiはPC用の「mixiアプリ」から2か月遅れて携帯電話用の「mixiアプリモバイル」を開始した。サービス開始当初は約104タイトルが用意され、そのうち約40タイトルはPCとデータを共有できる。



■ 「mixiアプリ」のお勧めソーシャルゲームをピックアップ

 さて、ここからは「mixiアプリ」で人気のあるソーシャルゲームや、代表的なタイトル、筆者のおすすめタイトルをまとめて紹介する。ざっと見てもらえばわかる通り、ジャンルはパズルからアクションまで実に幅広い。しかもここに紹介しているのは、現在遊ぶ事のできるゲームのほんの一部にすぎない。興味のあるゲームを見つけたら、気軽にプレイして見てもらいたい。

・200万人以上が参加している農場系ゲーム「サンシャイン農場」

30種類以上の野菜や花を育てる事ができる

 facebookで爆発的なブームとなった農場系アプリの日本語版。facebookでもサービスを行なっている中国のデベロッパーRekooが提供しており、参加者が200万人を超えるという「mixiアプリ」の中でも屈指の人気ゲームだ。

 ゲームを始めると、最初に農場が与えられるのでそこに種をまいて作物を育てる。作物の世話をしたり、育てた作物を出荷すると経験値がもらえる。レベルが上がると新しい土地を開墾できるようになり、さらにレベル7になると畜産広場に入れるようになる。こちらは鳥や亀などの家畜を飼って卵を収穫するというものだ。

 マイミクの畑を見に行って、水やりなどを手伝っても経験値が入る。また、害虫をまくといういたずらもできる。害虫をまくと作物が病気になって増産量が落ちるが、退治するとまく前よりも増産量が上がる。たくさん害虫を撒いてもらって、たくさん退治するとそれだけ増産量がアップする。虫を撒けるのは人の畑だけなので、たくさんのマイミクに虫を撒いてもらうのが増産量アップ、つまりレベルを上げる早道になる。さらにマイミクをゲームに招待すると、さまざまなレアアイテムを手に入れる事ができるのも、このゲームが急速にプレイ人口を増やした要因になるだろう。10月21日からは、一部のアイテムを課金で販売するサービスが始まった。


お互いに虫を入れ合うことで増産量がアップする 作物の種はショップで手に入る レベル7を超えると、家畜の飼育もできるようになる


・ジャンル別テストで読み取り力を試せ!「脳力大学-漢字テスト」

日本人に人気がある学習系のゲーム

 株式会社ドリコムが提供する、漢字テストゲーム。農場系と人気を二分する学習系のゲームで、現在180万人以上が遊んでいる。表示される漢字の読みを当てるというもので、テストには「ジャンル別テストPLAY」と「連続正解チャレンジPLAY」の2つのモードがある。

 「連続正解チャレンジPLAY」はノンジャンルに出題される漢字の読みをどんどん当てていくモードだ。「ジャンル別テストPLAY」は動物、建物、魚介類などの分野ごとに漢字の読みを当てていくモードだ。こちらはテストを受けるのにチケットが必要となる。チケットはゲームへログインしたり、マイミクを招待したり、ハイスコアを更新したり、パートナーサイトに登録する事で入手できる。テストに合格すると、勲章がもらえる。勲章とマイミクの数、連続正解数のすべての条件を満たすと、新しいジャンルにチャレンジできるようになる。


動物は比較的難易度が高め 最後までミスなく答えると勲章がもらえる レベルが上がると、選べるジャンルが増えていく


・うろ覚えで描いた作品が思わぬ感動を生む「記憶スケッチ」

 株式会社REALが提供する、記憶だけを頼りにして出題されたテーマの絵を描くゲーム。テーマはランダムか、リストの中から選ぶ事もできる。テーマに沿ったイラストを描いて投稿すると、拍手とともにそのテーマでGoogleの画像検索をした結果が「Google先生による答え合わせ」として表示される。人が描いたイラストを評価してコメントを付けたり、mixiの日記にリンクを貼ったり、お気に入り登録をすることもできる。


テーマを選んで記憶だけで絵を描く 他の人が描いた同じテーマの絵を見ることもできる マイミクが描いた絵を見ることもできる


・知人の評価で意外な自分が見えてくる。「マイミク通信簿」

マイミクを評価する事で、自分がどういう人間だと思われているかもわかる

 空飛ぶ株式会社が提供している、コミュニケーションツール的な色合いの濃いゲーム。ゲームが始まると、自分のマイミクの中からランダムに選ばれた2人を比べて「どっちが甘えん坊?」、「どっちが旅行好き?」といった質問が、全部で20問出題される。比べる2人は1問ごとに入れ替わる。すべての質問が終わると、総合得点のランキングが表示される。

 ランキングは、自分も含めたマイミクの中で誰が何点評価されているかというものと、自分がマイミクからどう評価されているかがわかる。例えば「どっちがアクティブ?」という質問で、自分を選んでくれたマイミクが多ければ、「アクティブ」という項目が上位に来るといった調子だ。


・シューティングの金字塔がmixiアプリで登場「グラディウス」

初代のアーケード版からのファンには感涙ものの懐かしさ

 コナミの往年の名作が、昔さながらのサウンドとグラフィックスで楽しめるゲーム。「グラディウス」は1985年にKONAMIからアーケード用に発売されたシューティングゲーム。横スクロールシューティングの代表作で、多くの根強いファンを持つ名作。

 「mixiアプリ」版では、お馴染みのグラディウスが丸々無料で楽しめる。難易度は「EASIEST」から「HARD」までの4段階で、自動で弾を発射してくれるAUTOFIRE機能も付いている。操作はキーボードで行なう。厳密にはオンライン要素はなく、マイミクの間でハイスコアを競うというもので、ソーシャルゲームとしての色合いは比較的薄めだ。


BGMもボスも懐かしさ満載だ


・思わず笑えるメッセージがいっぱい「マイミクからの寄せ書き」

笑える寄せ書きができたら保存しよう

 個人のデベロッパー“ねぎ氏”が提供しているコミュニケーションツール。ボタン1つでマイミクからの寄せ書きを作ってくれる。寄せられる言葉はランダムに選ばれたもので、実際にマイミクが書いているわけではない。メッセージは日替わりで変わる。寄せ書きのメッセージは同アプリのサイト上で常時募集している。


・アクション性もある本格釣りゲーム「つり人生タカラトミーSEM&O」

 タカラトミーとSEモバイル・アンド・オンライン株式会社が共同運営で提供している釣りゲーム。アバターを選んで自分のキャラクターを作成して、そのキャラクターで釣りに行く。釣りは、「アタックゲージ」というホイール状のゲージの中をルーレットのように回るカーソルを左クリックで止める。上手に「GOOD」や「GREAT!」に止め続ければ釣りが成功する。釣れる魚は随時追加される他、キャンペーンや釣り大会などのイベントも行なわれている。釣り道具や餌によって成功率が変わるので、レベルを上げて道具を揃えてと、かなりのやりこみ要素がある本格的なゲームだ。


マウスでポイントを決定したら釣りスタート ルーレットのように回るアイコンをクリックで止める 大物を釣り上げて知人に自慢しよう


・気軽に遊べる、なんちゃってFPS「夢はFPSプロゲーマー!」

単純なゲームだが、見た目と音はかなり本格的

 YNKジャパンが提供している、動体視力を鍛えるためのガンシューティングゲーム。同社が提供しているWIN用FPS「CODE NAME STING」をベースにして、FPS風の画面で次々に現われる敵を撃つ。胴体を撃てば170点、下半身なら120点、ヘッドショット(頭部)なら300点を獲得できる。位置の移動などはなく、ひたすら目の前の敵を撃つだけだが、仲間の声が聞こえていたりと臨場感たっぷりだ。リロード時に隙ができるので、そこを狙われないようタイミングを計りつつ、ときどきポップするマガジンや救急キットを打って、弾を補充したり体力を回復しながら高得点をめざそう。


・キーボードを叩く指に力がこもる「スプリンター」

使うキーは2つだけ。しかし、その単純さゆえに燃える

 Flashゲームを提供しているゲームサイト「ゲームデザイン」を運営している有限会社ゲームデザインが提供している体感型のゲーム。キーボードの「←」と「→」を交互に連打することで、ランナーを走らせる。ちきんと交互に押さないと転んでしまうので、なかなか難しい。走るとポイントがたまって、使用できるランナーの種類が増えていく。

 もともとはソロ用のゲームだが、「mixiアプリ」版ではマイミクが走った時のタイムと競争する事ができる。最近走った8人のマイミクのプレイがそのまま記録されており、そのマイミクたちと競争する。もちろん、知らない人と走る事もできる。操作が単純なだけにかなり燃えるゲームで、キーボードを壊してしまいそうで心配になる。


・マイミクのプロフィールがクイズ問題に! 「マイミクイズ」

意外と知らないマイミクのプロフィールをみっちり覚えられる

 面白法人カヤックが提供しているクイズゲーム。年齢や名前、生まれた月などマイミクが登録しているプロフィールを使ったクイズ問題が計5問出題され、4人のマイミクから1人を選んで答える。正解するとそのマイミクとの好感度がアップ、不正解だとダウンする。好感度を上げていくと、そのマイミクが仲の良いマイミクを意味する「マブミク」のリストに加わる。


・チューンナップとカスタマイズに燃える「RockYou! スピード★レーシング」

チューンアップした車でレースに勝って、夢のスーパーカーを手に入れよう

 日本、中国、韓国などに向けたソーシャルアプリケーションの開発や運営を行なう、ロックユーアジア株式会社が提供するレースゲーム。シビックなど実在する車を使って、マイミクとレースができる。レースに勝ってコインをためると、将来的にはランボルギーニやマクラーレンといった夢のスーパーカーを手に入れることも可能だ。勝利を掴むには、タイヤやエンジンのチューンアップが必要で、そこでもコインが必要になる。同じコインを使って、車体の色を変えたり、模様をつけたり、エアロアーツを装着したりといった細かいカスタマイズも可能だ。アイテム課金のガチャもあり、パーツが手に入る。

 また、レース以外の金稼ぎの手段として世界をめぐるツーリングという要素がある。ツーリングをすると経験値がたまり、レベルが上がっていく。ツアーで入賞すると賞金としてコインが手に入るほか、アイテムを獲得できることもある。マイミクとチームを組むことで、ツーリングのサポートを受けることができ、入賞しやすくなる。



■ 課金システムの整備が今後の課題。SNSの発展に寄与する新たなビジネスモデルになるか?

 ソーシャルゲームは、日本ではまだ始まったばかりのサービスだけに、その人気とは裏腹に問題も徐々に顕在化してきている。現状もっとも大きな問題は、ゲームに接続できないというトラブルだ。サーバーを個々のデベロッパーが管理しているので、アクセスが集中するとたやすくデータベースのトラブルが発生してしまう。せっかく遊ぼうと思っても、ゲーム自体が重過ぎて快適にプレイできないといった苦情が、多くのデベロッパーのコミュニティに寄せられている。

 また、「mixiアプリ」は開発途中のβ版でも公開できるため、バグによるトラブルもある。「みんなの農園」では、サービス当初アクセスが集中した結果、植えた作物が消えたり行動の一部が巻き戻ってしまう、ログインできないといったバグが発生した。同じ農園系の「サンシャイン農場」では、アイテム課金の処理をするシステムの不具合が原因で、個人情報が外部から閲覧可能になっていたというトラブルがあった。この事件をきっかけに、mixiは課金システムを使用するアプリの別途審査と、独自の課金システム導入を予定している。

 トラブルはあるもののソーシャルゲームは日本でも順調にユーザー数を伸ばしている。広いユーザーに定着していけば、個人の作品の発表の場として、また新しいコミュニティの場として受け入れられていくだろう。それには課金システムの整備などで、ユーザーが安心して遊べる環境作りが欠かせない。日本のソーシャルゲーム業界はまだ動き始めたばかりだ。ゲームに関しては独自路線が目立つ日本だけに、この国でソーシャルアプリがどんな進化を遂げていくのか、興味を持ちつつ今後の展開を注視していきたい。


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Facebook(c)2009

(2009年 11月 9日)

[Reported by 石井聡]



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