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スクエニ、「FF VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」プレミア試写会を開催
原点となる「FINAL FANTASY VII」をPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて配信開始!


4月10日 開催

会場:東京・銀座ソニービル

 

 株式会社スクウェア・エニックスは、4月16日に発売予定のBlu-ray Disc(BD)版「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」のプレミア試写会を東京・銀座ソニービルにて開催した。

 「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」は、1997年に発売されたプレイステーション用RPG「FINAL FANTASY VII」の正式な続編として、2005年9月にDVDで発売されたCG映像作品。BD版「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」は、同作をフルハイビジョン化し、約30分のシーン追加、改変、再編集が行なわれている。また、パッケージにはPS3「ファイナルファンタジーXIII」体験版が付属する。価格は、通常版が4,900円、「FF XIII」体験版同梱版が5,900円、160GB HDD仕様のPS3本体と体験版を同梱したパッケージが49,980円。

 本日のプレミア試写会は、4月11日、12日の2日間に行なわれる一般向けイベント(抽選式で、既に募集は〆切り)に先立ち、プレスや関係者を招いて行なわれたもの。「ファイナルファンタジーXIII」の映像に続き「ADVENT CHILDREN」の映像が上映され、続いて会場には本作の制作に携わったプロデューサーの橋本真司氏と北瀬佳範氏、ディレクターの野村哲也氏、Co.ディレクターの野末武志氏、シナリオライターの野島一成氏らクリエイター陣が登場。橋本氏は「DVD版から4年の月日がたって、まだ色あせないのは見ていただいたとおり。BD版になって、さらなる高画質、高音質。ハイデフならでは、時代の先を見据えた作品だったなぁと再確認している」と感慨深げにコメント。海外展開についてはまだ決まっていないというが、配給元のソニーピクチャーズと協議を重ねている最中だという。

 技術面について質問された野末氏は「コンピューターというと、どうしても自動というイメージがあると思いますが、スタッフが1コマ1コマ丁寧に作っているものなので、それが絵に表れている」と説明。野島氏は、30分以上のシーン追加について「完成された元のストーリーが、より浮かび上がるように物事の背景、登場人物が抱える事柄を重点的に書き込んでみた」とコメント。北瀬氏は、完全版にいたる進化をきかれて「オリジナルの『ADVENT CHILDREN』のときも『FF VII』から10年たって作ったわけですが、BD版はそこから4年。補完されたストーリーが結実して、感慨深い」とコメント。

 追加や改良点の意図についてきかれた野村氏は「BD版でまた新たに発売されるということで、前作と同じものをただ高画質で出すだけでいいか? というところで悩んで。せっかくもう1回出せるのなら、前作をもう1度見直して、全体を通したときさらに物語の深みが出せるよう追加を決めた」と説明。橋本氏によれば、DVD版の発売の時点でデータが膨大となり「泣く泣く圧縮の比率を変えたりした部分がある(橋本氏)」といい、BDおよびPS3市場の開拓とともに、4年前にはできなかった高画質・高音質が生かせることを踏まえ、BD版のリリースを決めたという。1,000カットに及ぶ修正点について、野末氏は「前作で時間がなくてあきらめた部分や、ユーザーからの意見を取り入れた部分」と説明する。

 BD版には、特典点映像として野島氏が執筆した小説「On the Way to a Smile EPISODE DENZEL FINAL FANTASY VII」がオリジナルアニメーションとして収録される。感想をきかれた野島氏は「単純に、非常にうれしいです。まったく、こういうことは予想していなかった。楽しんでいただければと思います」とコメント。見所や気に入ったシーンについてきかれると、野村氏は「通して見たときに“シーンとシーンの間”を非常に重要視して作った。前回はシーンとシーンを切り出したところにこだわったんですが、今回は一通りの流れという感じ。気に入ったシーンとしては、今回『子供たち』をより重要視して描いています。主人公クラウドと子供たちが触れ合うシーンが、やはり1番」という。オリジナル版を見た人も、今回が初めてという人も、要注目の作品といえそうだ。

「FINAL FANTASY VII」が動作中のPSPを片手に説明する北瀬佳範氏

 なお、本日よりPlayStaton Network内のPlayStation Storeにて「FINAL FANTASY VII」ゲームアーカイブスの配信が開始された。価格は1,500円で、コンテンツ容量は1,715MB(約1.8GB)で、インストール後もセーブデータ用に約1MBの空き容量が必要。「スクウェア・エニックス メンバーズ」のポイント対象商品で、ポイントの付与は5月以降を予定しているという。

 橋本氏は「『ADVENT CHILDREN』の原点。私どもも、まさにここから3Dの技術が始まった」とコメント。会場では、PSPにインストールされた実機を持った北瀬氏が登場し「アーカイブスはPS3でもできますが、PSPで持ち運び、手のひらのなかで遊べる。PSPのアナログコントローラーにも対応。オリジナルには3枚のゲームディスクと1枚の特典ディスクが入っていたが(物理的に)ディスクを入れ替える必要もない」とアピール。もしオリジナルを知らない人がいたら、BD「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」リリース前にゲームアーカイブス版をプレイして、作品や世界観に対する理解を、より深めておくといいかもしれない。


橋本真司氏 野末武志氏 野島一成氏
北瀬佳範氏 野村哲也氏

【銀座ソニービル内展示】
BD版の発売を記念して、銀座ソニービル内1F〜4Fではさまざまな展示企画が行なわれている。クラウドの大きなパネル、巨大な剣、バイクの模型などは特に注目の的

「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」
【スクリーンショット】

(C)2005,2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA


2009410日)

[Reported by 豊臣孝和]



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