アラリオ株式会社は、Windows用オンライン潜入アクションFPS「クロスファイア」において、新モード「パンデミックモード」などを追加するアップデートを5月28日に実施した。

　今回のアップデートでは、「パンデミックモード」のほか、2種のパンデミックモード専用マップや2種のメイン武器を実装。さらに、単品よりも3～4割安価なセットアイテムとして「アサルトパック」（800円/7日間、1,800円/30日間）、「スナイパーパック」（720円/7日間、1,500円/30日間）、「スペシャルパック」（1,000円/7日間、2,600円/30日間）が追加された。

　「パンデミックモード」は、ゲーム開始後1人のプレーヤーがランダムでマスターゴーストに変身し、残りのプレーヤー（傭兵）と「鬼ごっこ」を展開するモード。マスターゴーストは傭兵を攻撃して感染させゴースト（仲間）にすることを目的とし、傭兵は感染させられないようにマップ内を逃げ回りつつゴーストの撃破も目指す。

　マスターゴーストのHPは、参加人数によって3,000～6,000の間で変化。通常（100）よりもかなり高く設定されている。そのうえマスターゴーストの攻撃は、1ヒットするだけで傭兵をゴーストへと変化させる。ゴーストとなった傭兵は、それまでとは立場が逆転し、傭兵を感染させる側に回る。感染させられたゴーストのHPは、感染させたゴーストのHPの半分に設定される。

　このモードでは、制限時間内にすべての傭兵を感染させるとマスターゴーストの勝利、すべてのゴーストを倒すか、タイムアップ時に1人でも生き残っていると傭兵の勝利となる。

ゴーストの攻撃を1回受けると感染する。距離を詰められたら逃れることは難しいだろう

　また「パンデミックモード」の実装に合わせ、四方を海に囲まれた人工都市「リノ」に存在する「13th Zone」と、チームマッチ専用マップ「Port」がパンデミックモード専用にアレンジされた「Port（港）」の2つのマップが新たに実装される。

【13th Zone】
治外法権である「リノ」において、政府も手を付けられないほど腐敗した場所。この区域を徘徊するゴーストナノマシンの実験体を破壊するために、ブラックリストはグローバルリスクに協力を要請する

【Port（港）】
チームマッチ専用のマップ「Port」が、ゴーストと傭兵の戦いが展開されるパンデミックモードの不気味な雰囲気に合わせてアレンジされたマップ

　なお、パンデミックモードの実装を記念したイベント「WebMoneyプレゼンツ『パンデミックモードを体験しよう！』」と「ドスパラタイアップ『パンデミックモード襲来！』」が、5月28日より順次実施される。

　「WebMoneyプレゼンツ『パンデミックモードを体験しよう！』」は、期間中にWebMoneyでリオコインをチャージした人全員に、アイテム「スワット君（7日間）」がプレゼントされる。さらにWebMoneyでリオコインをチャージし、かつ「クロスファイア」で3,000円以上のアイテムを購入した人の中から抽選で5名にWebMoney10,000円分が、100名にWebMoney500円分が贈呈される。実施期間は5月28日から6月25日まで。

　「ドスパラタイアップ『パンデミックモード襲来！』」は、期間中、パンデミックモードをプレイした人全員に、新武器「M4Silencer Camo（3日）」がプレゼントされる。さらに、不定期に登場するGM「クロス」と一緒にパンデミックモードをプレイした人の中から抽選で1名にハイスペックPCが、2名にミドルスペックPCが贈呈される。実施期間は5月28日から6月11日まで。

　追加された新武器は、「QBZ95」と「PSG-1 Red Dragon」の2種。「QBZ95」は、中国北方工業公司（ノリンコ）が開発したアサルトライフルで、中国国内用と位置付けられている。5.8mm×42という独特の口径が採用されている。販売価格は49,000GP。

　「PSG-1 Red Dragon」は、独ヘッケラー&コッホ社が対テロ特殊部隊向けに開発したセミオートマチックの狙撃銃。通常のPSG-1よりも装弾数の多い特別仕様となっている。「RedDragonガチャ」で販売される。

【QBZ95】

【PSG-1 Red Dragon】

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