コーエー、PS3/WIN「大航海時代 Online ~El Oriente~」
Chapter1「Zipang」の最新情報を公開
株式会社コーエーは、プレイステーション 3/Windows用オンライン海洋冒険RPG「大航海時代 Online」において、12月15日よりサービス開始予定の次期拡張パック「El Oriente(エル オリエンテ)」のChapter1「Zipang(ジパング)」の最新情報を公開した。
「El Oriente」は、伝説の地「ジパング」をはじめとした東アジア海域への航路が開かれる次期拡張パック。その第1弾となるChapter1「Zipang」では、タイトルと同じ「ジパング」の街が登場する。
今回は「ジパング」の玄関口となる街「長崎」の風景とそこに暮らす人々の様子、交易と船に関する情報、ジパングに到達するために必要な「勅命」、さらに長崎よりも大規模な街「堺」と「江戸」の様子を紹介する。
■ ジパングの玄関口「長崎」
長崎は日本の九州北西部にある街。海岸線が複雑に入り組み、昔ながらの港湾都市として発展してきた歴史を持つ。建物は木造で全体的に低く、西欧各国の街並みとは全く異なる風景が広がる。
■ ジパングの人々
ジパングに暮らす人々は西欧各国とは全く異なる衣装や髪型をしている。男女とも「着物」と呼ばれるジパング独特の服を着用し、男性は頭の中央を剃って束ねた髪を乗せ、女性は長い髪を結って頭の上にまとめている。西欧の航海者たちも、これらの衣装を入手すれば着用できるようになる。
独特の衣装を身に纏ったジパングの人々 | 一般の人々が着ている「小袖」。袖の部分が大きいのが特徴 | 身分の高い人が着る「紋付羽織袴」。家の紋が入った羽織と裾が広がった袴のセット |
■ 交易所の存在は……?
商人たちが新しい街を訪れた際にもっとも気になる「交易所」。しかし、長崎には交易所は存在しない。その代わり「貿易商人」なる人物がいるが、「儲かってるかい?」と聞かれるのみで、取引などは行なえない。どうやら、長崎では役人に進物して許可を得ないことには、この街とは貿易できないようだ。
■ 独特な造船所のラインナップ
船を建造できる「造船所」。ここ長崎では、購入できる船の中に「菱垣廻船(ひがきかいせん)」というものがある。これはジパング独自の造船技術で作られた和船で、「廻船」とは貨物の輸送船を意味する。
また、今回のアップデートで特殊造船がより自由度の高い全く新しい手法に一新される。詳しくは続報をお待ちいただきたい。
■ ジパングへ到達するための勅命
東アジア海域への進出を狙う西欧各国は、マニラに執政官を派遣して新たな勅命を発布する。そこで、海賊討伐や物資調達、現地調査などの勅命を達成し、東アジアへの到達度を蓄えていく。航海者1人1人の活躍が、東アジアへ到達する鍵となる。
なお、マニラで勅命を受けるためには、全海域の入港許可状と2つの運河の航行許可状が必要となる。
また、街に関連して、各街の発展度の上限がこれまでの65,000から70,000へ引き上げられる。これに伴い、船の種類や素材なども追加される。
■ ジパングの大都市「堺」と「江戸」
ジパングには長崎よりも大規模な街「堺」と「江戸」が存在する。堺は大阪湾に面した交易の盛んな港町で、商人たちが集まり自由な気風に包まれている。江戸は近年急速に発展している太平洋沿岸の街で、入り江を埋め立てて住宅地を造成するなど、有力者の主導のもとで計画的な街造りが進められている。
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(2009年 10月 20日)