USERJOY JAPAN株式会社は、Windows用MMORPG「三国群英伝 ONLINE」において、大型アップデート「羅馬行軍」を、6月23日に実施する。

　「羅馬行軍」では、新たに「ローマ地域」と「西域地域」が追加され、そこの新ボス武将軍団として「ローマ帝国軍団」と「西域盗賊軍団」などが登場する。また、「ローマ地域」内にある「ローマ競技場」では、お互いの軍団がゲーム内通貨「両」を賭けて勝負する「コロッセオ戦」などの新要素も実装される。

■ 「ローマ地域」と「西域地域」

　ローマ地域として、ローマ、ローマ広場、競技場休憩所、コロッセオ、ローマ東境、ローマ西境、エーゲ海、カフカズ山脈、大砂漠、砂漠オアシスの計10マップ、西域地域として、張掖、酒泉、敦煌、玉門関、楼蘭、高昌、亀茲、于テン（テンは門構えに眞）、疏勒、大宛、葱嶺の計11マップがそれぞれ追加される。

　ローマ地域へは、西域地域の葱嶺にいる「西域都護」を通じて移動できる。ただし、移動するためには「ローマ通行手形」など、特定の条件を満たすことが要求される。

ローマ広場	ローマ競技場	大砂漠

■ 新ボス武将軍団

　新地域の追加に伴い、新ボス武将軍団として「ローマ帝国軍団」と「西域盗賊軍団」などが登場する。

「ローマ帝国軍団」と「西域盗賊軍団」以外にも新しい敵が出現する

■ コロッセオ戦

　コロッセオ戦は、「両」やアイテムを賭けて軍団同士が1対1で対決する。勝利した軍団は、負けた軍団が賭けた「両」やアイテムが獲得できる。また、参加軍団以外のプレーヤーは、どちらの軍団が勝利するかを予想し、「両」を賭けることができる。

■ 群英演義

　新システム「群英演義」は、隊列メンバーのみで「演義世界」というインスタンスマップに入り、制限時間内で目的達成を目指すシステム。自由市場の「茶館主人」に話しかけることで参加できる。この中で得られるドロップ品や奨励品には、「勲章」や「印綬」などの貴重品があり、自由市場の「套装仙人」のところで宝箱と交換できる。

【群英演義の内容】
・樊城救援（50～80等級）：魏の徐晃将軍の依頼で、蜀軍に包囲された樊城の救援に向かう。
・阿斗救出（70等級以上）：魏軍が進行する中、戦火に取り残された阿斗を救出する。
・黄巾復甦（90等級以上）：南華仙人の依頼で、悪鬼と化した張角を討伐する。

■ 装備のセット効果を実装

　特定の武器や防具類をセットで装備すると、能力が付加される「セット効果」が実装される。

【セット効果の例「藤甲セット」】
・2種類装備：精神+2、体格+2
・3種類装備：武力+2、知力+2、反応+2、精神+2、体格+2
・4種類装備：防衛力+5、知力+2、反応+2、精神+2、体格+2
・5種類装備：防衛力+5、知力+2、反応+2、精神+10、体格+10
・6種類装備：防衛力+20、知力+10、反応+10、精神+10、体格+10

■ その他の変更・追加

「行軍強化」

・「千軍の星」と交換できる「梅の小袋/大袋」、「竹の小袋/大袋」の中身が変更され、「松の小袋/大袋」が新たに追加される。
・キャラクターの等級制限が、現在の100から110に引き上げられる。
・新スキル「羅刹の盾」、「行軍強化」、「白虹」、「七星店名」を実装。
・各都市に存在していた闘技場が1つになり、「全国闘技場」となる。
・有料アイテムとして「金毛獅王」と「兵士経験値四倍符」を追加。