バンダイナムコ、PS2/PSP「ヱヴァンゲリヲン:序」
「新劇場版:序」の世界を完全再現


発売日:6月4日発売予定

価格:各6,090円


メインビジュアル

 株式会社バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 2/PSP用3Dアクション「ヱヴァンゲリヲン:序」を6月4日に発売する。価格はPS2、PSPともに6,090円。

 「ヱヴァンゲリヲン:序」は、2007年9月に劇場公開され、興行収入20億、DVDセールは60万枚(2008年DVDリリース総合売上ランキング1位)を記録し、世の中に「エヴァンゲリオン」ブームを再び巻き起こした劇場用長編アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を題材とした3Dアクションゲーム。本作は、「新劇場版:序」の世界を完全に再現し、さらにはTVアニメ版の展開も収録した内容となっている。これにより、より深遠な世界を表現し、全ての「エヴァ」ファンの欲求に応える作品に仕上がっているという。

 新劇場版4部作のうち、序章的な位置づけとなっている「新劇場版:序」。14歳となった碇シンジが汎用ヒト型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオンに乗って正体不明の敵性存在「使徒」と戦い始める契機から、日本中の電力を箱根の一点に集め、シンジのEVA初号機が狙う陽電子砲の起動エネルギーとする国家規模の大プロジェクトを描いた「ヤシマ作戦」(TVシリーズのうち第壱話から第六話までがベースとなっている)までが描かれている。本作には、この「新劇場版:序」で新しく描かれたエヴァの装甲や武器の形状、使徒の形態、設定の変更など、TV版公開から10年の時を経て新しく生まれ変わった「新劇場版:序」の世界を余すことなく全てを収録している。

【「新劇場版:序」の世界を全網羅】
「新劇場版:序」を全網羅した本作をプレイすることで、「エヴァ」の世界を追体験できる

 バトルシーンはフル3Dで描かれ、新世代グラフィックアクションによる臨場感溢れるバトルを楽しむことができる。本作では簡単操作でカメラワークも含めて、名シーンを自らの手で再現できる新システムを搭載している。この新システムによって、詳細には再現しにくかった使徒との戦いを完全再現しているという。

【バトルシーン】
戦いの場となる第三新東京市のビル群を利用し、戦略的に戦うことが勝利の鍵になるという

 使徒との戦いが始まるまでの間は、登場キャラクターとの交流や次の戦闘に備えての訓練・情報収集など、「エヴァ」の世界を堪能できる日常シーンが用意されている。これにより、プレーヤーはより深くエヴァの世界に入り込むことができる。また、「新劇場版:序」の収録に加えて、本作にはTVアニメ版の内容も収録されている。ゲームボリュームは、過去に発売された「エヴァ」を題材としたゲームの中では、最高のボリュームとなっているようだ。

【「エヴァ」の世界を堪能できる日常シーン】
日常シーンは、MAPを移動しながら登場キャラクタたちとの会話を行なっていくことで物語が進展するアドベンチャータイプのゲームとなっている
【TVアニメ版の展開も収録】
劇場版に加え、TVアニメ版も収録しているので、新旧「エヴァ」のどちらのファンも満足できる内容となっている

(C)カラー
(C)GAINAX・カラー/ProjectEVA
(C)GAINAX・カラー/EVA製作委員会
(C)2009 NBGI

(2009年 4月 13日)

[Reported by 志賀康紀]