バンダイナムコ、AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」REV.2.07にアップデート
新機体2+正式支給2機体と新ステージ「リボー・コロニー」を配信


稼動中(8月5日 バージョンアップ)

価格:2プレイ500円


 株式会社バンダイナムコゲームスは、AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」を8月5日にREV.2.07へとバージョンアップする。今回のバージョンアップで、新支給モビルスーツとしては、地球連邦軍に「アレックス」、ジオン公国軍に「ケンプファー」と、いずれもOVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場した機体が登場する。さらに、REV.2.04で先行支給された6機種のモビルスーツのうち、正式支給が待たれていた「ジム・ガードカスタム」、「ズゴックE」が正式支給される。そして、新ステージとして「リボー・コロニー」が配信され、8月5日よりプレイ可能となる(ステージスケジュールはこちら)。

 今回の新機体2機種の支給条件には、ここ数回のモビルスーツ支給で採用されている特定ステージにおける勝利数が付帯されている。新ステージでの勝利数が条件となっているので、8月5日からは激戦が予想される。また、既存の中~低コスト帯に属する射撃型機体に調整が入り、全体的にパワーアップしていることも大きな変更点といえるだろう。

 ターミナルにおいては、過去10戦のバトルスコアを始めとした階級判定情報表示が追加される。また、階級の昇格・降格条件が変更になっている。さらに、拠点撃破時の獲得バトルスコアも変更される。


【REV.2.07支給機体と取得条件】
地球連邦軍支給条件ジオン公国軍
アレックス大尉以上で
リボー・コロニー30勝以上
ケンプファー
※1 取得条件には下記の機体を取得済みであることが必須
・地球連邦軍……ガンダムEz8、ガンダム、ジム・スナイパーII
・ジオン公国軍……ドム・トローペン、ズゴック(S)、ザクII(FS)、ゲルググ、ゲルググJ
ジム・ガードカスタム中尉以上で
リボー・コロニーで18勝以上
ズゴックE
※2 取得条件には下記の機体を取得済みであることが必須
・地球連邦軍……ジム・ストライカー、ジム改、ジム・スナイパーII(WD隊)
・ジオン公国軍……ゴッグ、高機動型ザク(R-1A)、ゲルググ(G)、ザクタンク(V-6)


■ RX-78NT-1 アレックス

カテゴリ:格闘型/地上・宇宙
基本スペック:HP285 コスト280
メイン「腕部ガトリング・ガンA」
格闘「ビーム・サーベル」
サブ「頭部バルカン砲」

 地球連邦軍初のニュータイプ専用ガンダムタイプモビルスーツ。腕部に内蔵されている「ガトリング・ガン」がメイン、サブはガンダムタイプお約束の「頭部バルカン砲」、そして「ビーム・サーベル」が格闘武器となる。コストが280と高い分、HPも285と高め(プロトタイプガンダムは295、ピクシーは270)。

 「ガトリング・ガン」は「A」という呼称から、当然Bも用意されていると思われる。機動性、瞬間火力に優れるプロトタイプガンダムとは異なる性格付けがなされていると思われるが、下のコスト帯にいるピクシーやガンダムEz8に負けない性能を期待したいところだ。


■ MS-18E ケンプファー

カテゴリ:格闘型/地上・宇宙
基本スペック:HP275 コスト240
メイン「ショットガンA」
格闘「ビーム・サーベル」
サブ「頭部バルカン砲」

 強襲用モビルスーツで、実弾兵器を中心とした武装を持つ機体。コストは240で、HPはゲルググ(S)やゾゴックと同じ275。メインとなる「ショットガン」は、近距離戦型のザクII寒冷地仕様の「ザク・マシンガンA」を想像させるが……。また、ジオン公国軍ではザクII(FS)に続く「頭部バルカン砲」を装備した、格闘型モビルスーツとなる。地球連邦軍機体に慣れたパイロットにはなじみやすい武装かもしれない。劇中に登場した「チェーン・マイン」が装備できるのか、楽しみな機体だ。

 スピードと広範囲への弾幕が特徴のギャン、そしてビーム・ライフルと連撃の威力のゲルググ(S)の間に挟まれる形となるこの機体の特徴はどこにあるのか、正式支給を待ちたいところだ。



■ コロニー内の市街地戦闘「リボー・コロニー」

 一年戦争時、中立の立場をとったサイド6のコロニー群の1つ「リボー・コロニー」は、市街地と自然地形が複合したステージで、コロニー内での戦闘のため、地上/宇宙戦機体のどちらでも出撃が可能というステージだが、ジム・コマンドやドムは宇宙戦仕様での出撃となるようだ(コロニー内のため、オッゴ/ボールは出撃不可)。

 地球連邦軍の拠点は「U.N.メディカルセンター」、ジオン公国軍拠点は「偽装工場」。ステージ中央部に存在する森林公園付近には自然障害物が、その周りには市街地が広がり、大小さまざまな障害物が存在する。また、太陽光を取り入れるための巨大なガラス面がマップ中央下に横に伸びており、さらにその先には用水路がある。ガラス面に架かる橋の中央の1本は、破壊可能となっており、崩れ落ちた破片を障害物として利用できるようだ。

 障害物で身を隠せる市街地戦といえば、ニューヤークや鉱山都市が思い起こされるが、両ステージの中間ぐらいの高低差イメージで、レーダーの確認が重要なポイントになるだろう。また、開けた場所と入り組んだ場所があるため、カテゴリーや機体特性にあった得意な地形にうまく相手を引きずりこんで戦えるかどうかも勝敗のカギを握りそうだ。また、拠点砲撃地点はいくつもありそうなので、移動しながらの砲撃は遠距離砲撃型乗りの腕の見せ所となりそうだ。


【リボー・コロニー】
左側中央部に地球連邦軍、右側中央部にジオン公国軍の拠点が存在する。スタート地点は両拠点の斜め前からとなる。戦略マップはこちら
通称「ポケ戦」の舞台となったリボー・コロニー。障害物の利用と、地形特性に合わせた機体運用がカギを握りそうな地形だ



■ 中~低コスト射撃型機体を中心に変更される既存機体の調整

 REV.2.07の既存機体への調整だが、いくつか大きく分かれている。詳しくは公式サイトを確認いただきたい。

・格闘型モビルスーツ

 ジム・ストライカーの連撃可能回数、ピクシーのビーム・ダガーAとBを併用した際の連撃可能回数の修正。ジム・ストライカーはREV.2.05から連撃可能回数が増えていたのだが、コスト相応に変更されるということだろう。また、ピクシーに関しては、高バランサー機体に対して可能だった連撃可能回数が調整されるということのようだ。また、ジム・ストライカー(ネメシス隊)は、「機動4」セッティングにおいて、機動性能が向上している。

・射撃型モビルスーツ

 デザート・ジム、ジム・スナイパー(WD隊)、陸戦型ガンダム(ジム頭)、ザクI(S)、ゲルググ(G)、ドム/リック・ドム、ザクII(FS)、ドム・キャノン複砲仕様の機体性能を向上させている。機体やセッティングごとに詳細は分かれるが、特徴的なのは、HPの増加、機動力の向上からダッシュ性能や硬直まで、ひと通り手が入っているということだ。また、ドム/リック・ドム、ドム・キャノン複砲仕様に関しては、待望の旋回性能にメスが入れられている。

・クラッカー/ハンド・グレネイド

 REV.2.05に引き続き、近接信管性能を変更し、味方が近くにいても爆発しにくいように調整されている。

・そのほかシステム関連の変更点

 佐官(大佐、中佐、少佐)の昇降格条件に変更がある。大佐→中佐、中佐→少佐の降格は、少将→大佐と同じく敗北が降格条件に含まれるようになっている。少佐→中佐、中佐→大佐の昇格時に必要なパイロットポイントが半減。さらに、ターミナルにおいても過去10戦の戦歴が表示され、昇降格に関わる情報も確認できるようになった。拠点撃破時の獲得バトルスコアは、270(4vs4時)、320(6vs6時)、370(8vs8時)に変更された。

(C)創通・サンライズ

(2009年 7月 31日)

[Reported by 三番町第20小隊]