CESA、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2009」
開催概要決定。テーマは「開発マインド、ボーダーレス!」
昨年の「CEDEC 2008」は昭和女子大学で開催されたが、今年はパシフィコ横浜で開催される |
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、ゲーム開発者向けカンファレンス「CESA Developers Conference 2009(CEDEC 2009)」を、9月1日から3日まで、パシフィコ横浜の会議センターにて開催する。
「CEDEC 2009」は、ゲーム開発における最新情報の共有とデベロッパー同士の交流を目的に、年1回開催されているゲーム開発者向けのカンファレンス。今年で11回目を迎える今回は、会場を従来の大学施設からパシフィコ横浜へと移し、セッション規模も昨年の1.5倍となる約150に拡大して開催される。
また、受講パスの料金に今年から、「4名以上の団体」および「協賛企業からの紹介」による団体/紹介割引を設定。8月7日までに申し込んだ人を対象にした早期申込割引価格も用意されている。各受講パスの料金は次の通り。
- 【受講料金】
・レギュラーパス(3日間有効)
CESA会員・学生:25,000円、一般:40,000円、団体/紹介割引:30,000円
・デイリーパス(会期中1日のみ有効)
CESA会員・学生・一般:15,000円
・早期申込割引価格(レギュラーパスのみ)
CESA会員:20,000円、一般:30,000円、団体/紹介割引:25,000円
・当日申込価格(デイリーパスのみ)
CESA会員・学生・一般:20,000円
また、「CEDEC 2009」のテーマは、「開発マインド、ボーダーレス!」に決定。このテーマには、ゲーム開発のグローバル化が急速に進み、開発の規模が飛躍的に大きくなっている中、ゲーム開発者は職種や国といった境界はもちろん、これまでの既成概念など、あらゆるボーダー(境界)を取り払い、自ら手掛けたゲームを世界に送り出そうという意図が込められている。
カンファレンスのメインとなるセッションは、「プログラミング」、「ビジュアルアーツ」など、10の分野で構成。CEDECアドバイザリーボードが、それぞれの分野でジャンルテーマを設定し、公募の選定や講師の招聘を行なっている。各分野のジャンルテーマは次の通り。
- 【各分野のジャンルテーマ】
・プログラミング:現行世代機の開発が一巡した今、しっかりと足下を固める
・ビジュアルアーツ:VA(Visual Artist)の道、TA(Technical Artist)の道
・ゲームデザイン:ゲームデザインとは?
・サウンド:「良い音響効果」とは何か?を考え判断できる知識と意識を強化
・ネットワーク:ゲームの基盤となるネットワーク要素、それと他分野のクロスオーバー
・プロデュース:製品ではない!商品を作るプロデュース
・モバイル:技術/市場動向習得とイノベーショントリガー
・ビジネス&マネジメント:「恐れ」で手を止めない現場気風醸成
・アカデミック:ゲームの外側を知ろう
・特別企画:心機一転「何がしたいか?」
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(2009年 7月 14日)