日本ファルコム、PSP「YsI&II Chronicles」
冒険の拠点「城塞都市ミネア」と最新スクリーンショットを紹介
日本ファルコム株式会社は、7月16日発売予定のPSP用アクションRPG「YsI&II Chronicles(イース1&2クロニクルズ)」のキャラクターイラストと最新スクリーンショットを公開した。
「イース1&2クロニクルズ」は、初代「イース」と第2作目「イース2」をリメイクした作品。2001年にWindows用ソフトとして発売された「イースI・II完全版」をベースに制作されており、PSP版用に新たに描き下ろされたグラフィックスや、新たに録音したBGMなども収録される。発売予定日は7月16日。価格は5,040円。
今回紹介するのは、主人公アドルの冒険の拠点となる町「城塞都市ミネア」。この町で情報を集め、装備を整えて冒険に挑むことになる。
■ 城壁都市ミネア
エステリア最大の都市。町全体を囲む強固な城壁のおかげで、魔物が出没するようになった現在でも、この町にいる限り魔物に脅えることはない。病院、武器屋、防具屋、取引所など、冒険に必須となる各施設も整っている。
近年のラスティン鉱山の盛況ぶりにより、大陸からの労働者も急激に増え、鉱山までの中継地として発展してきたが、魔物の出現以降、鉱山は廃坑となり、職を失った坑夫やその家族たちも多く移り住んできている。そのために町では見知らぬ人同士がすれ違うようになり、これまでの知り合いだけで形成されていた生活様式から大きな変化が生まれつつある。
このミネアの町には、魔物に怯えて酒場に入り浸る男、悪徳な商売で金儲けを企む商人、古代王国イースの鍵を握る占い師など、個性豊かな人々が暮らしている。
ミネアの城壁のイメージイラスト | ミネアにある武器屋のイメージイラスト |
■ 占い師サラ
神秘的な雰囲気を持つミネアの占い師。不吉な予言を伝え、エステリアの人々に警告を促してきた。エステリアに魔物が出現し予言が現実となった今、「魔」と立ち向かうことのできる剣士が目の前に現われることを予感している。
■ ミネアの酒場
酒場には強面の客が常に出入りしている。彼らのほとんどは廃坑になった鉱山の坑夫くずれや貿易に失敗した商人で、もともとエステリアで生まれた者は少ない。客たちは皆、怖い顔に似合わず話好きのようで、アドルに様々な情報を提供してくれるだろう。
■ リサ
ミネアのクラーゼ病院に勤めている看護婦。病院を訪れれば、長旅に必須となる薬草を調合してもらうことができるだろう。いつも笑顔を振りまきながら応対をする彼女の姿は、坑夫や男商人の多いミネアの町にとって1つの癒し的存在なのかもしれない。
■ 武器の店ロゼッティ
町の南側に武器屋を構えるロゼッティ。武器に関する知識で彼の右に出る者はおらず、取り扱う品物に関して様々なアドバイスをしてくれる。冒険に旅出つ際は、まず、彼の店で武器の相談をするべきだろう。
■ 防具の店ディオス
武器の店ロゼッティの隣で防具の店を経営するディオス。若いながらも1人で店を切り盛りしているようだ。売られている防具はどれも高額だが、魔物の脅威に晒されているエステリアの現状を考えれば仕方がないのかもしれない。
■ ピムの交換所
町の北側で交換所を経営するピム。交換所とは名ばかりで、泥棒市に近い商売を行なっているようだ。店内にはどこで手に入れたのか見当もつかない怪しげな小物が並んでおり、店主のピムも油断のならない小悪党といった風貌。町中の評判も良くはない。定かではないが、町人の持ち物でさえ商品として売り出しているのかもしれない。
【スクリーンショット】 | |
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(2009年 5月 8日)