株式会社バンダイナムコゲームスは7月13日、株式会社Razestが運営する携帯ゲームサイト「ゲムトモ」にて、オンラインカードバトルゲーム「Legend of Vandia ～神魔大戦～」のクローズドβサービスを7月21日より開始する。また正式サービスを8月3日より開始する。プレイ料金は無料。

　「ゲムトモ」は、Razestが運営するケータイ向けゲームサイト。対戦型のオンラインゲームを中心に展開しており、キャリアが異なっても同じゲームで対戦ができることが特徴。RPGやカードゲーム、ペット育成などのオンラインゲームを提供している。

　「Legend of Vandia ～神魔大戦～」は、2003 年11月から2008年9月までバンダイナムコゲームスのLaLaBitにて提供されていたPCオンライン対戦カードゲーム。「ゲムトモ」で配信予定の「Legend of Vandia ～神魔大戦～」はPC版の移植に留まらず、新しい要素を追加したバージョンアップ版。バンダイナムコゲームス監修のもと、Razestが企画・製作を行なっている。

　ゲームシステムは、300種類以上の多彩なカードでパーティを組み、トレジャーハンティングやクエスト依頼を受けて冒険に出るトレジャーハンター対戦カードRPG。プレーヤーの設定した行動が15分ごとに自動的に進行するセミリアルタイム方式が採用されている。

　ゲームの進行は、「7日間」という時間がテーマとなっており、 毎7日ごとに再創造される世界でプレーヤーは7日目に起こる「太陽の日」に備え、資金稼ぎや、発掘したプレーヤーから強奪など、期間中は様々な行動をすることが可能。また、現実世界の時間とゲーム内の時間がリンクしているため、夕方にログインするとゲーム内の街や背景も夕方に、夜であれば夜へと変化する。またこれらの時間帯によって「深夜にしか発見できないアイテム」や、「早朝しか販売していないカード」といった時間限定のイベントなども用意されている。

　ケータイ版での新要素には、カードに「成長」と「進化」を追加。カードは、戦闘や発掘、強奪などで経験値を得ることでLvアップし強くなっていき、同一カードを合成させることにより、神か魔のカードへと進化できる。また同じカードでも、神か魔のどちらに進化するかによって全く別の能力を持ったカードへと進化するほか、Lvアップの早い早熟型タイプ、逆の晩成型タイプや覚醒型タイプなど、成長過程がカードにより異なる要素を備えている。

　そのほかにも気の合う友達などを誘って国家共同体「クラン」を作成することが可能。クランが結成されるとメンバーの経験値を転送することによって発展する城が与えられるほか、メンバーの行動によって城の発展が変化していく。

【スクリーンショット】