アーク、PSP「探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド」

発売告知イベント開催。新宿に「バーかすみ」タイアップバーが登場


9月10日~23日 タイアップバー開催

【探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド】
9月17日 発売予定

価格:5,040円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)



 アークシステムワークス株式会社は、PSP用推理アドベンチャー「探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド」の発売告知イベントを、新宿・ゴールデン街の「bar HIDE」にて開催した。

 この発売告知イベントは、PSP「探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド」の発売を1週間後に控え、プレス関係者を集めて行なわれた。イベントに登場したのは、「探偵 神宮寺三郎」シリーズのプロデューサーである西山英一氏と、先日弊誌編集部を訪れた神宮寺オフィシャルGirlsの天野あいさんと松本美樹さん。この3人が、ゲームの紹介や神宮寺オフィシャルGirlsのオーディションの感想などを語った。

 また、イベント会場となった「bar HIDE」では、9月10日から23日までの2週間、本作に登場する「バーかすみ」のタイアップバーとして、「探偵 神宮寺三郎」ゆかりのオリジナルメニューが登場する。

目の前でカクテル「灰とダイヤモンド」を作ってくれたマスターの軍侍氏

 オリジナルメニューは、「探偵 神宮寺三郎」シリーズに実際に登場しているおなじみのカクテル「カミュ」、「シャンディガフ」、「電気ブラン」に加え、本作をイメージしたオリジナルカクテル「灰とダイヤモンド」の4種類。

 このうち「灰とダイヤモンド」は、スペインのスパークリングワイン「カバ」に、薬草系のリキュール「アブサン」を加えたシンプルなもの。このオリジナルカクテルを考案したbar HIDEの軍侍氏によると、「アブサン」の水に入れたり冷やすと白く濁る性質を活かして、見た目でも“灰とダイヤモンド”をイメージしたカクテルになっているという。

 このカクテルについて、「探偵 神宮寺三郎」シリーズのプロデューサーである西山英一氏は、「初めてこのカクテルを見せていただいたときに、澄んだキラキラする中に(灰によって)もやがかかったような『灰とダイヤモンド』のイメージが伝わってきて、さすがマスターという感じです。私もいろいろなお酒を飲んできましたが、(このカクテルは)例えのできない味ですね。(薬草系のリキュールによって)香りが一風変わっていながら、かといって飲みにくくない。機会がありましたら皆さんにもぜひ召し上がっていただきたい」とコメント。そして最初に飲んだときの感想を聞かれると「まるで風のようでした(笑)」と答えた。

 なお、このタイアップイベントでは、9月17日の発売後からは、本作のゲームソフトを持参した人に、これら4種類のメニューに限り、最初の1杯を20%オフで提供される。


新宿・ゴールデン街にあるBar HIDEの入口には「Bar KASUMI」の看板もオリジナルカクテル4種。左からシャンディガフ、電気ブラン、カミュ、灰とダイヤモンド神宮寺オフィシャルGirlsの2人が「灰とダイヤモンド」で乾杯!



■ シリーズプロデューサーの西山氏らがゲームの見所などを語る

左から西山プロデューサー、神宮寺オフィシャルGirlsの天野さんと松本さん

 ここからはプロデューサーの西山氏と神宮寺オフィシャルGirlsの2人が、司会からの質問に答える形式で行なわれたトークショーの模様をお伝えする。

――「探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド」の見所は?

西山氏: 「探偵 神宮寺三郎」は、今回PSPに初登場となります。PSP版の特徴は、美しいグラフィックス、こなれた操作性、「神宮寺」シリーズの変わらぬ世界観、このあたりは踏襲しています。今回ぜひ見ていただきたいのは、ライバルとなる「与那国」というキャラクターです。これは今後の「神宮寺」シリーズに必ず影響を与える存在に育てていきたいと思っています。作っている私たちも気に入り、育てていきたいキャラクターになっています。

――神宮寺オフィシャルGirlsを結成しようと思った理由は?

西山氏: 「バーかすみ」というのは「神宮寺」シリーズにとっては魅力的なお店という設定で毎回出てくる存在です。そこにいる「かすみ」と「まなみ」は、事件にはあまり関係しないのですが、ファンの皆様からは非常に人気の高いキャラクターになっています。私個人の希望でもあるのですが「ぜひ実物を見てみたい」ということで、今回「神宮寺オフィシャルGirls」として「かすみ」と「まなみ」を誕生させてみました。

――神宮寺オフィシャルGirlsの2人は役割もきちんと決まっているのですよね?

天野さん: はい。私は第1作目から携帯電話版まで、すべてプレイさせていただいている生粋の「神宮寺」ファンなので、ファンの方たちに新作をきちんとPRする役割をしなきゃいけないなと思っています。

松本さん: 私は小さい頃はゲームをしていたのですが、学校に入ってからはほとんどしていなくて、この「探偵 神宮寺三郎」もオーディションを受けるまでやったことがなかったんですよ。でも、ゲームをしていく中で、ストーリーもおもしろくて、どんどんはまっていってしまったので、私のようにゲームをしたことがない人やゲームにあまり興味のない人たちに「神宮寺三郎」の魅力を伝えていけたらいいなと思っています。

――神宮寺オフィシャルGirlsから見た「探偵 神宮寺三郎」の魅力は?

天野さん: さっきもまなみちゃん(松本さん)と話していたんですけど、今回の「神宮寺」はライバルの「与那国」が、女性から見て「うわ!カッコイイ!」みたいな、女性のツボを心得ている感じ。あそこまで女の子の心をわしづかみするキャラクターって、「神宮寺」シリーズでは初めてなんじゃないかと思いました。今泉も前田も格好いいんですけど、それとは違う正統派なイケメンぶりがありますよね。

松本さん: 私はPSPで初めてプレイさせていただいたので、PSPが綺麗なのか「神宮寺」が綺麗なのかわからないんですけど(笑)、ほんとにすごく絵が綺麗で、ドラマを見ているんじゃないかっていうくらい入り込んでしまいます。休憩中にやっていたら、気付いたら休憩が終わっていたみたいなことが何度もありました。内容もすごくおもしろくて、感動するシーンがいっぱいあるんですよ。

天野さん: そうそう、プレイし終わった後、「人間っていいな」って思えるんだよね。なにか重厚な推理小説を読んだ後のように、心の中にズシリと残るものがありますね。

――ファンの皆様にメッセージをお願いします

松本さん: 今回の「神宮寺」は先行プレイさせていただいたんですけど、一言では語り尽くせないくらいおもしろいです。ついにPSPで出るということで、「神宮寺」ファンの方は待ち望んでいた方が多いと思うんですよ。期待を裏切らない出来だと思います。ほんとに楽しみにお待ちいただきたいです。

天野さん: 私たちは(公式サイトで)プレイ日記をさせていただいているんですけど、自分でやってみないと湧かない感情とかがいろいろ出てくるゲームです。人間模様とかいろいろな部分で言葉にならない感情がほんとに芽生えると思うので、もしよかったら、人に聞くんじゃなくて、自分でやってみてその気持ちを体感してみて欲しいです。

西山氏: 「神宮寺」シリーズはファミコン版から続いて22年目になります。私も実際それくらい「神宮寺」の開発に関わってきました。正直言いますと、普通のゲームに比べると地味で、アクション性があるといったゲームではないのですが、大勢のファンの皆様に続編の希望をたくさんいただいたというのは、「神宮寺」の変わらぬ良さというのが続けて来られたからだと思います。

 「神宮寺」シリーズ、これからも30年、40年と続けられるようなシリーズにしたいと思っています。今までと全然変わらないっていう部分と、どんどん進化して変える部分と、それらを融合させた作品に今回もなったんじゃないかと思います。一言で言うと「1回ちょっと遊んでみて下さい」と。そして「もし気に入ったら、シリーズ通して(プレイしてみる)とか、次の作品にも期待していただきたいと思っています。これからも「神宮寺」シリーズをどうぞよろしくお願いします。


「探偵 神宮寺三郎」シリーズプロデューサーの西山英一氏「バーかすみ」の名刺を見せる天野あいさん「バーかすみ」のまなみになりきっていた松本美樹さん



■ 予約特典やケータイコミック、ブログコンテストなど、まだまだ企画盛りだくさん!

 「探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド」では、ほかにもさまざまな企画が予定されている。

コンテストの賞品のZippoやジャンパー

 まず、公式サイトでは「ブログコンテスト&応援メール大募集!」を実施。この企画では、ユーザーの「探偵 神宮寺三郎」との出会いや、「探偵 神宮寺三郎」に対する想いを綴ったブログやメールを募集中。優秀な作品には、「探偵 神宮寺三郎」シリーズプロデューサーの西山英一賞としてオリジナルデザインのZippoや15周年記念名刺ケースなど、シリーズディレクターの海老智弘賞としてグラスセットや神宮寺ジャンパーなどがプレゼントされる。他にも超レアな賞品が用意されているという。


 ブックマークジャパン株式会社が運営している携帯電話向けコミック配信サイト「まんがこっち」では、「探偵 神宮寺三郎」シリーズの「夢の終わりに」と「危険な二人」を1話50円で配信。ケータイコミックならではの演出で、「探偵 神宮寺三郎」の物語が楽しめる。

【アクセス方法】
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Yahoo! ケータイ: メニューリスト → 書籍・コミック・写真集 → 電子コミック
・URL:http://www.bmjp.jp/mb/jinguji/



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(2009年 9月 10日)

[Reported by 滝沢修]