株式会社アクワイアは、11月12日の発売を予定していたPSP用剣闘アクション「剣闘士 グラディエータービギンズ」の発売日を、2010年1月14日に延期すると発表した。価格は変わらず5,040円。CEROレーティングはC（15歳以上対象）。

　PSP「剣闘士 グラディエータービギンズ」は、株式会社ERTAINから2005年に発売されたプレイステーション 2用「GLADIATOR -ROAD TO FREEDOM-」の世界観を受け継ぐ新作タイトル。古代帝政ローマを舞台に、剣闘士（グラディエーター）たちが生き残りを賭けて戦う姿を描いた剣闘アクションゲームとなっている。

　発売延期の理由について同社は、「マスターアップ前に致命的な不具合が判明し、かつよりお客様の満足度を高めるためにさらなる時間が必要と判断したため」としている。また、この延期に伴い、機能追加とプロモーションの強化が行なわれる。

謎の女剣闘士が登場する体験版がリリースされる予定

　追加される機能は、メモリースティックへのインストール機能。ゲームデータをメモリースティックにインストールすることで、ロード時間を短縮し、より快適にプレイできる。また、本作では公式サイトを経由したキャラクターデータの交換機能が用意されているが、PSPのインターネットブラウザで公式サイトに直接アクセスすることで、PSPのみでデータ交換が可能になるという。

　プロモーション展開では、動画共有サイト「ニコニコ動画」のゲーム情報チャンネル「GTV」にて、10月5日20時より約4カ月にわたって「剣闘士」の魅力に迫る番組が放送される。

　また、TGSで披露された謎の女剣闘士が登場する体験版が、11月下旬にリリースされる。この体験版では、序盤のストーリーが体験可能で、製品版へのデータ引き継ぎにも対応する。

キャラクターデータの交換の概念図。PlayStation Spotや自宅などの無線LANを利用してPSPで直接データ交換が行なえる