「キャラホビ2009 C3×HOBBY」開催
バンダイナムコ、タカラトミーの初試遊タイトルなどに注目


8月29日~30日 開催

会場:幕張メッセ 国際展示場 1~3ホール

入場料:1,500円(当日)
    小学生以下無料


 C3×HOBBY 実行委員会が主催する「キャラホビ2009 C3×HOBBY」が今年も8月29日~30日の日程で幕張メッセにて開催された。入場料は当日券で1,500円。株式会社バンダイナムコゲームス、株式会社タカラトミーといったゲーム関連メーカーの出展する出展企業ブース、ガレージキットとフィギュアの展示・販売・交流が行なわれるGK・フィギュアゾーンを中心に、キャラクターとホビーの祭典として5回目の開催となる。

 ゲーム関連の出展としては、株式会社バンダイナムコゲームスが、同社ブースではおなじみの「スーパーロボット大戦」関連イベントを中心として、ユーザーに初お披露目の家庭用プラットフォーム向けゲームタイトルをいくつか出展。例年はアーケードタイトルなども出展していたが、今回のバンダイナムコゲームスブースは基本的に家庭用オンリーの構成(プライズ機の出展もあったが)となっていた。ほかに、タカラトミーが、Wii用「闘真伝」を出展した。



■ バンダイナムコゲームスブース

トークとライブで2度楽しめた「スーパーロボット大戦NEO」ステージ

 バンダイナムコゲームスブースには、バンプレストレーベルの「スパロボ学園」(既発売)が8台、11月に発売予定の「サモンナイトX ~Tears Crown~」が4台、9月18日発売予定の「アイドルマスター ディアリースターズ」が6台と、DSタイトルが多く、次いで、2009年秋発売予定の「GOD EATER」、「マクロスアルティメットフロンティア」(10月1日発売予定)とPSPタイトルが2台ずつ、そして9月3日発売の「機動戦士ガンダム戦記」、「テイルズ オブ ヴェスペリア」(9月17日発売)のプレイステーション 3タイトルの試遊台が2台ずつ設置されていた。

 ステージでは、10月29日に発売を予定しているWii「スーパーロボット大戦NEO」のトークステージと、スペシャルライブが1日に2回ずつ行なわれた。トークステージには、同社寺田貴信チーフプロデューサーと、小椋亙プロデューサーに加え、緑川 光さんと、伊藤 静さんが登場。さらに、同作の主題歌「Wild succession」を担当する美郷あきさんが登場した。ステージ上では、新規参戦作品を中心とした原作アニメのオープニングが上映されたほか、「スパロボNEO」の最新映像、そして実機によるゲーム紹介、さらに美郷さんによる主題歌のライブが行なわれた。

 スペシャルライブでは、草尾 毅さん、弘妃由美さん、三重野 瞳さん、そして美郷あきさんによる参戦作品主題歌をメインとしたライブが行なわれた。

【セットリスト】

  • 「Wild succession」(美郷あき)
  • 「挑戦! でこぼこ未来」(『スパロボ学園』イメージソング:美郷あき)
  • 「熱血!! 勇者ラムネス」(『NG戦士ラムネ&40』前期オープニングソング:草尾 毅)
  • 「めざせ! 一番!!」(『NG戦士ラムネ&40』後期オープニングソング:草尾 毅)
  • 「闘え!! キングスカッシャー」(『NG戦士ラムネ&40』挿入歌:草尾 毅)
  • 「Run ~今日が変わるMagic~」(『覇王大系リューナイト』後期オープニングソング:三重野 瞳)
  • 「瞳にDiamond」(『覇王大系リューナイト』エンディングソング:三重野 瞳)
  • 「怒りの獣神」(『獣神ライガー』前期オープニングソング:弘妃由美)
  • 「奇跡の獣神」(『獣神ライガー』後期オープニングソング:弘妃由美)


初お披露目となった「GOD EATER」。ダッシュの移動が高速で、軽快に遊べる印象を受けた無事マスターアップしたという「アイマスDS」。「愛」と「涼」をプレイしている人が多かったような……「サモンナイトX」は体験版がプレイできた
先週の「GUNDAM BIG EXPO」に続いてほぼ製品版の内容がプレイできた「機動戦士ガンダム戦記」発売が近いPS3「テイルズ オブ ヴェスペリア」も熱心にプレイされていたPSP「マクロスアルティメットフロンティア」は前作があるからか、違いを確かめるためにプレイしている人が多く見受けられた
「クイーンズブレイド スパイラルカオス」は3つの特典が付く「激闘パック」の同梱内容が展示されていた「魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-」は8つの特典が付く「リリカルBOX」が展示されていた


■ タカラトミーブース

 12月に発売を予定しているWii「闘真伝」が出展されていたタカラトミーブース。剣劇アクションバトル「闘真伝」は、「闘真器」と呼ばれる武器を手に戦い、プレイ中に武器が変化したり、プレイキャラ自身も変身するなどの特徴を持たせたタイトルで、1台が出展されていた。本作には、AKB48の佐藤亜美菜さんなど豪華声優陣が起用されたことが発表されているが、このイベントのサプライズゲストとして、SKE48の松下唯さんがタカラトミーブースを訪れ、本作をプレイした。

 操作にはヌンチャクスタイルが使用され、レバーで移動、Cボタンでブーストダッシュ、Zボタンでガード。Cボタン2回押しで回り込みダッシュ、レバー+Cボタンで回転移動、Z+Cボタンで特殊技(武器が変化)、Aボタンで弱、Bボタンで強攻撃、A+Bでコンボクラッシュ(相手のコンボをはじく)、Z+A+Bで闘真奥義(大技)、さらに十字ボタンで遠距離攻撃、アームブレイク武器飛ばしとなっていた。開発度は50%で、画面下2つの隅にそれぞれの体力ゲージ(円状)、そしてその横に闘真器ゲージが用意されていた。闘真器ゲージは3段階あり、闘真奥義などの発動に必要。コンボは「AAAAAABA」、「Zを押しながらAAAAAAB」(リリスの場合)といったシンプルなボタン連打でも繰り出せるので、未経験者でも気軽に遊べるように配慮されているようだ。

試遊台が1台出展された「闘真伝」。開発度は50%発売済みの「ファンタジーゴルフ パンヤ ポータブル」も出展
SKE48の松下唯さんがタカラトミーブースを来訪。アイダベル・フローラベルの声を担当している松下さん自身がアイダベルをプレイした

(2009年 8月 31日)

[Reported by 佐伯憲司]